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管理職試験に落とされ続けると家族が大変になる その2

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朝と夕方にチェックしているので、一人か二人が見てくれているようです。ありがとうございます。

さて、昨日の続きですが、和歌山県教育委員会への不満をここで吐き出していこうと思います!

「管理職試験に落ち続けることで家庭が混乱していく様子」シリーズの第2回目です。

年老いた母の涙に返す言葉がない

昨日は、我が子が変わっていく様子をお伝えしました。我が子の担任たちの言葉に対して、子どもたちは私へのリスペクトを感じていたのかもしれません。だからこそ、父としての信頼が余計に崩れていったのでしょう。

そして、80歳を超えた年老いた母も、私が管理職試験を受けていることを知っており、いつかは息子が校長になると思っていたようです。母の耳には、私の良い噂しか届いていなかったのだと思います。しかし、何年も試験に落ち続けたことで、ついに母も電話で思いを漏らしました。

母:「今年はどうやった?」
私:「うん、残念だけど、今年もダメだった。」
母:「なんでやろう。」
私:「まあ、自分に力がないのか、和歌山県のやり方に合わんのか。」
母:「あの時のことを思い出すと腹立つけど…。」
私:「仕方ない。過ぎたことはどうにもならん。」
母:「ほんまやね。私ももう少し早く力になってあげたらよかった。」
私:「ありがとう。でも、これで校長には絶対になれない年になった。」
母:「気を落としたらあかんで。人生まだまだやし、子どもたちもこれからやからね。」
母は涙声で私を励ましてくれました。

年老いた母に気を使わせ、慰められるとは…。

自分が不甲斐なくて悔しかったです。でも、結果はこれなので仕方がありません。息子や娘に親として頑張る姿を見せることで、何かを伝えたかったのに・・・、そして、母にも安心させてあげたかったのに・・・しかし結果として何もできなかった自分が情けない。

電話を切った後、胸が苦しくなりました。

嫁も苦しんでいたが、気を遣ってくれていた

実は、妻にも言われたことがあります。娘が私を慰めてくれたとき、妻も一緒に慰めながら言いました。

「実は、ママ友の会話で、4月になると何も言えなかったの。あの先生、教頭先生になったらしいよねって話が出るたびに、自分の家のことを聞かれたらどう答えようかと悩んでたんよ。」

そうか、妻にも気を遣わせていたのかと、申し訳ない気持ちになりました。

和歌山県教育委員会はそんなことはお構いなしで、私を落とし続けました。

しかし、実は納得がいかない採用基準があるのです。今後、そのことについても書いていくつもりです。また、管理職としての道を断たれたあの事件についても、改めて書いていきます。


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