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スギちゃんゲイビデオ出演疑惑はワイルドと芸の肥やし。

2012年、R-1ぐらんぷりにて準優勝し、大ブレイクを果たしたスギちゃん(39)。
キメ台詞の「ワイルドだろぉ~?」は昨年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれ、イベントや
バラエティに引っ張りだこに。
一時期ほどの露出はないものの、今もテレビ出演は途切れず、「一発屋芸人」に終わらぬ
「定番芸人」に進化できそうな勢いだ。
そんなスギちゃんの衝撃の過去を発売中の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が発掘している。
ずばり「スギちゃんホモAV出演疑惑」だ。
同誌に持ち込まれた一本のゲイビデオに、若かりし頃のスギちゃんらしき男性が出演していたという。
男性の自慰シーンばかりを集めたという作品『イクとこ100連発2』(2005年リリース)に
出演している一人の男。
現在よりもかなり痩せてスラッとしているものの、顔立ちは確かにスギちゃんそっくりだ。
つぶらな瞳、大きめの丸い鼻、そして眉毛、唇、歯並び、横顔までよく似ている。
さらに「ホクロの位置から髭の剃り跡までそっくり」というから、驚きだ。
上はTシャツを着たままで、下半身を露出させてどっかり椅子に座る彼のモノを、別の男性が
口や手を使って愛撫し、間もなく彼はワイルドに発射したという。
同誌ではこの作品の撮影当時、売れない芸人だったスギちゃんがアルバイト代欲しさに
出演したのではないかと推察するも、現在スギちゃんが所属するサンミュージックプロダクションの
担当マネジャーは「完全に別人ですね」「前に本人がこの映像を見たときも、
『チンチンの大きさがぜんぜん違うじゃねーか』って」と一笑に付したそうだが…。 

だいぶ前の話だけど、こんな記事がネットで話題になっている。雑誌でも取り上げられていたが、お笑い芸人のスギちゃんがゲイビデオに出ていたというまぁ何とも一般人が好きそうな話題なんだけど、こういう他人の黒歴史を取り上げて、一体何が面白いんだろうかと俺はこの手の記事を見て毎回思う。

だってよ、誰にだって黒歴史の一つや二つあるじゃないか。普通の事だよな。

それにだ、芸人や格闘技もそうだけど夢を追っていれば、明日飯が食えないくらいの貧困を誰だって一度や二度くらいは絶対味わうだろう。

考えてくれ。スギちゃんは生きようとしたんだ。ゲイビデオに出てまで金を稼いで食い繋ごうとしたんだ。そして夢を叶えたんだ。

これは立派な事なんじゃないかな。

生きていれば綺麗事だけではなくて、是が非でも命を食らって生きていかないといけない時があるんだよ。

若い時って本当に馬鹿だし容量が悪いし、気がついたら財布に金がなかったり、酒呑んで路上でくたばっちまった時なんか、目覚めたら財布が盗まれている、なんて事もあるわけだ。誰にだって失敗はある。

そんな時は普通じゃない金の稼ぎ方を知っておいた方がいいに決まってる。その時のスギちゃんの引き出しが、たまたまゲイビデオだったってだけで、むしろそこで金を稼いでピンチを凌げた事が大切なんだよな。

俺だって失業して、家族が飯を食っていけない日が来るかもしれない。そんな時、もしゲイビデオの出演依頼が舞い込んで来たら、喜んでゲイに肉体を捧げる覚悟くらいは余裕である。

それは生きてく「覚悟」が違うからだ。

お陰で何も恐れる事はない。

話は逸れるけど、俺は師匠に弟子入りした時に素直にこう思った。

「この人に抱かれたい」

それ程に惚れ込んでいたからこそ、屈強な理不尽に6年も耐え続ける事が出来たんだ。これもまた並々ならぬ「覚悟」があったから。もちろん師匠にケツ穴を捧げてもいいと思っていた。

スギちゃんも覚悟があったからこそ、お笑い芸人としてブレイクできたに違いない。そもそもの話、ゲイビデオに出演するくらいの男でなければ全然ワイルドじゃない。

他人の黒歴史を叩く人間は間違いなく、覚悟のない人間だ。黒歴史を作れるくらい必死に生きていれば、同じ黒歴史を持つ他人の気持ちが痛いほど分かる。

人の黒歴史を嗤うな。

伝えたい事はそれだけだ。


ごめん、最後にもう一枚。


ヒロシの黒歴史も嗤うな。

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無二漢ランボー
私の格闘技活動と娘のミルクに使いたいです。