「『好き』を言葉にしたい」……! 「感想力」を上げたいあなたへ
はじめに
インターネットの海には、心打たれるすばらしい作品がそれはもうごろごろ転がっていますよね。一次創作も二次創作も、こんな傑作がこの世に存在するなんて……!と打ち震えることは数知れません。
この感動を作者さんに伝えたい、でもうまく言えない……! そんな歯がゆさを感じたことのあるひとはたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
そこでこの記事では、「感想力」の上げ方、もといよりよい感想の書き方を私なりに考えてみました。みなさんのお役に立てたら幸いです。
この記事を書いている私、むにゃぐは作品の感想を書くのが大好きで、匿名フォームを見つけるやいなやばんばん感想を突っ込むタイプの妖怪です。好きが高じて、有償の感想屋さんまではじめてしまいました。
また、二次創作小説をちびちび書いているおたくでもあります。書き手としては「○○読みました!最高です!」のひとことだけでもう十分だよ〜! ありがとね〜!! kiss……と思っているのですが、それではさすがに身も蓋もないので、もう少し具体的なお話をしたいと思います。
①本文から引用する
これがいちばん手っ取り早く、かつ「刺さる」感想を書く方法なのではないかと思っています。
「『○○』という表現がすてきです」「『〜〜』という一文が心に残りました」というように、ここ好き!と思った部分をそのまま引用してしまうのです。小説なら一文をそのまま抜き出す、漫画なら○ページのこのコマがいい、というふうに、とにかく具体的であればあるほどよいと思います。
「作品を読んで感じたこと、考えたこと」ということを書くことだけが感想ではありません。特に、ファンレターに近しいものであるならば、「ここ好き!」が伝わればもうこっちのものです。
どこに着目するかは読み手それぞれで、書き手からしたら「そこが良いの?!」と驚くことも多々あります。あなたが良い、と思ったこと自体に、既にオリジナリティがあるのです。ぜひ自信を持って書いてみてください。
②その人固有の要素をほめる
これはどういうことかというと、「絵柄」「文体」など、他には代え難い部分をほめるということです。あなたが好きだ!と思った作品の中には、オンリーワンの魅力がかならずあると思います。その最たるものがそれらの要素です。「あなたの文章が好きです」と言われてしまった日にはもう、ときめきが止まらないこと間違いありません。
オンリーワンの部分をほめる、ということは作者さん自身をほめるということとほぼ同じことだと思います。ある意味「逃げ場を与えない」ほめ方なので、「どうせほかの作家さんにも同じこと言ってるんでしょ」とは思わせないはずです。おためしあれ。
③どんな気持ちになったのか素直に書く
それがいちばん難しいんだよ!と突っ込まれそうですが、やはりこれに尽きると思います。①や②の方法よりはやや難易度が高いかもしれませんが、コツをお伝えします。
まず、「素直に」というところが最も重要です。うまい感想を書こうとしなくていいんです。まったくもってそんな必要はありません。なんだかよくわからないけどすごく好き!と思ったならば、「なんだかよくわからないけどすごく好きです」と心の声をそのまま書いてみてください。がんばって伝えようとするあまり、はじめに出てきた言葉が失われてしまうのはほんとうにもったいないことです。
また、「ぐわーっときた」「キュンキュンした」など、オノマトペを使うと、あなたの素直な気持ちが伝えやすいのではないかと思います。少し恥ずかしいかもしれませんが、たくさんのオノマトペを使ってみてください。きっとあなたのときめきは伝わるはずです。
それから、「いつも同じような感想になってしまう……」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。結論から言うとマジで大丈夫です。むしろ太鼓判を押されている気持ちになります。それに、①の「本文から引用する」テクニックを使えば、まったく同じ感想になることはないはずです。
この世にひとつとして同じ作品がないように、感想もまた同じものはありません。仮に、同じ言葉だったとしても、言及している作品が違うならもうそれは別物です。「しつこいと思われないかな」なんて心配はしなくて大丈夫です。しつこすぎるくらいでちょうどいいと思います。素直に、自信を持って、感想を送ってみてください。
失敬! 宣伝の時間だ
はじめにちらっとお話ししたとおり、私は有償の感想屋さんをやっています。感想をいただけることってなかなかレアですよね(この記事が大バズりして一億総感想書くマンになれば廃業するかもしれませんけれど)。
そこで対価を払って感想を得られる場所がある!!SKIMAとココナラだ!!! というわけで、このふたつのサービスで感想を書きます。
11月末まではSKIMAで半額キャンペーンをおこなっておりますので、そちらがおすすめです。
まだまだ駆け出しの身でありますゆえ、実績を積みたい!という次第であります。なにとぞよろしくお願いいたします。
また、通話で作品制作のサポートをおこなうサービスも開始しています(こちらはSKIMAのみです)。ありそうでなかった、変わり種のサービスになります。ネタ出しのお手伝いなどをさせていただきます。ご利用していただいた方にはご好評いただいております、気になった方はぜひチェックしてみてください❣️
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