Netflixドラマ『ナルコス コロンビア編(全3シーズン)』を鑑賞。Viva!ペドロ・パスカル!
これはハマりました。海外ドラマ好きで色々観てますが、南米の作品は初めて。
シーズン1と2は、コロンビアの麻薬王と言われたパブロ・エスコバルの話。シーズン3はパブロのライバル、カリ・カルテルについて描いています。
アメリカのDEA(アメリカ麻薬取締局)の捜査員の視点でストーリーは進みますが、パブロ・エスコバルの人となりやその家族についての描写がリアルでおもしろい。
人の命が軽すぎる‥爆破、誘拐、裏切り、殺害なんでもあり。気に入らなかったらすぐ殺っちゃう。カラッとしてますw
信じがたい状況が続くのですが、あまりに日本とかけ離れすぎており、不思議と辛い気持ちにはならなかった。過激すぎるのでフィクションとして消費してしまう。スリリングな展開にハラハラし一気に完走しました。
S1〜2はDEAの捜査官マーフィー(ボイド・ホルブルック)が物語の語り部として、主人公的な立ち回りをしています。コロンビアに赴任してきた当初はやる気に満ちた爽やかな青年だった彼も、過酷な捜査に段々暗く暴力性を帯びた顔つきになっていくのが印象深かったです。妻もアメリカに帰ってしまいました。その相棒兼先輩のジャヴィア・ペーニャ(ペドロ・パスカル)はS1〜2は存在感が薄いものの、S3では主人公となり、パブロ・エスコバルの後に台頭したカリ・カルテルの幹部逮捕に向けて奮闘します(ここではボイド・ホルブルックは一度も登場せず。少し寂しい)。
ペドロ・パスカル、『ゲーム・オブ・スローンズ』でもいい味出してましたが、今作でMyお気に入り俳優の仲間入りを果たしました。
ウォンバット系のお顔立ち(失礼)なんですが、やや不釣り合いなガッチリした体つき。そのギャップがたまりません。絶望的な状況でも決して諦めず悲壮感漂いながらも正義を成そうとする、その表情に心を持っていかれました。
元々、わたくしイケおじ好きなので必然的な流れですね。
『マッシブ・タレント』にも出演しており日本での人気が高そうな俳優さん。今後に大注目です。
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