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【満員御礼!】MFT2024展示レポート&参加者のリアルな声3選
30年プログラマーのムンペイです。
2024年9月21日、22日に東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2024」に、Code & Magic(コードアンドマジック)を出展してきました!
MFT2024の展示では、チュートリアル的な2つのステージを使ったプログラミング&ゲーム体験と、魔導書の無償配布を行いました。
2日間のイベント期間中、小中学生を中心に、幼稚園児から大人まで幅広い年代の約100人の方々にサービスを体験していただき、大盛況のうちに終えることができました。
参加者からたくさんの感想やフィードバックをいただきました。その中から特に印象的だった3つの声をご紹介します。
紙とウェブのプログラミング教材 Code & Magic とは
Code & Magicは、小学生から高校生までのプログラミング初学者に向けた学習教材です。
魔法の世界「エンコーディア」を舞台に、隠された魔導書(ソースコード)を探し出し、ウェブブラウザ内のエディタにその呪文をそっくり打ち込むと、パソコン上で魔法が発動!ゲームやアートを楽しみながら、プログラミングを学ぶことができます。
Code & Magicを作ったきっかけはこちらの記事もどうぞ。
1. ゲーム仕立てで、子供のモチベアップ!
「ゲーム仕立てなので目的をもって取り組みやすい」
「他の教材はまず興味を持ってもらうのが難しいが、これなら子供のモチベーションを高められそう」
体験いただいた方の多くは子供たちで、ひたすら完成したゲームで遊んだり、スコアの点数や動作速度など小さな改造をしてみる方も多くいらっしゃいました。中には小学生ながらテキスト(魔導書)にないリスタート機能やメッセージ表示を追加実装するかなりの強者もいらっしゃいました。
そんな中、親の皆様からはCode & Magicが「ゲーム」や「魔法」をテーマにしていることで、多くの子供たちが興味を持ってプログラミングに取り組むきっかけを作れるという声をいただきました。
すでにプログラミング教室に通わせているケースや、プログラミング教室の講師の方も何人かコメントをくださいましたが、なぜこれを学ばなければいけないのかというモチベーション維持が一番難しいと仰っていました。
Code & Magic は、学びというよりも楽しみにフォーカスを当てています。初めは何か強い目的を持っていないケースも多いので、楽しみながら学べることで初学者にとっての最初のハードルを下げられるのは嬉しいポイントです。
2. 開発環境の手軽さとコスパの良さ
「(ブラウザだけで良いので)開発環境が整っていていい」
「プログラミング教室は高額なので兄弟では厳しいが、子供の可能性はできるだけ広げてやりたい」
Code & Magicはウェブブラウザだけで動作するため、特別な開発環境を準備する必要がありません。この手軽さが、多くの方に好評でした。
自宅で子供にプログラミングを学ばせようとしたあるお父様は、プログラミング環境のインストールだけでも多くのことを知らなければならず苦労したと仰っていました。また、プログラムの保存のため、フォルダ、ファイルなどの概念を先に覚えなければならない点も初学者には厳しいでしょう。
Code & Magicは、ブラウザ上のエディタで完結します。プログラムの保存も全自動なので、フォルダ、ファイルの概念を覚える必要はありません。
(もちろん、上級になってくればそれらの概念を学ぶステージが登場します!)
また、子供の可能性を広げるためにできることはすべてしたいが、プログラミング教室に通わせるコストの高さが課題だと仰っているお母様もいらっしゃいました。評判のプログラミング教室だと月額数万円となるケースもあるそうで、上の子が通っているが、下の子もとなるとキツイ、という声も聞きました。
Code & Magic は少額から始められますので、新たな選択肢としてアリだという声をいただきました。
3. テキストプログラミングへのステップアップに良さそう
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「Scratchは結構できるようになったので、次を探していた」
「写経というのが斬新!」
Scratchなどのビジュアルプログラミングから次のステップに移りたいと考えている方々からも高い評価をいただきました。
ひきつづきゲーム開発を題材としてテキストプログラミングにステップアップしようとした場合、Unityあたりが選択肢になりますが、上の開発環境に関するコメントにもあったようにインストール作業やOSの概念の理解が必要になるのと、一気にできることが増えれば学ぶ必要のあることも同じだけ増えて怯んでしまったという声がありました。
Code & Magic は、一生使える人気No.1言語の Python によるテキストプログラミングでありながら、Pyxel というレトロゲームライブラリを採用していてOSの概念の学びや複雑なコーディングをしなくてもよい仕掛けにしています。Unityに進む前に挟むステップとしても良いですよ。
Pyxelについてはこちらの記事にも書きました。
また「写経」という学習方法も、私と同じ世代の親御さんからはかつての体験を思い出して共感を得られる一方、若い世代の方々からはプログラムというデジタルなものが紙というアナログなものに表現されているのが斬新!という声もいただき、なるほどと思いました。
総じて、Code & Magicの「魔導書を写経して魔法を発動させる」というアプローチが、テキストプログラミングへの自然なステップアップとして機能していると感じました。
手ごたえあり!やってよかった!
今回のMaker Faire Tokyo 2024での展示を通じて、多くの方にCode & Magicの魅力をお伝えすることができたと感じています。
ゲームのようなワクワク感を味わいながらプログラミングの基礎に触れることができるこの教材が、子供たちにとってプログラミングが好きになるきっかけとなれば嬉しいです。(大人の方も大歓迎です!親子でもどうぞ!)
いただいたフィードバックをもとに、より多くの子供たちの可能性を広げていけるようなサービスを目指していきます。
開発はどんどん進めています。今後のリリースでは新しいステージやコミュニティ機能の追加を予定していますが・・・詳しくはまたの機会に。メールマガジンでも発信していますので、よろしければサービスに無償サインアップください!
これにて御免!!
やってよかった!
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