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ファン化に必要なたった一つのこと

アーティスト・社会起業家の芝辻ぺラン詩子です。

美術領域のアーティストやクリエーターの皆さんにビジネスや活動を継続し、心豊かに成幸するためのマインドセットをお伝えしています。

ファン化に必要なたった一つのこと

ファンの心を掴むには、これだけやれば大丈夫。

自分のライフストーリーを紡ぐこと。

ゴッホはいつの時代も人気だけれど・・・
なんで人気なのか、考えたことある?



みんながゴッホを好きなのは、彼のストーリーに惹きつけられるから。

「生涯売れた作品はたった一つ」
「亡くなって、多くの時間が経ってから評価された」
「心身を病んでいた」
「友達がいなかった」
「自分の耳を切って人に送るという不可解な行動をとった」
「死の理由が謎に包まれている」

画家のあなたは純粋に絵を描き続けていれば、
死後は評価されるのかもしれない、と思うのかもしれない。

でも、ゴッホが有名なのは「珍しいから」なんです。

人の脳は「珍しいこと」「滅多にないこと」の方をより記憶に刻むんですって。

ゴッホが亡くなってから、その彼の不運な人生のストーリーが作品と共に広がって、求められていったのでしょう。

まだ芽が出ないあなたは、ひょっとしたら、
ゴッホに憧れを抱くかもしれない。

自分も、死後は見出されるのかもしれないとか
アーティストは純粋に創作だけやっていれば、いいんだよね、とか・・・

残念ながら、その未来はこないでしょう。

ゴッホは作品を売るための販路やネットワークが既にあった。
弟のテオが画商だったから。
自分も画商だったわけだし。
作品を売るためのネットワークはすでにあったというわけなんです。

37歳で亡くなったゴッホですが、
その歳で芽が出ないなんて、アートの世界ではざらにあります。

50代から売れた作家もたくさん。

生涯日曜作家として活動し続け、死後も評価され続けるアーティストも多い。

今のあなたに、作品を売っていくネットワークはありますか?
作品を届けたい相手に見せていますか?

ファンの心を掴むには、あなたのストーリーを語っていくことがとっても大事です。

狂人になる必要も、耳を切る必要もない。
それでも、あなたがこれまで歩んできた道はあなただけのもの。
平凡なようで、他の誰とも違う人生を私たちはそれぞれ歩んでいます。

さあ、胸をはって、伝えていこう。

あなたは世界でたった一人。
作品をより多くの人に届けよう。
なぜ、アートをやっているのか、
あなたの興味、好きなこと、挫折・・・
語っていこう。

お客様に選ばれる、喜ばれるアーティストになるために必要なことはたった一つ。

自分のストーリーを語っていくことなんです。

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