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昔、8弦ギターを自作した(木工編2)
ネックを作るのだ
さて、ギター製作で一番大事で完成度の大半を担うネック製作に入ります。
一番弾き心地に直結して、どのフレットを押さえてもちゃんと音が鳴るようにチェックを重ねなければいけないなど、大変気を使う部分です。
季節によっては毎日木材の反り具合が変わったりして、特に梅雨や夏場には極力やりたくない作業です。
ロッドを入れるのだ
はい、ネック材にルーターで溝を掘り、トラスロッドとカーボンロッドをぴっちりとはめ込んでいます。
トラスロッドというのは湿度などでネックが反ってきた時に内部から力をかけて修正する部品になります。私は順反り、逆反りどちらにも対応できるダブルアクションという種類のものを個人輸入して使っていました。写真でいうと金属の二本並んでいるパーツですね、ちなみに普通は一本しかインストールしません。
私は8弦ギターという幅の広いネックを作る以上、ねじれにも対応できるように、と二本インストールしていましたがそのぶん重量は増してしまいます。
また、その脇にはカーボン製の補強ロッド、こちらも反り&ねじれ対策ですが異素材が入ることでの音響的な悪影響もあるかもしれません。私は頑丈さ重視していました。
ちなみにナットが写っていますが普通はこんなもの入れません、普通にネックに穴開けて木ネジでボディと固定して終わりです。私はナットを入れることでより強固に固定ができるのでは?と考えました。
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