見出し画像

安心・安全なお菓子の自給

主食とお野菜の自給率は高くなった。ハチミツもそうなのだが、お菓子も自給率を高めたい。

お菓子は大好きだ。ついつい悪いとは思いつつ、遺伝子組み替えのコーンや、世界一添加物たっぷりで、すごい量の農薬がぶっかけられたであろう小麦粉を材料とした、どこでも販売されているいろんな種類のお菓子に手を伸ばしてしまう。しかも、食べだすとやめられない止まらない。我慢するストレスの方が毒なのだよと、自分にそっと言い聞かせて食べてしまう。

ここに、少しずつメスを入れたい。


小麦粉・米粉

小麦を作ったので、これを粉にすれば、クッキーやパンケーキやいろいろできる。また、毎年籾摺りをするとこわれ米がでる。(世間一般ではクズ米というが、私はあえてこわれ米と呼んでいる。人間の勝手な都合で安くしか販売できないからクズ米という言い方が好きじゃない。栄養は全くおんなじである。)

このこわれ米を精米→水洗い→乾燥→粉にすると、上新粉ができる。粉に挽くのだから、こわれていても全く問題ない。米粉の一種である。花より団子、自給上新粉で作ったお団子を食べながらのお花見も乙なものである。柏餅もいい。

またこわれ米そのままでも、ライスプリンやら炊いてからすりこぎで潰せばクッキーも作れるようだ。いろんなレシピがある。もちろん自給米粉パンも作れる。

イモ・豆類

じゃがいも、サツマイモ、カボチャなどでも美味しいスィーツができる。芋もち、スイートポテト、南瓜プリンやケーキも。

枝豆もいい。小豆や金時豆も美味しい和菓子ができる。

手間ひまかければ、安心な材料で納得のいくお菓子をいくらでもまかなえる。


炒るお菓子

気に入っているのが、炒るとお菓子になるポップコーンと落花生である。

画像1

ポップコーンは本当に良い。獣害も少なく、トウモロコシの大敵アワノメイガの虫害も比較的少ない。畑で乾くまでほっておいて、収穫する。洗って剥いて乾かしておけば、長期間保存できる。レシピもかんたん。フライパンに油と一緒に入れ、蓋をすると、パチン、パチンッと音が鳴り、静まったころ蓋を開けると出来上がり。天然塩をサッと振れば出来上がりである。農作業の合間のおやつにも、アウトドアのお菓子にも最高である。

もう一つが、落花生である。外殻をつけたまま茹でて食べる方法と、外殻を剥いて、中身を干しておき炒って食べる方法がある。こちらも保存性がよく、持ち運びも調理も楽なので最高である。黒落花生が特に気に入って作っている。外殻を剥いた中の粒は小さめなのだが、渋皮が黒に近い紫色で抗酸化物質アントシアニンが豊富である。数粒サッと炒って、天然塩をサッとかけて、香ばしい作り立てを摘むのにハマっている。

もちろん茹でた方は翌年の種としては使えない。干した方は種になる。(もちろん炒ってはいけない。)


無農薬自給農で採れた作物と安心で天然の栄養のある調味料で、工夫とひと手間をかけ、安心安全な美味しいお菓子の自給比率を増やしていく。


安心・安全なお菓子の自給

ご覧いただきありがとうございます