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キャリアコンサルタントが人の手を借りて片づけした話(前編)

就活を始める少し前。
オンラインの片づけサービス(LINE片づけ)を利用して
2ヶ月のおうち片づけサービスを利用したときのお話です。

今回は3回シリーズ。
せっかくキャリコンが書く話なので
前半は就活でよく言われる面接メソッドのフレーム
「STAR(Situation, Task, Action, Result)」で綴ってみましょう。


Situation: 申し込んだ当時の状況

正直その頃の記憶はおぼろげで。
なぜかというと、
出産後まだ3ヶ月ほどしか
経っていなかったからです。

ちょうど就活を始めようとするより少し前。
産後のホルモンバランスのおかげで
やる気にみなぎるハイな状態だったかもしれません。

私と家族の片づけ属性

私(片づけビギナー:口癖は「もったいない」)
夫(准ミニマリスト:口癖は「これ捨てていい?」)
娘(片づけより遊びたい)
息子(目の前にあるものすべて新しい)

それに加えて日帰りで移動できる距離に
私の実親が住む実家(私の部屋がまだある)がありました。

就活を本格的に始まる前に自宅を片づけたい。
なぜかそんな熱い想いが湧いていた当時の私。
(あるできごとによりその想いが奏功するのですが
そのお話はまた後日)

Task: ミッションは「実家の片づけ」

サービス購入を受ける前、
LINE片づけ主催者の香村薫さんに
問い合わせたことがありました。

実家は物が多く
住人は捨てることにも拒否反応があります。
親には身体的に不安な面があり
今のうちに片付けをして
QOLを上げてあげたいです。

お聞きしたいのが、
たとえば週1のみで"LINE片づけ"が有効か、
また自宅でなく実家の片づけですることが
ふさわしい使い方なのか?ということです。

6月某日 LINEでの相談 一部抜粋

今ならわかるのですが、
これを読んだ香村さんは
「う〜ん」と思っただろうなと思います。

というのも「実家の片づけ」というものは
自分の片づけができていないとできないことはもちろん
自分の片付けが完璧な人でも難しい
片づけの最難関であり最強のラスボスなのです。

香村さんからの回答はシンプルなものでした。

実家の母が片づけたいという意志があるか(一番大事)
実家の片づけは毎週1箇所が限界

その回答を得て私がたどりついたのは、
「自宅の片づけをしながら週1で実家の片付けをする」
という結論。
無難な方向に落ち着きました。

実家の片づけをはじめる前に読んだ書籍2冊

この時期「片づけ」に関わるいろんな形でインプットをしていました。
その中で読んだダントツバイブル的な書籍を2冊ご紹介しますね。

まずは前述の香村薫さんの著書。
トヨタ式を活用したおうちの片づけ指南書。
ゴールからの逆算思考で見える化、ムダ取り、5Sのサイクルを
実践していく方法が書かれています。

2冊めは、特に昭和世代にはおすすめのこの本。

まさに実家の片づけをとりかかろうとする私を
「ちょっとまった!」と立ち止まらせ、
ガツンと脳にインプットしてくれました。

書かれている内容はシリアスなのですが、
時系列・ストーリー仕立てで
登場人物の顔を思い浮かべながら
エンタメ的に読み進められます。

実はこの著書渡部亜矢さんは、
ちょうど近くでセミナーをされることがあり、
そこで私は「実家の片づけ」のタフさを知ったのです。

「早めに片づけて体が不自由になっても
暮らしやすいような家にしてあげたい」
という気持ちも高まったのでした。

Action:実際何をどうしたか

LINE片づけ申し込む

実家を片付けたい。
しかしまずは自宅の片付けから。
という気持ちでいざLINE片づけにお申し込み。

申込みから1ヶ月後に開始となるので
それまで「事前課題」をこなしていきます。

申し込み前に香村さんから頂いたアドバイス
「自宅をスッキリできなければ説得力がない」
という言葉はごもっともで
「片付けるほどモノないわ」
と思っていた自宅も見渡せば、
カイゼンしたいところは山盛りでした。

例えば、冷蔵庫、洗面所、玄関、リビング、クローゼット。。
ほぼ全部!

今まで何も素通りしていた
「使いづらさ」
「居心地の悪さ」
「見た目のイマイチさ」
が立体的に見えてきて
いつのまにか自宅の片づけに
没頭していきます。

肝心の実家の片づけは

「住む本人の同意は絶対に必要」
ということを香村さんが強調されていたため

「安全に暮らしてほしい」
「災害があったときに危険がないように」

ということを伝えて
親に理解してもらいました。
具体的には

①夜に火災があったときにひとりで逃げられる家
②停電があったときにひとりで3日間住むことができる家
③足が悪くなっても動き回ることができる家

にすることを目的に進めることに。

「スッキリさせよう」
ではなく
「安全に暮らそう(捨てるのが目的ではない)」
と伝えると親は安心するのですね。

片づけをするうえでふんわりした目標だと
ゴールに向かう途中で喧嘩別れしやすい。
でも具体的にお互い納得できるゴールだと
作業がはかどりやすい。

まあ、そんなこと言いながらも
私も実家の親とは何度も衝突しましたよ!

そのたびに自分の価値観
親の価値観と向き合いながら

途中冷戦期間を経たりもしつつ
どうにか仲違いすることなく
今も片づけはノロノロと続いています。


長くなったのでR(Result)は次回へ!

久しぶりに実家に電話してみようかな〜
週末実家に帰って様子みてみようかな〜

と思った方、
♡でお知らせくださいね!

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