絵合わせ

最近プログリットに強制入学させられ日々英語に追われている。これだけ英語に触れさせらる機会はなかったと思いありがたく週に一度のコンサルを受けている。ただ、こんな生活を送っていると、日本語の文献を読む機会が著しく減る。その前にたくさん勉強していたかというといささか疑問ではあるが、それでも「知識は母国語を超えない」と本気で思っているので、英語それ自体の勉強は、知識が増えている感じがしない。

まぁそんなことはなんだっていいのだが。

くろぶさんがこんなこと言っていた。確かにそんな話あったようでなかったような気もする。

絵合わせって何よって話。

カード合わせ(絵合わせ)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/faq/card#q5

消費者庁にカード合わせについて徹底的に解説したページがあるのでこれを読めば良い。QED。

景表法それ自体ではなく、なんとも読みづらい懸賞景品制限告示の内容を中心としたまとめなので、かなり読みやすくなっている。

ただ、紹介するだけも芸がないのでかいつまんでみる。

「カード合わせ」とは、2以上の種類の文字、絵、符号等を表示した符票のうち、異なる種類の符票の特定の組合せを提示させる方法を用いた懸賞による景品類の提供のことをいいます

インターネット上の取引と「カード合わせ」に関するQ&A Q5



例えば、事業者が菓子のパッケージの中に絵柄の異なる任意のカードを1枚入れた上で消費者からはどの絵柄のカードが入っているかが分からない状態で販売したり、複数の形状の商品を用意した上で商品のパッケージ中にどの形状の商品が入っているのかが分からない状態で販売したりして、それら異なる絵柄のカードや異なる形状の商品のうち特定の2以上の異なる絵柄のカード又は異なる形状の商品をそろえた消費者に対して景品を提供するような場合がこれに当たります。

なお、こうした方法は、「カード合わせ」のほか、「絵合わせ」、「字合わせ」などとも呼ばれることがあります。

付票は、まぁ、イラストとかが書いてある、札みたいな。昔の言葉はやうわからんですたい。

消費者庁の説明でも結構わかやすいと思うが、それでもわからん人のためにポケモンカードで説明すると、例えば、超電ブレイカーを買った人向けに、ピカチュウexのSARとピカチュウexのURを当たった人に、お店でその2枚を提示したらピカチュウexのアルティメットレアがあたる、みたいなキャンペーンを打つこと、とかになるかしら。

このカード合わせは景表法との関係で全面禁止となっている。

なんでダメかは消費者庁のページに行けば良いが、確率に対する思考がバグって正常な購買行為ができないからっぽい。

コンプガチャ

かつて、この方法を用いたガチャを使ったゲームがあった。「ドッドッドリランド〜」でお馴染みの(?)ドリランドなわけである。TOKIOのcm懐かしぃ〜

平成23年頃から、オンラインゲームにおいて、有料ガチャによって絵柄の付いたアイテム等を販売し、異なる絵柄の特定の組合せを集めた利用者に対し、特別のアイテム等を提供するという行為(期間限定のイベントなどとして行われ、一般に「コンプガチャ」と呼ばれていました。)が行われており、かかる「コンプガチャ」について、景品規制を及ぼし得るかが問題となりました。

インターネット上の取引と「カード合わせ」に関するQ&A Q9


これだけ見ると、カード合わせそのものじゃんってなるんですが、実際の現物の取引とインターネット上の取引は別物なんですよね。なので、現物の取引に適用されるカード合わせ全面禁止がインターネット取引にまで適用されるか定かではなかった。付票は紙じゃなきゃあかんやろ!とか。かんですが、まぁこれもダメだよねと。

この点に関して、消費者庁は、平成24年5月18日、「カード合わせの考え方」を公表し、その中で、懸賞景品制限告示で禁止されている行為について、インターネット上の取引の分野でも従来の取引の分野と同様に禁止されるとの解釈を明確にし、オンラインゲームにおいて行われていた「コンプガチャ」について、「カード合わせ」に当たり得るとしました。

インターネット上の取引と「カード合わせ」に関するQ&A Q9

こうしてコンプガチャは消費者庁の目に触れてなくなってしまったとさ。

進化システムが絵合わせにあたる?

ptcgoは、どこが正式な版元だったかよく知らないが、海外Apple Storeからしかダウンロードできないため、景表法が適用されることはなかった。

日本で、例えば株ポケがptcgoライクなゲームをリリースした場合、アプリ内でパックを購入させた場合に、進化システムが絵あわせに当たると実しやかにささやかれていた。

ここまで読んだならだいたいわかると思うが、少なくとも消費者庁が禁止しているカード合わせには当たらない。

確かにランダムでパックを開封する儀式は存在しはするものの、進化ラインをそれで揃える以外になかった記憶である。つまり、全てパックから出せという話でしかない。

カード合わせの問題とするならば、例えばヒトカゲとリザードをパックから出させた人間に、リザードンexのカードをプレゼントする、とかならカード合わせの問題が生じそうである。が、少なくともptcgoはそのようなシステムはなかった。

昨今リリースされたポケポケも特に上記のようなカード合わせの仕組みは取られていないと認識している。

駄文終わり。

そろそろ、コンプラゼミの日程出せると思います。

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