イメージファイルを作る
前回の記事ではパソコンの移行を行う時のひととおりの流れを説明しました。
今回はその中の第一ステップである
「イメージファイルを作る」
を説明します。
イメージファイルを作るってどういうことかと言うと、バラバラになっているファイルを1つのファイルにまとめてしまうことです。
パソコンに保存されているファイルには
・普段見えていないファイル
・フォルダ
・Windowsで使用するファイル
・作成したデータ
などが沢山あると思いますが、これを1つにするということです。
但し、この前に必要なソフトウェア(アプリケーション)やプリンタなどのドライバソフト、ウィルス対策ソフトなどをインストールしておく必要があります。
私が会社で基本ソフトとしてインストールしているのは次のようなものがあります。
・OS(Windows10)
・Windows Update(最新にしておく)
・Office Standard 2016(ボリュームライセンス版)
・ウィルスバスターコーポレートエディション
・CADソフト
・Docuworks(FujiXEROX製)
・複合機(コピー機)のデバイスドライバ
・複合機(コピー機)のスキャナドライバ
・beat アクセス(FujiXEROX製)リモートアクセスソフト
これに設定を一部入れておきます。
・コントロール パネル\ネットワークとインターネット\ネットワーク接続\イーサーネットの中に、WINSの設定をします。(これはその会社の環境によります、当社はWINSサーバを立てているのでこうしています)場合によっては hosts ファイルを書きます。
おおよそここまで行った所で、イメージファイルを作ります。
なぜこういうことをするか?って・・・
一度、こういう作業をやられた人ならわかると思いますが、上にあげたソフトをインストールするだけで結構な時間を費やすためです。
うちの場合、CADソフトをインストールするだけで30分、しかもその場から離れられないし・・
WindowsUpdateも時々、操作を要求してきますよね。
こんなのにいちいち付き合っていたら
時間が何時間あっても足りません。時間のムダ
なので、一番使いそうなソフトウェア構成を作って、イメージファイルとしてまとめるのです。
そして、パソコンを作りこむ時にはまずこのイメージファイルを戻すのです。要は
金太郎飴
をいくつも作る要領と同じなのです。
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