ヨゾゾ0059

わしのこと「遭遇編」

僕はすみません! みゅんひはうぜんです。

ごめんねポイント1:最近忙しくて、なかなか皆さんのノート読めてません。すみません! 今度ぜひ拝見したいと思います! その際はどうぞ宜しくお願い致しまする。
m(_ _)m

ごめんねポイント2:前回ついついZORKの話が弾んでしまって、全然アイガモの話になりませんでした。今度こそやらないとそろそろみんな帰ってしまいそうなので、今日こそは頑張りたいと思います!
d(^~゜ )

ええと、ヨゾゾさんの話です。見た目は前回・前々回と写真を上げたので、すでにご存知のことかと思います。あれがアイガモのヨゾゾさんです。

いやね、2006年頃だと思うんだけど、それまで世話していたゴールデンハムスターのネズミ小僧次郎吉(通称ジジジロロロさん)が亡くなってしまったので、次のペットにはぜひ鳥を飼いたいと思ってまして。鳥、飼ったことなくて。

できればしゃべるやつがいいなーとかって。だって面白いじゃないですか。鳥類が意味もわからないまま、人間が発したエロい言葉をガンガン覚えていくのって(笑)。

正直、それまで鳥を飼ったことがなかったので、鳥類の知識が絶対的に不足してたんですね。鳥は鳥アタマっていうくらいだし、アホなんだろうなーくらいにしか思ってませんで。
(^~^; )

まぁそんな感じで、ペットショップにふらっと行ってみたんです。九官鳥っていくらくらいするのかなぁとか思いながら。

鳥のコーナーに入って、九官鳥を見つけたんですけど、なんかね、1万円くらいするんですよ・・・ネズミ小僧次郎吉(通称ジジジロロロさん)でも1300円くらいの大枚はたいてお迎えしたのに、1万円とかもうわしの1ヶ月の生活費ですやん? 不可能ですよ。
(T~T )

その横のオウムとか、20万円とか書いてあるしもう完全に別世界。わしとは全然関係ない世界の話。こういうの飼う人って、夜はバスローブ着てて、葉巻吸いながらデカいグラスにコニャックとか入れて飲むんでしょ?
【金持ちのイメージが貧困】

なので、しゃべる鳥は無理だなぁ・・・鳥自体無理かなぁと思って、うつむいたわしの目線の先に、そいつがいたんですよ。
Σ(^~^ )

それは衝撃の生き物でしたね。60センチ四方くらいの小さなカゴの中を、文字通り所狭しと暴れまわり、グワグワグワグワ喚き散らしながら、餌のボウルをひっくり返し、水のボウルに足を突っ込み、通りかかる人すべてに丸いクチバシで襲いかかろうとする、謎の鳥。

最初の印象は「変な鳥! けど狭くてかわいそう」だったですね。

わしはついついしゃがみこんで、そのカゴを覗き込んでしまたんです。

そしたら、そいつはピタッと動きを止め、首をくいっとかしげて、つぶらな瞳でわしを見つめ返したんです。そして一言、

「クワ・・・」

あ、出してほしいんだ、と確信しました。このときわしの胸キュンセンサーが、一気にマックスまで高まってしまったのです。

そしてそのカゴの値札を見てさらに衝撃を受けました。なんと

特価1500円

と書いてあるじゃないですか! 特価て! 生き物なのに!

要は、売れなかったら処分しますよ、という意味ですよねコレ?
(T~T )

グリーンの美しい首元、オレンジの美しい脚、ブルーの美しい翼のライン。ちょっとアホそうだけど、それも愛嬌だし、そんな素敵な生き物が、たかが人間の都合で「処分」されてしまうなんて。

わしは今すぐにでも、買ってしまいたい衝動にかられましたが、かぶりを振って冷静さを取り戻し、一旦帰って、どうやって飼うかを調べることに。そんで、ほぼ徹夜でネットを漁って、カモを室内で飼う方法を調べ倒しました。

結論。うまくやればいけそう!
d(^~゜ )

翌日。バイクを飛ばしてペットショップに朝イチで突入。ヤツがまだ売れてないことを確認したら、早速店員を呼んで、即決です。

飼うのに必要な道具も調べました。うさぎ用のケージと床材と、配合飼料。そのへんも一緒に購入することに。

そしたらね、アイガモ本体価格が1500円だったんですけど、道具類で1万円ぐらい出費してしまいましてな・・・ガウンとか着てないのに。
(^~^; )

そんなわけで、その日から9年、ずっと一緒に暮らしました。最初のうちは、わしが見てないときはケージの中でしたけど、そのうちもう部屋を自由にうろうろさせるようになって、最後の方は同じベッドで寝てましたね。変な家(笑)。
(^~^ )

あーやっとヨゾゾさんの話ができましたな。良かった良かった。良かったなぁ。では、次はうちに来てからのヨゾゾさんの話でもするかな。

次回もお楽しみに!
d(^~゜ )

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日南本倶生(みゅんひはうぜん)
「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)