サマポケの聖地巡礼(直島)の記録

はじめに

この夏休み、私はサマポケの聖地巡礼をしようと思い立ち、実行した。ここではその時のことを綴っていこうと思う。私は9月の頭頃に里帰りで岡山に寄る予定があったのでその時に直島に寄ることにした。本当は男木島や女木島にも行きたかったのだが、今回は一日しか時間を取れなかったので直島にしかいけなかった。次回は香川側から男木島・女木島を巡ろうと思う。この記事では「Summer Pockets REFLECTION BLUE」のネタバレをしているかもしれない箇所があるので注意してほしい。


岡山市〜直島上陸

私はこれまで聖地巡礼をしたことがなかったので、どれくらいの時間かけて巡るものなのか全くわからなかった(※直島へはちゃんとどう巡るべきなのか色々と調べて予習はしてから行った。)。そこで「とりあえず自分にできるだけ早く出発しよう」ということで岡山駅を朝6時前に出発する電車に乗ることに。結果7時前には宇野港に到着。こんな時間に到着したのに人が意外に多くてびっくりした。

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そして直島行きのフェリーには7時過ぎに乗ってしまう。今思えばさすがに早すぎた...地元の人しかフェリー乗り場にいなかったしね。ただ朝早くだからなのかはわからないがフェリーに乗っている間は風がすごく気持ちよかった。3枚目の写真はフェリーが着岸する時に撮ったものだが、実際にこの目で見るとうみちゃんの存在をしっかりと感じることができた。ちなみに直島には主に二つの港があるのだが、私は島の西部にある宮浦港というところから上陸した。

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〜自転車入手

直島についてすぐに気づいた。朝早すぎてレンタサイクルのお店がまだ開いていない!!!直島はなんだかんだ広いため自転車がないとなかなか自由な移動が厳しいというのは事前に聞いていたのでこれは困った。とりあえず徒歩でまわれる近場から散策することに。まずフェリー乗り場から出てすぐに通りにあるこのお店で「ああ...ここが本当に物語の舞台だったんだなあ...」と感慨深いものがあった。このお店もそうなのだが、この島には本当にサマポケに関するものが多く見られた。さすがに写真を撮ってはいないがいわゆる痛車のようなものもちらほらあったしね。

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この通りまで出てから気づく。「あっっっ!!フェリー撮ってない!!」と。ゲーム中にも港とフェリーの背景はたびたび出てくるのでぜひ写真に撮っておきたいが、上陸の興奮でうっかり忘れがち。フェリーが来てる時しかこういう写真は撮れないので要注意。この港は本当にゲームまんますぎて驚いた。

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フェリーを写真におさめた後で向かったのは「イワタコンフェクト」。サマポケ中では駄菓子屋として出てくる場所だ。ここも見た瞬間に気づくくらいにゲームと同じ。港から近いのだがちょっと道が入り組んでいて迷うほどではないがわかりにくかった。この時間にはさすがに開いていなかったので帰り際に寄ることに。ここを見た後は9時になってレンタサイクルのお店が開くまで港で休憩。朝早かったからちょうどよかったかな。

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〜ため池

自転車を借りた後はとりあえず島の北側から山を越えて東側を目指すことに。島の南側はバスのための道になっていて自転車が通れない箇所があって避けたかったんだよね。ただまあそうなると当然登り坂をチャリで行くことになってちょっとキツかった。

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島の北部は工場か何かだったようでこれ↑より奥は通行できず。少し引き返して下り坂ゾーンへ。

坂を下り終えるとちょうど海岸沿いの道に出て海風が気持ちいい。ただ方向によっては工場に積まれてある砂が飛んできて目が痛い。ここは島のちょうど北東部だったかな。ここから海風に当たりながら延々とチャリを漕いでため池を目指す。ちょっと道がおかしいんじゃないかってことは言わないで...

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やや迷子になりながらもため池に到着!(正確にはダムっぽいけど)
ここは道を少し外れて進んだので本当にこっちであってるのか...?と不安だったがなんだかんだ着ける。水に関する施設っぽいのが下にあるからそれでなんとなくはわかるし。「れいだーん」ってやろうかと思ったけどしろはよろしく誰かに見られていたら恥ずかしいどころではないのでやめておいた。

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ちなみにここの近くには↓のようなめちゃくちゃ大きいゴミ箱のオブジェが。

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この後は島の東側にもう一度出ようとしたのだが、ため池に行くために大通りから外れていたのを忘れてそのまま山奥に進んでしまい、道無き道をチャリで走ったり、その結果、蛇や蜂と遭遇する羽目になったりした。めんどくさがらずに一回戻るべきだった...

〜昼食

多分ここなんだろうなって感じではあるんだが行った時間がちょうど満潮ごろだったので海岸に降りることはできず。時間の調整の大切さを思い知った。

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ここからもう少し進むと↓のような静久の海の家のモチーフになってそうな建物が。

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ここに来るまでに降りてきた坂道は途中で分岐していたのだが、こっちではない方に降りていくとゲームで何度も見た↓のような場所にたどり着く。スーツケースとか紙飛行機とか持ってくればよかったかもしれない。(自分が持ってても仕方ないっていうのはそれはそうなんだが)

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お昼ご飯は写真↑の右側に写っている石井商店で。美味しかった。

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この後は干潮を待つためにさっきの海の家(?)の近くの海岸でぼーっと過ごす。ここでサマポケのサントラを聴きながらのんびり過ごす時間は最高だった。ここに来るまでに見てきた景色で「ああ...この島でみんなは夏を過ごしたんだな」ということが強く実感できたために余計に感動的だった。

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〜帰りのフェリー

この後はあいにく雨が降り始めてしまったのでさっきの海の家(?)で雨宿りがてらキーマカレーを食べる。おいしい。

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そうこうしているうちにいい感じに潮が引いてきて雨もおさまってきたので散策を再開。この辺の海岸もそんな感じがするな。

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さっき来た時はは完全に海の中だった場所も撮れた。雨上がりなのでさすがにこれ以上は近づかなかったが。

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そしてチャリを返却した後はイワタコンフェクトへ。ちょうどおやつどきだったので手作りのクッキーと近々に冷えたコーラを購入。しらすクッキーもどんな味なのか気になったので選んでみたがかなり美味しかった。イワタコンフェクトの店内は想像以上にグッズで溢れかえっていたのでぜひ立ち寄った際には見てもらいたい。

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帰りは16時過ぎのフェリーに乗った。フェリーへの搭乗開始から出航までは少し時間があるのでうみちゃんを探すなら帰りのフェリーがいいかもしれない。

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たしか島の北側。

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島の西側北部。こういう場所は色々と想像の余地があって好き。

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9月の頭頃ということは(時の経過に伴う温暖化の影響も加味すると)羽依里が鳥白島から帰った時期の気候とだいたい一致してそうなのがちょっとエモかった。

最後に

サマポケの聖地巡礼は物語の世界の中だけだと思っていたものが次々に実際に目の前に現れるのでなかなかに楽しい。ただ複数の島を1日で回り切るのは無理があるので次回はもう少し時間に余裕を持って臨みたい。そして、実際に島を回ることで物語の説得力が増すこともあるのでサマポケを一通りやった後はぜひ自分で島を巡ってほしい。羽依里がなんで島内を移動するのに原付を使っているのかがよくわかるから...

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