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ゆず酒飲み比べチャレンジ part1
この記事はニコニコ動画のサービスであるブロマガに投稿した記事と同一のものですが、一部内容を修正して&1回に紹介する本数を調整してこちらに投稿させて頂きます。(縦スクロールが非常に長くなるので)
2017初頭辺りから記事のためにゆず酒を本格的に飲み始めたのですが、当初はそれほど種類は無いだろうと思っていたらとんでもない。今の所90種類ほど飲んできましたが、これでもまだ1/3に届くかどうかという位、種類が多いことが分かってきました。よもや、よもやだ。
ということで、ノンアル飲料などの番外編を含めたpart5くらいまでは短期間で公開出来るのですが、以降はある程度まとまった本数を飲んでから記事にしようと思います。(noteの場合は。ブロマガは月1くらいで更新します)
この記事で最も注意して頂きたい点は、レビューではありますが格付けチェック的なものではありません。従ってランキング形式ではなく、飲んだ順番でのご紹介となります。オススメ度という項目を設けてはおりますが、「個人的にまた買って飲みたい度」的なもの程度に思って頂ければ。
飲んだ時の条件は次のようなものです。
1:全種類一気に飲み比べた訳ではありません。10ヶ月ほどかかってます。その為、その時の体調などによって味の感じ方に多少差異があったかもしれません。
2:全て冷蔵庫で冷やしています。(キンキンに冷やしたのではなく、ヒヤッとするくらい)
3:まず氷・炭酸は入れず、ストレートで飲んでから氷などを入れています。
という条件をご理解の上、さっそく各ゆず酒の感想の方に移りたいと思います。…の前に、各項目の説明と補足を。
・☆(赤色)=1 ☆(黒色)=0.5となっております。☆(0.5点)~最大で☆☆☆(3点)となっています。
・値段は各店舗によって異なりますので、あくまで参考値ということで。
・同じ商品でもロットによって、もしくは年ごとに柚子の出来栄えは変わると思いますので、私が飲んだものと味が異なる可能性があります。
・継続的な生産をしない商品もあるらしく、ここで紹介した商品を現在も全て買えるとは限りません。
・全て自腹で購入しています。特定のメーカーへの贔屓などは一切ありません。
・生産終了した商品も載せていますが、こういうものがあったという記録的な意味も含めて掲載します。
・未成年の人は飲んじゃダメだぞ☆
前置きが長くなりましたが、それではどうぞ。
感想:少々甘さが強いので、氷を入れると丁度良くなります。「さらりとしたゆず酒」を濃くした感じ。上品な風味で、量が多い割に値段も安いのでオススメ。
参考ホームページ:東亜酒造
感想:濃厚な柚子の風味があり、非常においしいです。氷を入れる程度で、炭酸などで割る必要はありません。和歌山県のメーカーですので、店舗で購入出来るのは関西に限定される可能性があります。
参考ホームページ:世界一統
感想:炭酸は入っているものの軽め。日本酒がベースですが強い存在感は無いので、クセが無く飲みやすいです。食前・中・後どれでもOK。強めに冷やしてストレートで。
参考ホームページ:月桂冠 (生産が終了している可能性があります)
感想:ちょっと甘さが強いものの、氷を入れて飲むと丁度良くなる。サイズも2種類あり、手軽に試すことが出来ます。ゆず酒はこれから試してみるといいかと思います。食前・中・後どれでもイケる万能タイプ。
参考ホームページ:チョーヤ梅酒株式会社
感想:ポン酢で有名な馬路村。これはポンカン果汁と梅原酒が入っているので、見た目はオレンジジュースのよう。フレッシュな酸味が口の中に広がり、かつ濃厚な味わい。この中ではトップクラスで異色の味。
参考ホームページ:株式会社 篠崎
感想:かなり味が濃く、酸味が強い。ストレートでは濃すぎるので、多めに氷を入れるか、ソーダなどで割らないとちょっと飲みにくい。ゆずの質は高いので、強いゆず風味を楽しめます。(現在は生産が終了しているらしく、下記リンク先は後継商品となっております)
参考ホームページ:株式会社 九重雑賀
感想:「澄みわたる」と同系統の物。果汁は使われておらず、香料でゆず風味を出している。その為果汁ベースのものより味は異なるものの、アッサリしている。かなり冷やして氷を入れて飲むのがオススメ。
参考ホームページ:アサヒビール株式会社
感想:透き通る系の起爆剤となったシリーズ。果汁が入っているものとは味の傾向がかなり違うので、好みが大幅に分かれるところ。個人的には非常に好きです。氷を入れた方がよりおいしく飲めるかと。アルコール度数高めなので飲み過ぎに注意。
参考ホームページ:サントリー
感想:ちょっと甘さが強いので氷を入れるのがオススメ。しっかりとゆずの味を楽しむことができ、つい飲みすぎてしまうほど。かなりオススメです。
参考ホームページ:白鶴酒造 株式会社
感想:飲んだ瞬間ちょっと甘さが強いかな?と思ったら、次の瞬間には控えめな味になっており後味もスッキリ。そして最後には焼酎の味になる面白いタイプ。食前酒として飲むのがいいかな?
