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パラとバラ 389-20240212

社会の人たちを観察していると面白いことに気づくことがあります。

皆さんは「パラで」という言葉をご存知でしょうか?使い方としては、パラで進める、パラで行く、パラで動く、みたいな感じだと思います。正確な情報はいつもながらよく知りません。

この言葉は、おそらく「パラレル」parallelつまり並行ということなんだと思っています。同時進行とか、同時に同じ目的地に向かうけど別行動、とかそういう時に聞くような気がします。

日本語の語感的にいうと、「パラパラ」っぽいので、散る的なイメージにも思えてしまいます。それでも通じそうになるのが日本語の面白いところだなと思うし、もしかしたらそっちが正解の可能性もある。自分が勘違いしているかもしれない。どちらでもいいのかもしれない。言葉の使われ方は変わっていくからです。

パラパラで、という感じは、雨が降ってきたときに使ったり、チャーハンのお米一粒ひとつぶにしっかり油が回ってコーティングされていて、軽い感じに仕上がっていることをいうこともありますね。パラパラ。ダンスもあったけどそれは違いそう。

だから、パラで行く、のときにパラパラというオノマトペが思いついてもおかしくはないし、勘違いでもないかもしれないというのが僕の見解です。でもパラパラに行く、パラパラに進める、とかは通じにくい気がしますが、そういうふうにいうときはバラバラ、という音を使いますね。

バラ売りのバラです。バラバラというと、束になっていたものが崩れるとか、建築物や何か作り出したものが壊れてしまうというようなイメージですが、逆にバラという単語だと、バラで行く、バラで進める、とかは通じそうな印象。

バラとパラ、似ているようで違いますが、違うようで結構近い感じ。でも、パラはparallelだし、バラはバラバラのバラなんだろうと思います。

へ。以上です。


#10分間日記 #毎日更新 #エッセイ #随筆

※TOP画像はDALL-Eで作成しています。

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