マガジンのカバー画像

おひとりさま旅紀行(神社編)

7
これまで行った神社について、個人的所感やエピソード、古代史ネタやトリビア情報など。皆様の神社参拝旅紀行の参考になれば幸いです。
運営しているクリエイター

#サンライズ出雲

【八重垣神社編】奇跡のサンライズ出雲の旅⑥

【八重垣神社編】奇跡のサンライズ出雲の旅⑥

縁結びの由縁 出雲大社周辺の話もまだあるが、まずは、元旦の出雲大社参拝後に行った八重垣神社の参拝を書きたいと思う。

 八重垣神社は、出雲大社と合わせて必ず行きたいスポットであった。他にも、出雲周辺には魅力的な古代史の匂いがする神社仏閣がたくさんある。ただ、年末年始であり、時間の制限もある中で、絞り込んだ。

 八重垣神社は、池に浮かべるおみくじで有名になった縁結びの神社である。素戔嗚尊(スサノオ

もっとみる
【初詣編】奇跡のサンライズ出雲の旅⑤

【初詣編】奇跡のサンライズ出雲の旅⑤

いざ初詣へホテルに戻って仮眠をし、意を決して出雲電鉄の特別チケットで出雲大社に向かう。昨年の伊勢神宮の初詣は広大な敷地内で身動きできないくらいで、来るんじゃなかったと引き返したいくらいの人混みであった。

出雲大社の行列は確かにひどかったけれど、思ったほどでもないなというのが正直なところだった。隣に私と同じようなおひとりさま女子がいたので、「どのくらい並ぶんですかね」と話してみたら、「2時間ぐらい

もっとみる
【大晦日編】奇跡のサンライズ出雲の旅④

【大晦日編】奇跡のサンライズ出雲の旅④

今後貴重な初詣おそらく今度の年末年始の初詣は、自粛になるんだろうと思う。
ボチボチ書いている、出雲大社初詣は、こんな季節はずれになってしまったけれど、貴重なバーチャル初詣になるかもしれない。

前回は、大祓祝詞で悩んでしまったが、その祝詞がどのような経過でできたかはそれはそれとして、長年の人々の思いのこもった言霊と言うものは間違いなくある。そう思って、6月末は大祓だったので、いつも通りに大祓祝詞を

もっとみる
【祓社編】奇跡のサンライズ出雲の旅③

【祓社編】奇跡のサンライズ出雲の旅③


いざ出雲大社へ「稲佐の浜」から、神様の通る坂道を上り、息を切らせながら、「出雲大社」前にたどりついた。(坂道であったうえ、方向音痴のため住宅路に迷い、リュックの砂も重かったのだ。)

大晦日の出雲大社は、空いていており、神社特有の気を感じることができた。今回の旅行のためにアマゾンで買った自撮り棒を早速iPhoneにセッティングし、出雲大社と刻まれた石碑や木製の「勢溜の大鳥居」をバックに、初自撮り

もっとみる
【稲佐の浜編】奇跡のサンライズ出雲の旅②

【稲佐の浜編】奇跡のサンライズ出雲の旅②

なぜに出雲だったのか初の寝台列車、かつ、ピカピカの車両で女性ユーザーも多いサンライズ出雲で、早朝、出雲駅に到着。正直、これだけでも十分満足する旅であった。近年の私の目標の一つは、サンライズ出雲に乗ることに加え、出雲大社に行くことだった。なぜ、出雲大社行きたかったのか。それまでの伊勢神宮をベースとした天津神より国津神に心を惹かれるようになったからだ。神様や目に見えない世界もあるとは思っているが、古事

もっとみる
【列車編】奇跡のサンライズ出雲の旅①

【列車編】奇跡のサンライズ出雲の旅①



少し前の出来事になるが、サンライズ出雲の旅。ここ数年行きたい行きたいと言う思いが募っていた。伊勢神宮を始めすべての神宮を制覇するほど、神社に対して見聞を深めたいという欲求が高まっていた。天津神から国津神へ関心がシフトしてきたことに伴って出雲への熱い思いがあったが、距離が遠いとかそういったことで、ズルズルと月日が経っていた。また私はブームになる前、私の十代の頃から、乗り鉄女子である。女子に人気の

もっとみる