参考ホームページ:壱岐の蔵酒造 株式会社
感想:泡盛がベースというゆず酒の中では割とレアなもの。炭酸・アルコール度共に低めで、ちょい飲みがしたい時に便利な存在。しっかり冷やして飲むとおいしい。
参考ホームページ:有限会社 比嘉酒造
感想:非加熱製法ということで非常に瑞々しいゆずの味がするのですが、同時に独特の生っぽさがあり、若干好みが分かれる味ではあると思います。値段も比較的安めなので、濃い味が好みの方は試してみるといいかと思います。氷多め推奨。残念ながら生産終了品。
参考ホームページ:生産終了の為、無し。
感想:まず色からしてオレンジがかった独特の色ですが、味の方も自生のゆずを使用しているということで、かなり独特の味です。これはちょっと好みが分かれるところ。しっかり冷やしてストレートがオススメ。食中酒として飲むのがいいかも。(このデザインでの生産は終了しているようで、下記URLは後継商品へのリンクとなっております)
参考ホームページ:有限会社 岡崎酒造場
感想:ストレートではかなり甘く、味が非常に濃いです。日本酒の味も時々顔を覗かせ、口に含んでいると味が変化していきます。氷のみより、ソーダで割ってアッサリ目にした方が飲みやすいです。
参考ホームページ:株式会社 神戸酒心館
感想:米こうじが使われている為、ちょっと独特の味がします。しかししつこすぎる訳ではなく、甘さ・ゆずの風味とバランス良く合わさって飲みやすい味になっています。ストレートで食中酒として飲むのがいいかなと。
参考ホームページ:花の舞酒造 株式会社
感想:「澄みわたる」と同系統のものですが、ちょっと苦味を感じる味。悪くはないのですが後味がイマイチよろしくない。アルコール度数高いので量には気をつけましょう。製造会社のHP・通販でも見かけることがなく、生産終了商品かも……?
参考ホームページ:株式会社 友桝飲料
感想:ちょいキツ目の味なので氷で薄めるのがオススメ。しっかり柚子の味が楽しめ、後味もスッと引いていくので食前・中・後どれでもOK。これもアルコール度数がやや高いので飲み過ぎに注意。
参考ホームページ:梅酒造 おおやま夢工房
感想:柚子の味がしっかりと有りながら、甘さが控えめということもあり、全くしつこくない味になっている。適度な炭酸感&アルコール度数なので非常に飲みやすく、万人にオススメできるものです。
参考ホームページ:梅乃宿酒造 株式会社
感想:やや濃いめの味。氷&少し炭酸を入れて薄めるといいかも。アルコール度数かなり高いのでご注意。「澄みわたる」系が好きな人なら試してみても。一番の欠点は注ぎ口から垂れやすいこと。写真では青いボトルですが、実際に見ると照明の関係で黒っぽく見えるのでご注意。
参考ホームページ:株式会社 伊勢萬
感想:これは最初に飲んだ時の記事ではべた褒めした商品ですが、少し前に再度購入したところどうも味がおかしい。原材料のところを見ると↑の画像の糖類が人工甘味料になっていました。ゆずの味も少し変わったのか、最初に飲んだ時の感動は得られませんでした。ということでオススメ度は☆一つ減らして☆☆(2点)とさせて頂きます。
参考ホームページ:中国醸造株式会社 オンラインショップ
感想:トマト7:ゆず3 と言ったところでしょうか。トマトジュース単体よりしつこさは無く、これなら飲めるという人もいるかもしれませんが、ネタで飲んでみようかというくらいかなと…。
参考ホームページ:招徳酒造 株式会社 (←当該の商品が見当たらない為、生産終了の可能性があります)
