飽きたらやめていい
アーティスト・社会起業家・アート起業塾ムニラブ 主宰
芝辻ぺラン詩子です。
「飽きたらやめていい」
だなんて、
えっ、とびっくりするよね?
普通は
やめちゃダメ
逃げちゃダメ
無責任はダメ
それまで積み上げてみたものがもったいない
みんな大抵そう思ってきているし、周りからもそんな風に言われる。
クリエイティブ業が生業になってしばらく経った20代後半、
「飽きてきたんなら、『仕事』になったってことだね」
なんていう風にも言われて、モヤっとしてた。
「仕事」として成り立たせるのが難しい「人形コマ撮りアニメーター」としてのキャリアをスタートしたところだったから、誇らしく感じる一方で、
「情熱」がなくなってもいいのかな。
とぼんやり考えてた。
昨日、動画クリエーターとして活動しているある知人の投稿を見てびっくりした。
「飽きたからやめまーす。後任募集✨」
飽きたからやめるんて、やめる時、口が裂けても言っちゃあかんやつ。
クライアントにキレられたり、嫌われたりしてもおかしくないやつ。
なにより普通は、報酬惜しさにクライアントから切られるまで、「仕事」として淡々と続けるものだしね。
でもね、飽きたらやめるって、本質的にはめちゃくちゃ大事なこと!!
最初は情熱を持って向き合っていた仕事も、飽きれば、同じ熱量ではできなくなる。
熱量がなければ、当然いいものは作れない。
クリエイティブ業で、これは生命線。
いいものが作れなくなったら、仕事はこなくなっていくから。
いいもの作ってなんぼ。
年齢や経験を重ねて、技術は上がっても、熱量が下がったら、創作物の魅力も下がる。
これはね、見ている人にはわかってしまうものなんだよ。
だから、飽きたらさっさとやめよう。
心躍る、次のことしよう。
もし同じ仕事を、ずっと続けたいのなら、インプットを惜しまないこと。
たくさんの作品をみよう。
やってみたことがない活動に挑戦しよう。
普段は読まないジャンルの本を読んでみよう。
行ったことがないところに、月に一度は脚を運ぼう。
日常生活、もっと歓喜して☺️
ボーッと生きているヒマはないよ。
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