2023年5月を振り返る
大好きな手帳は書きっぱなし派なのだけれど、最近、やけに暮らしのあちこちに、「なにごとも振り返りがだいじ」というフレーズが出てくる気がして考えた。
気の向くときは私もしよう、振り返り。
本当は気が向いたときだけでは意味がないのかもしれないけれど。
さて、2023年5月。世の中的には、カレンダー通りだと5連休があったり、コロナの5類感染症への移行があったり、あたたかい日とそれを通り越して暑い日があったり、人の動きを活発にした一か月だったのかしら。
私も、世の流れとおなじく、少し活発になったかも。
5月は、ときどき出かける映画に加え、ものすごく久しぶりにライブを観に出かけました。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは劇中に使用される音楽もステキで、音楽づいた月だった、と言えるのかもしれないな。
今回のガーディアンズは90年代の音楽がフューチャーされていて、レディオヘッドやビースティボーイズに、なんだかぐぐーっと気持ちを引っ張られ、揺さぶられた気がする。
そして大好きな怒髪天には、やる気をもらった。
誰かに、自分もなにかしようって思わせられるの、すごいよね。誰かになにかを伝える、考えさせる、そういう力は誰にでもあるわけじゃない。なににでも帯びるわけじゃない。
創作をしていると、その力を持つことの凄さ、難しさに打ちのめされることがある。そうやってぺちゃんこになった気持ちにも、怒髪天はやる気をくれる。
もらった気のおかげもあって、なかなかスロウペースになっている私の創作活動も、止まってはしまわずに、少ーしづつ成された。
癒しであり、小さな創作、ゼンタングル風のイラスト描き。
5月は花をモチーフに。
つぶやくように書くエッセイは3タイトル書いた。
どうしても覚えられない名前もあるけれど、どうしても思い出せない名前というのもあるなぁ。
6年ぶりくらいに会った知人、当時はそんなに会話をすることもなかったのだけれど、気づけば名前を呼んでいた。それなのに、当時、隣の席に座っていた、おそらく一番話をしていたであろう人物の名前が思い出せない。顔ははっきりと頭に浮かぶのだけれど、なに山さんだったか、なに村さんだったか、思い出す糸口も見つけられない。不思議だ。
小説は、種に水をやっている最中の一作がある。
某公募の2次選考の結果が出て、落選を知り、しょんぼりしてもいる。
でもまあ、書きたいから書いていくしかない。
小説といえば、5月に読んだ本で最も印象深いのは、村上春樹さんの6年ぶりの新作長編小説だ。
マニアではないし、評するような知識も持ち合わせてはいない、ただのファンなのだけれど、今回もまた、今を生きること、生き方、生きるしかない、みたいなことを考えさせられる作品だったと思う。
あれこれ気になったり、気づいたりもあるのだけれど、村上春樹さんの小説を読むたび、私はいつもそういう、今と生のツボを、ぎゅっと押される気がする。
私の2023年5月はこのような感じでございました。
6月はどんなことがあるかしら。
楽しい一か月になることを期待しています。
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