感想:明太子で有名なやまやが販売元ですが、こちらも非常においしいです。さわやかな酸味としっかりとしたゆずの味があり、後味はさっぱり。食前・食後がオススメ。しっかりと冷やして飲みましょう。福岡県で買いましたが、各地の百貨店などでも買える模様。(2020年11月に梅田の百貨店で見かけたのですが、中身はほぼ同じで名前とデザインが変わっているようです)
参考ホームページ:やまや 通販サイト
感想:「ゆずリキュール」と同じで、山口県産のゆずを使用ということでちょっと独特の味となっています。味自体はアッサリですが、しばらくべっこう飴のような甘さが口に残ります。あまりオススメは出来ないかな……。
メーカーHPに記載が無い為、生産終了のようです。
参考ホームページ:無し
感想:今まで飲んできた中ではかなり酸っぱいです。ラベルには好みに応じてロックorソーダ割りと書いてますが、スプライトなどの甘い炭酸で割るといいと思います。単独ではちょっと酸味が強すぎて……。シロップを入れてもいいみたいです。
参考ホームページ:麻原酒造 株式会社 (←この商品の後継のようです)
感想:初めて飲む柚子+梅酒シリーズ。名前の通りドロっとした飲み心地であり、柚子7:梅酒3といった感じでしょうか。主張が強いので食事とは合わず、単独でデザート感覚で飲むのが向いているかと。
参考ホームページ:本坊酒造 株式会社
感想:製造会社が㈱世界一統と表記されているので、恐らく清酒が㈱世界一統で紀州柑々屋が柚子の方を担当していると思われます。柚子が同じ和歌山県産なせいか、龍神の柚子酒と少し似ているところが。しっかりとしたゆずの味があるのですが、ストレートでは酸味が若干キツイので、これもスプライトで割ると丁度いい感じに。
参考ホームページ:紀州 柑々屋
感想:ちょっと独特のゆずの味がします。他のどれとも似ていません。ほどよい酸味で爽やかな飲み心地。かなりおいしいです。氷を入れて飲むとよりおいしくなります。現在は名称が変わっているらしく、「やたがらす 吉野物語 ゆず」になっているようです。
参考ホームページ:株式会社 北岡本店
感想:いよかんの味は1:1と、複数の種類の果物が入っているお酒には珍しく、同じ比率であるように感じました。ストレートではややキツ目の味なので、氷もしくは炭酸で割るのは必須。アルコール度数も少し高めなので、食後に口のリセットで一杯という飲み方がいいかなと。
参考ホームページ:KIRIN
感想:「厳選した国産のゆずを~」とのことですが、ゆずの味が本当においしいです。僅かに濃いめの味なので、氷で薄めてもいいかも。720ml入りの方がコスパはいいので、購入される場合はそちらをオススメ。
参考ホームページ:中埜酒造 株式会社
感想:今回の中ではダントツのアルコール度数。味も超濃厚です。ストレートでは無理。18年以上熟成させているということで、メーカーの言う通り非常に大人向けの味となっています。ゆず風味については、「本当にこれゆずの味か?」という感じなのでちょっと点数を付けられません。オススメ度が低いのも現時点では味の良し悪しがまだまだ30後半程度の若造には分からないからです。
参考ホームページ:司牡丹酒造 株式会社
ということで、30本をご紹介させて頂きましたが、記事作成にあたりリンク先を再調査していると生産が終了している商品がいくつかあることが分かりました。ゆずは生産季節が限定されているので、ただでさえ供給が不安定なのと、同じ柑橘系でもレモンのお酒と比べると人気が今ひとつなのか生産終了する製品が結構あるんですよね…。
次のpart2も引き続き30種類のお酒をご紹介させて頂きたいと思いますので、よろしければ登録などをお願い致します。後日公開させて頂きます。