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新しいジャンルとしての「むにみずべ」

東京に始まり全国のむにみずべをご紹介しているところですが、このブログの目標を改めて書きたいと思います。

それは、「むにみずべ」を新しいジャンルにすることです。


検索できない「むにみずべ」

素敵な水上コンサートも、
知らずに検索で辿り着くのは大変

今、むにみずべで紹介しているような、ちょっと変わった水辺の体験を友人に話したり誘ったりすると、決まって言われるのは、

え、そんなのどうやって見つけるの(笑)

まさにそうなんです。一つ一つの体験はその地域では有名でも、全国区になっていないことも多く、調べるにも決まった検索ワードがありません。

紅葉、温泉といった確立されたジャンルのように、検索すると一瞬でたくさんヒットするモノにしたいのです。


なかなか見つからない理由

水辺の検索にバチバチに特化した我がGoogleのアルゴリズムをもってしても、なかなか思うような体験を引き当てられないことも多いです。その理由は主に2つ。

1.水辺(みずべ)という単語が使われない
せっかく唯一無二な水辺体験を提供している場所でも、ネット上で上がる情報には決まった検索ワードがないため、ヒットしないことがあります。
「○○ 水辺 体験」と検索しても、その面白い体験が全く上がってこないこともあるのです。
そこで、川、湖、船、上陸、、、etcなどと
単語を変えて検索する訳ですが、ヒットする体験がでてきても、そこにはもう一つの壁が立ちはだかるのです。

2.同じような体験に見えがち
自分で主催している訳でもないのに、何様という感じですが、どうしてもネットに上がる情報だけを見ると、似たような体験に見えてしまうことが多いです。

そもそも全ての水辺体験が唯一無二である必要はなく、
地域の人々を対象にやっているものは、自分の地域でカヤックやSUP、川で生き物の生態を観察などができること自体が素晴らしく、それが別の県で行われるイベントと何が違うのか!と言われる筋合いは毛頭無いのです。

けれどももし、県外や海外を含めて集客しようという場合には、やはり唯一無二であることが重要な点になってくると思っているところです。


新ジャンルの先輩、世界遺産

オランダ キンデルダイクの風車群
冬はこの水辺、スケート場になるんだとか

新しくジャンルを作りたいと思っていましたが、どうすれば良いのか謎でした。何か参考にできる事例は何のか、、悶々と通勤電車の中で考えていると、新宿駅を過ぎたあたりでふと思いつきました。

あ、世界遺産だ!

「世界遺産」は全てが全く異なるもので構成されます。
なぜなら選定基準が、
 人間の傑作、文明の唯一又は稀な証拠、歴史を示す顕著な景色、etc だからです。

つまりそれぞれが唯一無二の貴重な遺産をまとめたものなので、世界遺産であること以外でまとめようが無いのです。

しかもちょうど、自然要素の強めなむにみずべもあれば、歴史要素強めの体験もあり、それでいて全ては水辺で行われるので、自然遺産・文化遺産・複合遺産という世界遺産の分けにも通ずる部分があります。


目指すは、自己紹介の短縮化

新ジャンルとして確立される最大のメリットは、ムニが自己紹介で趣味を紹介するのに時間が短縮できることです。

趣味は出会い頭に気軽に聞かれることが多いですが、ムニの場合それは超面倒臭いことになります。

そこでしかできない水辺の体験をすることが趣味でね。舟に乗ったり、水の中を歩いたり、とにかく水に触れることかな。あとは水辺について思いを巡らせることも好きだよ。(79文字)

なんともパッとしません。読み返しても意味がわかりません。
(しょうがないので第二の趣味の、料理と言うようにしています。)

しかし!!むにみずべがジャンルとして確立された暁には、こうなるのです。

ああ、趣味はむにみずべ巡りかな。(16文字)

いやー、スマートですね!!これです、コレ
約5分の1の文字数で自己紹介ができちゃうのです。
こんな感じの世界になることを夢見て、せっせと書き殴っている訳です。


水辺は自然と人間のまじわる場所

既に確立された水ジャンルの趣味、釣りやダイビングなどは面白いのですが、個人的にはどうしても物足りません。
それは自然側に振り切っている点です。

当然水辺は自然のものなので、自然的な要素を含んでいます。しかし、自然をベースに先人が作り上げた唯一無二の環境こそ一番見にいきたいのです。
例として景観一つをとっても、人間の手が入っているかどうかで全く違った価値を持ちます。
釧路の夕陽を例にしてみましょう

釧路・阿寒湖観光公式サイト
SUPER FANTASTIC Kushiro Lake Akan より

綺麗すぎませんか。。
釧路川は河口近くの幣舞橋付近で東西方向に流れ、橋に据えられた安田侃の銅像が夕陽に浮かび上がります。
このように、人の手が加わることで、同じ夕陽でも、唯一無二の体験となるのです。

水辺は人間の手が加わった自然です。そこにはその場所ならではの地理的特徴を活かした歴史体験ができるスポットがたくさんあります。

地域の水辺で、その土地の歴史的背景を踏まえ、ならではの体験があったら、もう誰にも真似できないアクティビティとなる訳です。

以上、むにみずべのブログで目指す、
旅行や趣味の新しいジャンルとしての確立に向けた意気込みでした。



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