#１ Let's 合コンで企業分析 【外資系編】

合コン大好き3人組アイラ、ミク、サラが良い男を探す旅を追った話である。

アイラ：25歳会社員。　顔◎、性格×、スタイル△
ミク：27歳フリーター。顔○、性格○、スタイル×
サラ：22歳学生。　　　顔△、性格◎、スタイル○

アイラ：今日は3:3の合コン！気合い入れていきましょう！

ミク：そうだねー。

サラ：ところで今日は誰がセッティングしたんですか？

ア：私だよ。外資系ITを3人も呼んだから楽しみにしといて(ﾆﾔ)

ミ・サ：やったあ〜！

サ：ここかー良い感じのところだね。入ろっか。

男全員：こんばんはー！

女全員：こんばんは！（みんなクール系で素敵、、）

男１：じゃあ早速乾杯しますか！

全員：カンパーイ！

ア：男ども自己紹介してー！

ミ：ちょっと、失礼でしょ。

男１：全然大丈夫ですよ。30歳、Googleに勤めています。

サ：Google！？凄すぎ…。

ア：ねっ言ったでしょ？

店員：（Googleだと！？平均年収1,535万円、ワークライフバランスも充実しているのあの最強企業…！事業内容としては世界最大の検索エンジンの他に、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ハードウェア、ソフトウェア関連の事業を行い、最近では日本企業『pring』を買収し、フィンテック事業に参入する予定らしい。）

サ：Googleってやっぱりお金が良い分、お仕事は大変なんですか？

G男：全然そんな事ないよ。休みだってあるし、残業なんてほとんどしたことない。ただ、結果を出さないといけないし発想力が必要だね。だから面接でもGoogleらしさが重視されるんだよね。

ミ：Googleらしさ？

G男：うん。愉快なことを楽しむ、曖昧さを楽しむ余裕がある、ある程度の謙虚さを備えているとかそういう感じのやつが何個かあるよ。

ミ：私は几帳面すぎて曖昧さを楽しめないから無理だな…。

サ：もっと良いところ教えてほしいです！

G男：全部好きだけど、給料は良いね。日本企業じゃ考えられないくらいの給料をもらえるよ。特にRSUって制度があるんだけど、これは譲渡制限株式ユニットって言って、簡単に言うと自社株を貰える制度のことね。このRSUのおかげで、ただの社員で億り人になった人もいるくらいだからね。

サ：ええすごいですね！本当だ！2016/08/08で$805.23だったのが、2021/08/06で$2,714.77まで上がってますもんね！5年間で337%も増えてるのすごすぎ…。

ア：逆に嫌なトコはないの？

G男：んー強いて言えば勤続年数が短いところかな。外資系だからやっぱりある程度スキルを上げたら自分で起業したり、転職する人が多いね。安定して働ける企業だけど、安定して働かないチャレンジャー気質な人がGoogleに限らず外資系には多いと感じるなー。

ア：えーそうなんだ。私チャレンジャー気質な人好き〜！

ミ：下心丸見えだぞ…。

サ：男２さんはどこですか？

男２：俺はAppleです。

店員：（Apple？！平均年収598万円、福利厚生も充実している時価総額No.1企業！iPhoneからAirPodsまで何から何までいつもお世話になっております！事業内容としてはデシタル家電製品、ソフトウェア、オンラインサービスなどを行い、最近では、iCloud上の児童虐待画像を検出して警察に通報する技術を展開すると発表したけどどうなるんだろう…。）

ア：えーすご！アイラ中学の時からずっとiPhone使ってるよ！

A男：ありがとうございます（笑）

サ：給料は良いんですか？

A男：そうですねー、新卒で入ったんですけど1年目から約500万円貰いました。年数重ねて役職付けば給料が上がる感じですかね。ネット検索してみると平均年収が若干低くなっているんですけど、契約社員とかアルバイトが多いからそうなってる感じです。ちなみにAppleもRSUがあるんで古くから働いてる人はガッポガッポですよ。

ミ：Appleも株価すごい上がってるもんね！2016/08/08で$27.09だったのが2021/08/06で$146.14って…5年間で5.39倍も上がってるの…凄い…。

A男：あとは社割があるんでそれが嬉しいですね。

サ：Apple製品の社割！羨ましい限り…！

ア：そろそろマイナスポイント頂戴！

A男：んー、マイナスなのかわからないですけど、iPhoneって日本だと10人に6人が使ってるくらい超人気なのに、意外と世界シェアは14%くらいしかないんですよね。SamsungとかXiaomiが強くなると怖いなーって感じてます。

ア：アイラ一生iPhone使う〜！

ミ：身体寄せすぎだよ…。

サ：男３さんも自己紹介してくださいよー！

男３：今28歳で、2年前に転職してNetflixで働いてるよ。

店員：（Netflix！？高給と噂されるが日本支社の実態はなかなかわからない企業だ…。最近ではスティーブン・スピルバーグと契約して話題になったけど、2021/Q2でゲーム事業にも参入すると表明したのはどういう意図なんだろう…。）

サ：えっ、ペーパーハウス大好き！

N男：ネイマールも出てたもんね。

サ：そうですー！超格好良くて好きなんですよね！実際にそういう有名人と会うことはあるんですか？

N男：部署によるなー。番組制作に携わってる人は関わる機会あると思うよ。

サ：わーネットフリックス入りたいな…。

N男：相当きついけど大丈夫？

ア：おっ？いきなりマイナスポイントから？

N男：んー、外資系はドライなところが多いけど、うちはドライと言うか、徹底的に実力主義でタスクが多い。会社として必要ないと感じられればすぐにクビになるから、普通の人はびっくりすると思う（笑）

ミ：大変そう…。

N男：本当に大変だよ。でもその分、最高の社員を雇って最高の給料を与えるっていう仕組みだからお金は良いよ。気になる人はNO RULESって本呼んでみ！結構詳細に書かれているから俺が説明するよりわかりやすいと思う。自分で言うのもあれだけど、ネットフリックスの人事戦略は世界で一番すごいと思うからね。

ア：自信もあってお金もある男最高！

ミ：だから…。

ア：じゃあ二次会行きますか！

全員：行こー！

こうして夜の街に消えたのであった。

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紹介した企業に興味を持っていただければ幸いです。
もっと企業について知りたい人は調べてみてください。

※平均年収はOpenWorkから引用しております。