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あとはお金面だけなのにー!#お悩み相談No.43

1. 質問内容

■お悩み
その他心のこと

■ご相談・ご質問内容
いつもブログ等、楽しく拝見させていただいてます。ありがとうございます。

約2年ほど前にむねをさんのセッションを受け、母親との関係はよくなり、ずっと好きだった人と結婚でき、仕事も業種をがらっとかえてやりたかった職業つくことができました!!

そして今、大好きな旦那さんとの初めての子供を妊娠しておりすごく幸せです。

ただ一つ、いつもつきまとう問題が私のお金に関してなんです。
自分がやりたいことや興味あることに対しては借金してでもやります。
カードで払って分割やリボにしたり、ダメだとわかっていてもやってしまいます。
債務整理をして、少し減りましたが、よくよく思い返してみると小学生くらいの頃からお金が足りなければ兄弟から借りたりして、それと同じことを今も繰り返してることに気付きました。

自分のパート代から払えるうちは良いですが、コロナで仕事が休業になったことや妊娠し、いよいよ自分の収入がなくなってしまうのにカードの返済や、奨学金の返済がまだまだ残っています。
家計から借りて払ったり、その場しのぎでなんとか今まできましたが、家計の貯金すら危なくなってきました。

こういった状況をうむことで自分は何を叶えているのかが、考えても分かりません。

大好きな人と一緒になれて、仕事もできて、あとはお金面だけなのにー!ともどかしく思ってしまいます。
ぜひアドバイスいただきたいです。


■性別
女性

■年代
30-34才

■ご感想
いつもありがとうございます。
二年ほど前にセッションうけてから人生は大きくかわりました。いつもきっかけや気付きをくださってありがとうございます。


2. 回答

こんばんは。むねをです。

僕の場合まず基本的に、「借り」を作るのが嫌いすぎるので、家のローン以外だと借金はしていないですし、しなくて済むように生きていきたいと考えています。(家のローンが一番でかい借金ですけどね。ただ自転車操業ではないので。)

ちなみに僕はものを借りても返さないので僕にものを貸したら、あげたことになります。(友人から借りたままのDVDのなんと多いことでしょう。正確には返さないというより、ただそこにあるだけ、なのですが。)

ですので借りることについては、自分からは極力避けます。だって借りたこっちが悪いみたいになるじゃないですか。ハナから返す気なんてないのですから。


このように「返すくらいなら借りない」というのが僕の基本スタンスなのですが、いままでこれでトラブルになったことってないんですよ。

相談者の方も、話の内容からするに『借金をして、困ったことがない』のだと思います。だからするのです。僕の場合、「基本は借りないが、借りたら返さない。」のは、「返さなくても困ったことがない」からです。

この方の場合は「借りても特段、命の危険はなかったし、現に今私は今ここで生き、そして好きと思える男性の伴侶となり、そして好きな仕事にも就け、人の親にこそなった今も、借金があれど、現に私は生きていて、それだけでもう十二分に幸せすぎる。」から、借金するのです。

要するにこの方にとっては借金というのは避ける必要がないのですよ。現に、過去「困ったことがない」からです。


困らない理由はなぜか?

僕の場合であれば、

1.  僕から願いたって借りてない(むしろ相手から先に貸すよ!と言われた場合がほとんど)
2.  相手が返してほしいものについては実際に、「返して」と言われるので、その時は返す
3.  返してないのにトラブルがないということは、そもそもなくても相手にとってなくては困るもの、ではなかった
4.  僕自身、貸して返されなくて困るものは、貸さない(あげてもいいと思えないものは貸さない)

だからだと思います。

上記の理由から、僕は返さないことに対して罪悪感もないですし、罪悪感も湧かないので特に直そうとも思わないわけです。そして、実際にトラブルにもなってないので、直す機会などあるわけがないのです。


この方の場合も状況は違えど、構造は一緒です。

1.  借金したら返すつもりはある(ので躊躇いはない)
2.  借りた相手も激しい取り立てをしてくるタイプではない
3.  そもそも返さなくても済む(というのは、本当に返さなくて済むという意味ではなく、返さないからと言って命の危険がない、という意味)ような相手を選んで借りている

これが、反社から直接借りてます。とからだったら頭イカれてるとしか思えないですが、そうではなさそうなので。

要するに、『今まで借金して困ったこと、ない』だけなのです。


例えば飲酒運転、も、歩きスマホ、も、スピード違反、も、構造としては同じだと思うんですね。なぜやってしまうのか、というと、『やっても困らなかったから』です。(やってもいい、とは一言もいってないです。)

だから一生懸命、白バイが張ってるわけじゃないですか。スピード違反で切符きられたときのあの悔しさというか歯痒さというか。あれを味合わせるために、です。

この方の周りには、白バイがいなかったのです。

ただ、白バイというのはわざわざわかるところで張らないから捕まるんですよね。これを「これまで捕まらなくて、ラッキー」と捉えるのか。それとももっとでかい「困ったこと」になる前に捕まっていたらラッキーだった、と捉えるのか。

ここが、分かれ道ですね。


「危機意識」というのは人によってどこに働くかが異なります。お金に危機意識が強い人もいれば、相手からどう思われるか?に危機意識が強い人もいれば、健康に危機意識が強い人もいます。

ここで大切なことは、自分の危機意識が何に高く、何に低いのか?を、予め認識しておくこと、だと思います。そして当然、危機意識が弱いところが、ある意味弱点となり得るため、何らか対策を打っておくことが望ましいです。

夫婦や家族、友人など、チームを組む場合には一人の人間がすべてのリスクを管理できる必要はなく、適材適所にリスク回避できればいいのです。

相談者のご夫婦の場合は、どうでしょう?

「家計の貯金すら危なくなってきました」というのが事実であればそれに対して何ら対処していない旦那さんは、もしかするとお金に対する危機意識が相談者の方と同じように薄いか、もしくは奥さんに内緒で対処しているか、のどちらかです。

前者であればこのご夫婦は金銭的な弱点を内包している、と考えるのが妥当でしょう。そして後者の場合は問題がないように感じるかもしれませんが、それが旦那さんの”我慢”、”自己犠牲”の上に成り立っているとしたら、そのことが後のリスクになります。なぜなら”我慢”や”自己犠牲”は、「本当は返して欲しかったあのDVD」みたいなものですから。後々になって火種となりうるモノです。

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