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こどもに初めてプログラミングを教えた時の課題と、試した対策②

こんにちはー!
近所の子供達にプログラミングを教えています、
「codomoプログラミング」の高松です。

3年近くこども達にプログラミングを教えてきて、
うまくいかなかった方法や、
その改善なんかについて書いてみたいと思います。

前回の記事はこちら

●誰に向けた記事か?

私が行なっているのは、不定期に行う教室です。なので、
・毎回同じ生徒が来るわけではない
・毎日行なっているわけではない

などの方にはマッチするかなと思います。


【初期〜中期】 CoderDojoに教えを乞う

初期の方法はうまくいきませんでした。
なので、教えを乞う事にしました。

ネットなどを探してみると、子供たちにプログラミングを教えている方々がいました。

・しかも、本職のエンジニアの方々もたくさん!
・しかも全国約200箇所!!

・しかもほぼ無償で!!!

すごくないですか!!?

CoderDojoです

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僕はすぐ連絡し、CoderDojoで教え方を体験させていただきました。
なお、CoderDojoのやり方は教室ごとに違います
なのでこの記事は参考意見として読んでくださいね!

●体験させていただいた CoderDojoでの流れ

記憶を辿って書きますが、2つのDojoでは概ねこのような流れでした。

・それぞれの子供達に、今日やることを発表してもらう
 (決まってなかったらメンターと一緒に考える)
・2時間ほど、もくもくと制作する
 (悩みがあれば、すぐにメンターに質問できる)
・最後にプロジェクターを見ながら、それぞれみんなの作品を発表する

作るものはこども達の自由です。
ただ、1つCoderDojoには重要なルールというか、こども達が求められる、
ある姿勢があります。それは、

「主体的に学ぶ姿勢」

です。
要は「やりたいことは、自分で考える」姿勢が大切です。

「先生ー!ぼく何をやったらいいですか〜」はダメだよ

ってことです(笑)

【初期〜中期】 CoderDojoスタイルで教えてみる

初期の方法は僕にとってはダメでしたが、CoderDojoスタイルなら、いつ、何年生が来ても、継続できるイメージが湧きました。

Scratchの本や、micro:bitの本、micro:bitや、それに必要な道具などを買って、早速ためしました!

当時のお申し込みフォームがあったので、リンクを載せておきます。
(この自由に学ぶスタイルを僕の教室では「フリークラス」と呼んでます)

スクリーンショット 2020-01-25 10.20.01

●自由に学ぶスタイルが向く子

これは自分でCoderDojoを参考にした授業を自分でやってみた気づきは、
自由に学ぶスタイルが向いている子は、

・プログラミングを自ら学ぶ姿勢がある子
・プログラミングやってて「おもしろい!」と思える子


です。
CoderDojoに行っている子でイメージすると、

・家に帰ってもプログラミングやる子
・家ではやらないけれど、CoderDojoでは楽しく作れる子
・「またCoderDojo行きたい」という子

という感じになると思います。

●自由に学ぶスタイルがあまり向かない子、そして...

あまり向かない子は、向く子の逆だと思ってください。
で...あまり向かない子の方が多いです。
そして...そういうお子さんは、

・1回〜3回ほど来たのち、二度と来なくなる

二度とです。本当に。
直接お父さんお母さんさんにメールしても、
LINE@で「また戻って来てね」と通知しても、9割くらいのお子さんは二度と来なくなります。

一度CoderDojoのメンターの方に相談した時、同じことが起こるとおっしゃっていました。

要は「やめた」という意識になると二度と行かなくなりますよね。どんな習い事でも同じってことです。

●来なくなると、何が問題か?

これは問題ではないのかも知れなけれど、問題かも知れないと思ってます

何かと言うと、子供達が
「プログラミングってこんなもんなんだな、わかったわかった!」
という意識になってるんじゃないかという事です。

はっきり言って2〜3回やったくらいじゃ何もやってないに等しい
です。

僕の英語に対する原体験がこれに近くて、
中学1年の頃「なんだ、英語って簡単だな〜」と思って、でもつまんなくてやらなかったのですが、いつの間にか周りに追いつかなくなった経験があります。

これと同じこども達をたくさん生み出している可能性があるから問題かもしれないと思っています。



ちなみに補足しておくと、フリークラスはいまだにやっています
なぜなら、授業スタイルより、自由に学ぶ方が自分で考えるし、学びも多いからです。



また、商品やサービスを考える流れは、この自由に学ぶスタイルに近いです。つまり将来使える考え方だと思っています。
私はエンジニアですが、新規事業を開発する身でもあるため、体験をもってそう思います。

子供達のためには、こちらの
自由に学ぶスタイル、自ら学ぶスタイルを続けさせることが大切
だと思います。

何より、ものが完成した時、
子供達も、僕たち教える側も、
こっちの方が楽しいんですよね〜!

操作してる子も、見てる子も、めっちゃ楽しそうでしょ?

freeクラス

●自由に学ぶスタイルを継続させるには?

長くなりそうなので、詳細は次回にするとして、
今行き着いている一旦の結論(まだ模索中...ですが)を書き出すと、
自由に学ぶスタイルを継続学習させるには、

 ①子供達には、最低限必要な知識を先に学んでもらう
 ②作りたいものを思いつく仕組みをつくる
 ③お父さんやお母さんに「続けて行かせたい」と思わせる体験を作る
 ④フリークラスは継続的に学んだ子だけが受けられる「特典」にする

ということをして、今はうまく行っています。
詳しくは次回書かせていただきます!
それではまた〜

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