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第3回ポケモンカード新人戦〜僕の考える最強の自主公認イベントにヌオーバレットを添えて〜

お久しぶりです、やさいです。去る8月12日(月)に第3回ポケモンカード新人戦にプレイヤーとして参加させていただきましが、感じることが多かったので以下にて書き殴らせていただきます。すでにタイトルが渋滞しておりますが、お時間あるなら最後までお付き合いくださいな。読みやすさは度外視。

1 プレイヤーとしての感想

使用デッキはレシリザリザテナ(レシゼク)です。いわゆる浮気者デッキです。

ドリームリーグ後の有象無象の中で、ダイゴ様の加護を受けて柔軟に戦っていけるリザテナがメインです。1週間は練習をしたかったので、1週間前に決めました。その次の日のババロコのジムバトルではプレイングガバガバでも3連勝できたので、詰めれば行けると確信しました。

当日の予選は4-2。負けた相手がどちらも5-1の方だったのでオポネントで15位、決勝Tに進出しました。

決勝では、デデチュウが後1ダブルブレイズで倒れていく姿を涙ながらに見ているしかありませんでした。

ということで、第3回ポケモンカード新人戦ベスト16にて終了。わーい。

ちなみに上述のババロコジムバトルで同様に3連勝していたうちの1人が、第3回新人戦優勝のあかいしろさんでした。

この事実からわかることは、嘘もつくし、滑ってるやつは優勝する素質がない、ということですね。

2 新米オーガナイザーとしての感想

さて、話の本題はここから。先日公認ジャッジの資格に受かっていた身としては、1つのイベントとしての新人戦のクオリティの高さに衝撃を受けっぱなしでした。とーまさんとのやりとりをあえてパクらせていただければ、「僕(やさい)の考える最強の自主公認イベント」だったわけです。

(1 )ジャッジ・お手伝い層の厚さ

ジャッジ含め参加者じゃない人多くない!?

128人規模の大会にでたことがなかったのですが、公認自主イベントでしょ?それなのにマスタージャッジまでいるの?力入れ過ぎじゃない??(僭越ながら褒めてます)

これだけいれば、問題が同時多発的に起こっても対応できるし、見回ってくれてる人がいるというだけでいつもと違う緊張感と、見てもらえてる安心感ありますよね。

しかも、今年合格した新米ジャッジの方との「タッグチーム」というのも流石でした。参加者としては経験あるジャッジの方に面倒見てもらいたい!一方で、今年受かったジャッジは何は無くとも現場で実働してみたい!という相容れない願望を見事に調和させるアイデア。新人戦の新人にはジャッジも含まれていたわけですよね、いやはや。

ジャッジの人もたくさんいるのにお手伝いの人もいたのがポイントだと思ってて、言っちゃあれですけどやはり大きなイベントをやるとどうしても雑務的な仕事を淡々とこなしてくださる方がいるといないのとでは運営の動きが全く異なるんですよね(自分の役割に専念することができる)。そういった方がちゃんといることが運営チームの人望の厚さの現れですわね。

(2) 配信卓と実況

僕が詳しくないからかもしれませんが、まず、リアルタイムで配信卓を設定できること自体すごいと思ってます。YouTube等を通してではよく見ておりますが、実際の現場からその風景を見ると実況に合わせてピックアップのカードを出す方の手際のよさやら予想外のカードがデッキから出てきたときの実況の方の反応やら解説やら、決して簡単ではないのだなという空気感を感じております。

実況解説の近くで僕自身が対戦をしていることが多かったのですが、実況が沸いているのがよく聞こえました。笑 みなさんさすが慣れているという感じでしたが、とりわけラウスさんという方の実況が本当に聞き取りやすくてお上手でした。し、何より超楽しそうでした。ただ対戦を垂れ流すだけではなく、実況という工程を加えることで、イベントとしてのクオリティが格段に上がるのだなと感じながらも、実際にその工程を加える作業は容易くなく、にもかかわらずしっかり成立させているのは喝采ものでした。

(3 )サイドイベントのコンテンツ力

実力ある&ポケカ界隈では有名な方々をゲストに招いたガンスリンガーバトル。最初は、多くの人がいる中でどうやってゲストと戦える仕組みにするのだろうと思っていたのですが、ゲストもガンスリンガーな訳ですね。笑 ゲストに勝てばポイントを多くもらえるという点も、有名人と戦えてよかったで終わりそうなところしっかり結果にコミットしてる感じがして上手いなぁと思っておりました。

新人戦という名に相応しく、センパイの胸を借りる的な感じがコンセプトとマッチしてて素敵でした。ちなみに僕は疲れ切って参加してません。

(4)総じて

個別にあげるとキリがありませんが、総じて一切グダることなくイベントが進んでいったのが何よりも凄かったです。これだけたくさんの登場人物がいながら、スケジュール通りに工程を進めることってむちゃくちゃ高い次元の管理能力・管理体制が備わってないと無理ですからね。

あと、参加費1000円に対して2パック参加賞+上位とガンスリンガーでの景品は提供商品である点も、バックオフィスにリスク管理部あるなぁと感じ、流石の新人戦と思いましたね。

…褒めすぎですか?笑

3 「楽しいイベント」とは?

