半径1mの幸せ
自我が芽生えた頃から今日まで、私が私をコントロールするために存在してきた何色かの色。
多分、私が前世フランス人だった時から受け継いでいる、私を彩る色達。
●まずは安心と信頼のブラック~グレー。
●母の影響で物心着いた時からマイカラーに認定していたパープル系全般。
●ニュートラルor爽やかな時はブルー
●ここ最近洋服から小物まで定番化してきているグレージュ。
●大好きな人とラブラブが最高潮に燃え上がってる時のピンク。
グレージュを含むモノトーン系カラーを定番として、他パープル、ブルー、ピンクこの3色のブームを繰り返しながら生きている。
そのブームはある日いきなり変わる。
あ!今ピンク!ピンクしか興味無い!となる。
そして、「そうか、今ラブラブだからピンクを身に付けたくなるんだな」と気付く。感情に直結している。
着ない時は全く着ないのに、スイッチが入るとやたら揃えたくなるから、所有物の中ではパープル系の次に多い。
また、その時々で熱中するピンクのトーンも微妙に違っていて、2024年9月現在のピンクはフランスでも人気のマゼンタ。
特にファッションやコスメの色味が全体的にトーンダウンする、これから秋~冬の季節は気分が元気になれる差し色に大活躍。
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マゼンタとは赤と青の中間に位置する色で、鮮やかで強い印象を与える赤紫色。Jaune(黄)、Cyan(青緑)と並ぶ色剤の三原色のひとつ、マゼンタ(Magenta)。
1859年に初めて開発された有機染料のフクシン(Fuchsine)の色で、鮮やかな赤紫。この年、フランス軍はイタリア北部のMagenta(マゼンタ)の町で、オーストリア軍と戦い勝利したため、これを記念してマジャンタの色名がついた。なお、この語は各国共通、同じ綴りとなっている。一般色名としてはローズ・フュクシャとして知られている。
※参考文献:
城一夫「フランスの伝統色」より。
フランスの文化が生んだ250色を色の名前と由来、それにまつわる写真で美しく綴っています。
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マゼンタは視覚的に非常に目を引く色でファッションやアートの分野でとても人気があり大好きな色。
他の色と組み合わせることで様々な印象を与える。
グレーやブルーグレー、ライトブルーや ラベンダーを合わせると、すっきりとした上品な印象のコーディネートに。
特に相性が良く気に入っている色のひとつは×グレーの組み合わせ。
強い印象を与えるマゼンタの鮮やかさを引き立てつつ、中和させて落ち着きを与えるからバランスの良いコーディネートになる。
明るい赤紫と中明度のグレーの関係は、彩度コントラストで対比的ではあるけど、穏やかなグレーに引きずられて、その対比が弱まるの。
シックでスタイリッシュなイメージになるから、私は無彩色の中ではグレーが1番しっくりくるかな。
白だと清潔感のある爽やかな雰囲気にはなるけど際立ち過ぎるし、高級感を演出できて格好良くキマる黒は少々重くなる感じ。
※勿論それは好みの問題もあるし、私がブルベ夏、且つ顔タイプが割と曲線多めのフェミニンだというせいもあると思う。
他に普段の服装で着回ししやすいカラーで言うと×ネイビー。
上品で洗練された雰囲気になるのが大好き。ちょっと知的に見える気さえする。
というわけで、誰得だけど今手元にあるマゼンタ系アイテムをピックアップしてみるよ。
そりゃ!
マゼンタって魅力的でしょう~?
なんとなく気持ちが明るくなるでしょう~?
鮮烈な色味なだけに、
「ちょっと派手だよ~~~(>_<)💦」
な方は、まずはアクセサリーとか面積の小さいアイテムから取り入れて、慣れたらバッグやワンピース…とステップアップしていきましょ。
ちょっと身につけるだけで機嫌が良くなる幸せそうな華やか色。