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0047:「生き辛さ」にモトやうにを役立てるために

「個別のドラマ」を超えるために

人生が辛い

その時、どんな原因で汝の「人生が辛い」のか?

以前わしは「個別のドラマ」という話をしましたね。たしか0002ですでにしていたかな?

要は、お金だとか健康だとか、人間関係だとかいう、日々起こる出来事や関心事のことでした。それらをまとめて「個別のドラマ」とわしは呼んでいます。

人間の一生というのは、他の生き物と比べて、ずっとずっと密度の高い経験をしますよね。例えば、わしが日々ぶち殺してきたコバエ(0023)は、たかだか1週間ほどで一生を終えますが、人間はもっともっと長生きしますし、それに、社会を作って生きる動物ですので、お互いの関係でも、コバエよりずっとずっと濃い経験をします。

だからこそ、わしらは日々「個別のドラマ」を、まるでテトリスのようにやりくりして、忙しく暮らしているんでしたね(0016)。

そんな日々と、わしがここんとこ話題にしてきた「モト」や「うにのトゲ理論」が、どんな風に関係してくるんでしょうか?

ここが抑えられてないと、わしの話はただのしがないオッサンの空想・妄想です。
(^~^;)

わしがどうしてこういう「仕組み」の話を続けているのか、それを今一度復習しましょう。
d(^~゜ )


わしのことを少し

ブログの最初のエントリで書いたけど、わしの人生は苦難と失敗の連続でした。

最近分かったのですが、わしはアスペルガー症候群(ASD)を持ってまして。発達障害といわれるものです。ASDについては、詳しくはググってみて下さい(笑)。
(^~^;)

(参考:自閉症スペクトラム障害(Wikipedia))

わしの脳と性格の特性として、「言われないと分からない」というのがあります。一般の方々なら、言われなくてもなんとなく分かっていること、例えば、年上の人とどう話すかとか、その場の雰囲気を察知して、どう振る舞うかとか、やっていい事と悪い事の区別とか、同じふるまいでも、その時その時でそういう「良し悪し」が変わってくることとか。そういうの、全然わからないんです。誰かに教えてもらえないと、自分では思いつけないんですね。

(※脳と性格の特性は、同じASDでも個人差が大きいです。わしの場合の話、として聞いて下さい)

だから、どんなところに行っても、場違いな雰囲気で行動してしまって、しかも、どうしてそういうことをするのかが分かってもらえませんでした。ま、自分でも分かってないので、当然といえば、当然なんですけどね。
(^~^;)

そんなわけで、わしという人物は、社会の皆さんにすこぶるウケが悪くて、だけど自分でもどう改善すればいいのか分からないので、ずっとずっと、社会の困ったちゃんとして、辛いまま生きてきました。

だけど、幸いなことに、一人で考える時間だけは、たっぷりありました。

生き辛さを何とかするために、いろいろな本を読み、考えてみて、ネットで調べて、また本を読んで、ということを繰り返しました。そんな日々を経て、すこしずつ、すこしずつ、これまで書いてきたような「命と世界のモデル」のようなものを、頭の中で作り上げてきました。ガチで30年ほどかかりました(笑)。そして今もまだ、研究途上です。

これを書いている現在は、再び社会で暮らすために、デイケアを利用して社会性訓練しているのですが(転載注:2019年3月現在)、その中で、これまでよりずっとたくさんの人と関わる機会を頂いています。そして、それらの関わりの中で、わしがずっと考えてきたようなことが、やっぱりそこそこ正しいのではないか? と確認できつつあるように、日々思っています。だからこうやってブログに記録しているんです。

そもそもこのブログを始めたのも、この訓練を通じて「わしと同じような生き辛さを抱えたまま、大人になってしまった人、大人をやらされている人が、何人も何人もいるんだなぁ」と気づいたからです。いやね、教えてもらえないと、わしには分からないんですよ。こんな当たり前のことも・・・
(^~^;)


「幸せ」に必要なものはなにか

人生って結局

「幸せだったらOK」

だと思うんです。どういうものが「幸せ」なのか、それが人によって違うだけで、結論としてはこの「幸せだったらOK」なんじゃないかとね。

「個別のドラマ」の追い方』・・・例えば、お金を増やすやり方とか、異性にモテるやり方とか、他人を思い通りに動かすやり方なんてのは、それこそ人の数だけあるんですよ。参考になる生き方も、参考にならない生き方も、人によって変わってくるわけです。それを全部網羅する必要はないし、できませんよね。

だから「幸せだったらOK」になるために必要なものは、個別のドラマの処方箋だけでは、足りないんじゃないかと、わしは常々思っていました。

もっとこう、根本的なこと、個別のドラマの下を支えている、人生そのものの仕組みや存在意義についての話、そういうものが分かってないと「幸せだったらOK」になるのは無理なんじゃないかとね。

わしの脳みそには、さっき書いたような「言われないとわからない」特性があるので、おそらく、大概の人はわしと違って、そんな話なんか知らなくても、なんとなく上手に「個別のドラマ」をやりくりしているんじゃないかと想像しています。

けど、ここを読んでくださっている汝は、どうかなーと。そもそも、タイトルからして「人生はなぜ辛いのか?と思った時に読むブログ」なので、「人生はなぜ辛いのか?」と思ってらっしゃるんじゃないかと思います。
(^~^;)

そういう方に届けばいいな、と思って、日々パソコンやiPhoneに向かってキーボードを叩いているのです。いい時代ですね。インターネット万歳!
(^~^ )


SF漫画読みながらチョコ食いながら犬と遊びながら

さて、そんなこのブログなんですけど、次からは、今まで話してきたことから考えられる

この世界を「誰が」作って運営しているのか

という話になっていきます。かなりオカルティックです。覚悟して下さい。

じつは結構、書くのをためらっています。多分、大勢の人の反感を買うだろうし、もしかしたら炎上してしまうかもしれない・・・。わしは対人恐怖症の治療中でもあるので、正直こういうの怖いです・・・。
(^~^;)

でも、わしの考えてきたことをきちんとお伝えするには、どうしても避けて通れない話になると思うので、次回からちょっと頑張って書こうと思います。その前に、好きな漫画とかお菓子とかペットとかで、ココロのモトの量を増やしておこうかな(笑)。

今回長くなってすみません。最後にあれを。わしの話は胡散臭くて怪しい怪電波のようなものだと思って聞いてくださいね。まずは疑ってみることを忘れないで下さい。

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
今回のエントリーのページはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/10/0047.html



「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)