僭越ながら先日イベントを主催させていただきました。好評をいただき、ありがたいことに楽しいというお声をたくさんいただきました。ただ、自分の中では自分で開いておきながら、「何が楽しかったのだろう?」と自答しておりました。ここがクリアにならない限り、なんとなく楽しいと言われたイベントを続け、なんとなく人が減っていくことになるのだろうという危機意識からです。

ただ、そんな思いも今回の新人戦を生で体験させていただいて、少しクリアになりました。

新人戦をして気づいたのは、ポケモンカードの対戦、それ自体がもうすでに完成されたコンテンツであり楽しいということ。なので原則的にはイベントそれ自体に楽しさは求められていないということです。

では、その中で、イベントの役割は何かということになろうかと思いますが、私が考えるイベントの位置付けは、参加者に対して、一切の疑念や不信感なく、高揚感を持ってポケモンカードで対戦できる空間を提供することなのかな、と今は考えています。

一切の疑念や不信感なくというのがポイントで、逆にこれがあると、参加者にとってのプチストレスになって募って行きます。重なれば重なるほどイベント後の後味は悪くなり、楽しいはずのポケカの記憶もそのせいでファラウェイし兼ねません。なので、イベントを企画するにもまずはここら辺の足場を固めないことには骨抜きの建造物を建ててるだけなのだろうな、と。

それを大前提に参加者に「ハレ」としての空間を提供できれば、ポケカの楽しさは増すものかと思ってます。「ハレ」、すなわちいつもの対戦とは違う特別な雰囲気であることが参加者を盛り上げます。そこを目指し、達成して「楽しい」ポケモンカードのイベントになるのかなと考えております。そしてその高揚感の演出こそが各イベントごとのオリジナリティーの出しどころです。

まぁ要はアイデアだけ先行したって成り立たないよっていうことをまどろっこしく言っただけで、僕の考えてるポケモンカードイベント像ですので、当然ながら色々なものがあっていいはずなので、一考え方です。

4 余談 新人戦ベスト4の謎のヌオーバレットについて

学習装置4積みのヌオーバレットで配信宅を沸かせた総合4位のしまだやさん。実はファミポケから始めて、ポケカの日やFUNの交流会などで楽しければいいやくらいでエンジョイしていたガチモンの新人です。

というのも、実はこの方、私が先日開催したイベントに参加してくださった方なのです!ちょうどその日の日付変更線を越えたタイミングで新人戦の応募が始まり、「せっかくだから新人戦出ましょう!」と誘ってエントリーし、新人戦前日も一緒に調整しておりました。カメポチャは負け筋になりそうなので抜きましょうと言いました。ついでに言うと冒険のカバンも1枚でよくないですかと言いましたが、そこは頑固に2枚積みでした笑

会社の飲み会に(嫌々?)出席した後に遅れてイベントに来て、かなり出来上がった状態で(酒的にね)僕と対戦をしました。今回新人戦で使用した原点ともいうべきデッキを握っていたのですが、もうグジャグジャで、カメポチャとゲッコウガとパルキアがケンカしておりました。笑 とりあえず「慣れないうちはポケモン絞ってドローソース増やしましょう!」とありていなアドバイスをさせていただいたのを覚えております。

そんな人が1ヶ月後の新人戦でダークホース的なデッキで4位まで登りつめちゃうわけです。出場が決まってからはジムバトルで人知れず武者修行していたようです。結局僕も予選で負けてます。途中で計算できなくなんだよあのハイドロポンプよお!笑

はっきり言って、新人戦における新人の定義はCSPが0な人というだけで、実際参加された方の半分くらいは結構な期間カドショや身内でポケカしてた新人という名の初心者では決してない人だと思うんです。僕もそうですし。

でも、しまだやさんのように、比較的歴の浅い新人も参加してokだし、運営チーム的にはおそらくそんな人も大歓迎だったわけで。しかも、何かが上手く噛み合って結果を残せるかもしれないわけです。その意味で新人戦は本当に夢のある、そして次へとつながるモチベーションを産む、素敵なステキなイベントだったと思います。

本人がこれを書くことを望んだわけでもないし、むしろ嫌がりそうなのですが、この事実は何かに記したいと思い代筆する次第です。

普段はもっとかっちりした文章を書いてるんですが、基本的には右脳反射で生きているので思いつくまま書くとこうなります。読みづらい文章、最後までお付き合いいただきありがとうございした。

改めて第3回ポケモンカード新人戦に関わられた方々、ありがとうございました&お疲れ様でした!またどこかで!

やさい

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