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TBS火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!ep.4 医師かー女子かー 神と呼ばれる医師が見せた景色とは」(2月4日22:00)
本作品の第2回目の感想はこちらにちょっと書いたが、結局、面白くて4回まで観ている。第4回目は「泌尿器科」。佐々木希が膀胱がんの患者さんで膀胱の全摘手術を受け、ストーマ(人工膀胱)をつける決断をする過程が描かれた。女性医師にしかできない患者さんへの関わり方を、「神」とあだ名される角田先生(奥田瑛二)に学びつつも主人公・若月まどか(芳根京子)が自分で見いだしていくというストーリー。第3回はスキルス胃がんの患者の死に直面したまどかだったが、今回は病気を受け止め「自分らしく生き続ける」ことの難しさに気がつく。
泌尿器科は実は自分も現在お世話になっているところ。担当医は女性の先生。左腎臓部分摘除術が終わったあとに尿道カテーテルを引っこ抜いてくれたのもその先生。看護師さんたちも実習で来ていた学部の学生さんも皆さん女性だった(麻酔医は男性、ロボット支援手術の執刀医は男性、ほかに男性医師も幾人か)。手術が終わったあとは手術用の下着なのでどうしても陰部を異性に診てもらうことになるし、恥ずかしさもあるのだが、向こうもやはりサバサバスイッチONでいこう!とか考えているのだろうか。そう意識していると思うと余計に恥ずかしいのだが(笑)。
まどかも患者の下ネタに辟易しながら、角田医師に「手術(高位精巣摘除術)やってみますか?」に笑顔で「はい」と即答。内科の手塚医師(木村多江)に「玉取り頑張ってきます」と。いやはや。
まどかは手術後摘出した睾丸を思い出しながら、「ウズラの卵みたいで綺麗だったな。医学書とは全然違った」とつぶやく。こうやって一歩一歩成長していくのだろう。というわけで次回ERでの研修も楽しみ。
画像火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』の番組公式サイトから拝借