“らぶゆ〜きょうと”は生きるヒントばかりなので聴いたほうがいいという話
■声に出さなきゃ気付いてもえない
先日noteプロデューサーの徳力さんがご自身のnoteやTwitterスペースで「好きなことは発信し続けたほうがいい」というお話をされていた。
ほんと(いま思えば)当たり前なのかもしれないけど、「やりたい仕事・会いたい人・叶えたいこと・欲しいもの」などは、"言ったもん勝ち"という言葉もあるけれど、声やテキストにして出さなきゃ気付いてもえない。
それは自分の性格や歪んだ美学もあったけど、35歳くらいまでは気付いてもらえるようにだまって頑張ったりもした。でも会社を辞める時、そして独立してからはっきり気付いた、自分の考え、自分の希望をプレゼンテーションすること。
娘の小学校の教育方針などを聴いていると、未来に向けて自己表現していくことは教育の中心のひとつにあるという。自分の頃(40年くらい前)は、自己表現、自己発信、みたいな教えはなかったように思うけど、時代は大きく変わっていますもんね。
で。
前からnoteにしたい、noteにしたい、と思っていてことがある。この2年くらい、僕の人生や仕事への考え方や向き合い方を大きく変えたラジオ番組がある。"吉本興業 会長"大﨑洋さん、と、"ビリギャルの著者"坪田信貴さんによるラジオ「らぶゆ〜きょうと(KBS京都)」だ。
■面白く生きるヒントが詰まった、らぶゆ〜きょうと
友人のクリエーター・しんどうこうすけさんが紹介してくれた「吉本興業の約束」を読んで以来、お二人のファンになり、毎週この番組で会長室を覗き見させていただく感覚で聴いている。京都でのオンエアなので、ラジコプレミアムにも入った。
とにかくこの番組は、面白く生きるヒントばかりなので、ぜひ多くのエンタメで働く方やこれからの若い方は本当に聞いてみて欲しいと思う。
この番組を毎週聴くようになってから坪田さんの真似をして「面白〜い」をよく使うようになったら「すご〜い」とか「なるほど〜」よりも会話が弾むような気がするし、大﨑さんの「小さな希望さえあれば、どんなことだって楽しい」という生き方、働き方のお話は、娘に語り継いで行きたいと思うお言葉だ。
とにかく、お二人のお話はラジオから飛び出して新しい何かのコンテンツとして拡散されてもおかしくないお話ばかりで、この先のインターネット上に刻み残して欲しい言葉がたくさんあるのだ。
■記憶上、最初に聴いた回がすごかった
「吉本興業の約束」を読んでラジオに辿りついたわけだが、自分の記憶上、最初に聞いた回がこれだ。2020年11月22日放送、ゲストは株式会社サンマーク出版 常務取締役編集長の高橋朋宏さん。
もちろん当時はラジコで聴いたのだけど、"らぶゆ〜きょうと"のスゴいのは、すべてのトーク音源がYouTubeで公開されているのだ。これによって僕は、第1回に遡り聴きあさることができたわけだけど、驚くべきは、第1回には坪田さんがいないのだ。
さておき、記憶上初回、高橋朋宏さん回。
「吉本興業の約束」を読んだとき、たしかメタバース的な話題だったと思うのだけど、もうひとつの吉本興業をつくる、もうひとつの地球をつくる、といったような表現を大﨑さんがされていた。
すっごい考えする方だなーと、本当に感動し、当時音楽業界で働いていた自分的には、音楽もそうだなー、という気持ちを、もっと世界、外を知らなきゃいけないと、心から思った時だった。
高橋朋宏さん回も、まさにそんな放送で、編集とはこういうことなのかー、というのを、超トップ同士の3人がお話されていて。すごい番組を見つけてしまった感を感じのを覚えている。
高橋朋宏さん回のお話の中で、本はずっと残っていくもの、認知、お墓にどんな言葉を書かれたいと思うか、本のタイトルなども編集の方が考えていく、プロデュースすることの面白さ、喜び、発想などを感じれるすごい回なのだ。
大学の講座の話。大学生に向けて、編集者(インタビュー)を模擬体験するワーク。自分の人生で一番つらかったこと、悔しかったこと、挫折したこと、を笑い話や深イイ話に変えて話す。という講座だそうだ。なんと素晴らしい!!!!変換したらいいんだ。そうかー。
<今日の学び>
自分の人生で一番辛かったこと、悔しかったこと、挫折したこと、は、笑い話や深イイ話に変えてしまおう
昨日起きた嫌なこと。なんとか笑い話に変換したいぞ!!!!
ということで、好きなものは好きと言ったほうがいいのです。最近は推しは推せる時に推す、なんて言葉もありますし。
らぶゆ〜きょうと、ゲスト高橋朋宏さん回。最高なので、ぜひ聴いてみてください。
最後に、YouTubeでは流れませんが、放送では番組の最後でその日のテーマにちなんだ曲が流れます。この日は、エンヤさんのBook Of Daysでした。
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