![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167250464/rectangle_large_type_2_176326810053f29c3a63993e17b96d43.jpeg?width=1200)
2024年を振り返る(4)
10月 10月から12月にかけて『大東文化大学百年史 下』(2026年3月刊行予定)執筆のために4人の元学長にインタビューをおこなった。いわゆるオーラルヒストリーというものに初挑戦である。半分(2名分)はすでにテープ起こしや校正なども終了し、2025年3月刊行予定の『大東文化大学史研究紀要』9号に掲載される。乞うご期待。
10月半ば、ようやく少し涼しくなってきたので、低山登山を再開。山梨県の高川山(975.7m)から臨む富士山はなかなか良かった(画像)。本来ならばこの時期には富士山も雪をかぶっているのだが、今年は富士山の初冠雪が統計を取り始めてもっとも遅く11月7日であったことも2024年の重要事項として特記しておこう。
11月 5日、紅葉狩りで山梨県の谷沢渓谷まで出かけた。お天気は上々で色づき始めた紅葉を眺めつつ歩くのは楽しかったし、渓谷の中のいくつかの滝も迫力があって良かったのだが、川べりで転んで左手をついてしまい、左中指を脱臼してしまった(見た目わかりやすい曲がり具合・笑)。これはまったく計算外でいまだにやや難儀している。
![](https://assets.st-note.com/img/1735200922-V5zSanFbZD8H6g2t9KAEsifw.jpg)
11月の世界史的出来事は、アメリカ大統領選挙。共和党のドナルド・トランプ氏(78)が勝利。返り咲き大統領はグロバー・クリーブランド大統領以来132年ぶりとか。しかし、今回の選挙が「歴史的な選挙」だったとすれば、対比されるべきなのは、1896年の自由銀派(金銀複本位制派)の民主党ウィリアム・ジェニングス・ブライアン候補と金本位派の共和党ウィリアム・マッキンリー候補との戦いかもしれない。この選挙で勝利したマッキンリーが大統領になって以後、アメリカは1920年代まで続く「革新主義時代(進歩時代)」を迎える。さてトランプ氏はアメリカを再び偉大な国にするというが、どの時代のアメリカをイメージしているのか?
11月24日、関東大学ラグビーリーグ戦1部の優勝がかかる対法政大戦を秩父宮で観戦、応援。7年ぶりのリーグ優勝は素晴らしかった。
12月 7日、経済学部演習成果発表会。うちのゼミは3年生が口頭発表部門に2チーム、ポスター発表部門に1チーム、2年生がポスター発表部門に1チームがエントリーし、2年生の「1920~30年代における日本のブラジル移民~関東大震災が移民政策に与えた影響を中心に~」が「奨励賞」(図書カード5,000円の賞品)を獲得した(予想通りの結果)。発表会の準備をおこなってくださった先生方や審査委員をやってくださった先生方にはあらためて感謝である。
12日、荻窪三庭園を訪れた。特別のお目当ては9日に一般公開が始まったばかりの荻外荘。例の有名な写真をベースに再現した仮想現実がタブレットで見られるようになっていた。
15日、33回目の結婚記念日をお祝い。今年は勤続25周年で金一封も頂戴したのでやや奮発した。そんなこんなで2024年もあと5日である。