心電図ストーリー(マインド編⑤：8割が心室の情報)
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心電図で命を救う男性看護師 宗形直哉です
前回はマインド編の「視点を変える」について
お話をさせていただきました。
今回は「8割が心室の情報」についてお話しします。
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心電図は「PQRST」と5つの
アルファベットが並んでいます。
「P波」は学校でなんと習いましたか？
P波は「心室の収縮」と習ったと思います。
P波を情報という視点で見るとどこの
情報になりますか？
P波は「心房」の情報ですよね。
それでは、「QRS波」はなんと
習いましたか？
QRS波は「心室の収縮」と習ったと思います。
T波はなんと習ったかというと
「心室の拡張」と習ったと思います。
QRSTを情報という視点で見るとどこの
情報になりますか？
QRSTは「心室」の情報ですよね。
5つのアルファベットのうち4つが
心室の情報です。
言い換えると、「8割が心室の情報」と
いうことになります。
それだけ心室は大切ということを
1つの波形が物語っています。
このことを知っていると知らないとでは
心電図の考え方、捉え方が
違ってきます。
そして、
このように伝えている人も
少ないと思います。
では、モニター心電図はいったい
どこを見ていますか？
それは・・・
「心室を見ている」ということです。
モニター心電図も
同じ心臓を見ていることを考えると
少しずつ分かってくると思います。
心電図は8割が心室の情報であることから
モニター心電図も主に
心室を見ているということです。
・・・つづく・・・
自己紹介動画(5分44秒)
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〜宗形直哉のプロフィール〜
1991年生まれ、福島県出身
学生の頃に心電図が嫌いになりました。
しかし、ある日を境に心電図が嫌いから
好きになった過去があります。
一般社団法人全国セミナー講師協会 谷口総志
の指導を受けました。
今は
「この一瞬を境に心電図が読めるを実現させる」
を理念に掲げ、心電図のセミナー講師として
活動を開始しました。
その日、その1時間、その一瞬を境に心電図が
難しいから、分かったら楽しいかもと一変する
お手伝いができたらと思います。
◆臨床経験
循環器内科＋心臓血管外科病棟
ICU
◆取得資格
心電図専門士、心電図検定3級、2級
日本DMAT
◆得意・好きな分野
心電図、循環器、心臓、災害医療
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