ゆるやかにオリる 406-20240229
競争から降りられないかと思っている。競争から降りて生きていくということは、つまり、競合がおらず、競合ができず、ただ協力関係のみが存在する、そういう状態を目指したいということである。
簡単に表現できてしまう割に、これは難しい。何かを創り始めた瞬間から、いや、生まれてすぐの瞬間から、僕たちが生きている世の中は競争しかない。資本主義が競争を加速させる。
麻雀でもオリるという戦略がある。戦略的撤退というやつだ。他家がリーチした際に、テンパイしていないなど自分のアガリが遠いときや手が弱いなどの理由で安全牌を切り続けてその場をしのぐやり方である。これは点数を競う麻雀では守りのセオリーとして存在している。
しかし、凡人である僕にとっては、会社で働くことから降りるというのは難しい。
会社は安心をくれるのだ。たいていの会社では何かやっていればお金が入ってくるし、会社が社会保険料を半分払ってくれるし、メリットが多い。
だが会社勤めをすることが、すなわち働くことではない。フリーランスになるという選択肢も現代社会ではありうる。
価値を創る、付加する、維持する、広める、教えるなど、得意なことは一人ひとり違う。だから世の中が成り立っているのに「会社員として労働に従事する」ことにこだわりすぎる、こだわらせすぎる社会だからこそ、歪みが生じ始めているのではないか。
ゆるやかにオリるという戦略も、ありうる気がする。
的なことを、2023年1月7日に書いていたので、今日はそれで許してください。疲れたので。もしかしたらカブってるかも。まあいいけど。
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