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精神の基礎疾患とコロナ後遺症の恐さを知っていただきたい

昨年12月10日に新型コロナウイルスに感染しました。それから10ヵ月経ちますが現在でも後遺症に苦しんでいます。精神疾患も新型コロナウイルス感染の基礎疾患です。皆様の周りにも人知れず苦しんでいる方がいる可能性があります。本noteはそのことを知っていただきたいということです。

私の基礎疾患はPTSDです。専門性の高い分野ですので引用文が多くなることをお許しください。

2023年5月23日の» 新型コロナ後遺症の精神症状について新橋メンタルクリニックより
精神疾患(統合失調症や気分障害など)を呈する人はそうでない人よりも新型コロナウイルスに感染しやすく・また死亡率が高いという研究結果があります。
また逆に、新型コロナウイルスに感染した後、他の精神疾患を発症する可能性が高くなるという報告もあり、研究が進むにつれて新型コロナウイルスと各種の精神疾患には相互作用があることが分かってきました。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)との関連性
生死に関わる経験によって心に深い傷を負うと、その後も当時の恐怖感や無力感が繰り返しよみがえり、当事者を苦しめ続けます。
これをPTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼びます。
感染当初の辛かった記憶・出来事がまるで今起こっていることのように再現されたり(フラッシュバック)、その時のことだけすっぽり抜け落ちているかのような(解離性健忘)症状が起こります。

新型コロナウイルス感染によって重症化した患者がPTSDと診断された例も多数報告されており、さらにその後不安障害やうつ病の診断を受けている人も少なくないようです。
新型コロナウイルスの感染と症状の程度が、いかに人の心理にダメージを与えるかを示しています。
<引用終了>

上記のように死に至ることもあるのです。私の場合は健常者であれば5日間の養生で済むところ、20日間の入院を余儀なくされました。入院後の10日間の記憶はありませんが悪夢にさいなまされ続けた10日間であり、その後「あいうえお」の発声練習が行われました。脳が「声を出せ」と命じても声帯が反応しなくなっていたのでしょう。

「QOL」という言葉をご存知でしょうか。クオリティ・オブ・ライフ - Wikipedia

クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、略称: QOL)とは、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。
<引用終了>

官僚が書いたような説明文ですが私にはよく分かりません。個人の価値観の範疇にあると考える概念であるからです。

コロナ後遺症によりQOLが下がると言われますが、私の場合は気力の低下です。精神障害1級(PTSD)、身体障害1級(四肢麻痺)の先のない障害者ですが、生きた記録と専門的分野(ホスピタリティと安全管理)において、たとえ少数の人でも役に立つと思っていただける記事を書いたり、新書の刊行を行ったりする意志があったのですが、その気力が薄らぎ続けていると実感しています。

さらに、です。このような記事も。

脳と腸の関係(過敏性腸症候群)
ストレスで腸がキリキリ!過敏性腸症候群(IBS)|川口肛門胃腸クリニック 鼻からの胃カメラ検査 大腸内視鏡 川口市胃がん検診 (kawa-clinic.com)
ストレスなどで腸が過剰に動き、胃から入ってきた消化された食べ物が速く腸を通過してしまいます。これにより腸で水分を十分に吸収できなくなるため、便がゆるい泥状や液状になってしまうのです。
<引用終了>

自律神経が大きく関係していますが、死に至るものでないことを願いつつ11月中に7回目のワクチン接種に臨みます。


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