何をやってもうまく行かない時にどうすべきか? 日常や仕事に役立つ対処法とは?

【投稿者コメント】

【キーワード】

[やり尽くしたら祈れ]、[謙虚に振返れば視える]、[救いの神は貴方にある]

【件名】

「何をやってもうまく行かない時にどうすべきか? 人生や仕事に役立つ対処法とは?」

【投稿本文】

 当方は、仏教の説法師やメンタルトレーナでもなく、一介の元ITエンジニアであり、様々なITプロジェックトで修羅場を経た経験を以下に記した。

 プロジェクトマネージャと云えば、聞こえは良いが、いわば、うまく行かない事が当たり前の、IT開発プロジェクトの、何でも始末屋・解決屋・便利屋だ!

 制約の多いIT開発プロジェクトゆえ、リソース・資源(人・物・金・時間)も無い無い尽くしで、一人情シスで事に当たる事も多かった!

 そんなプロジェクトで、或日、アプリバグが発生して、「バグを改修したアプリで土日休日返上でデータ入力して、納期の月曜日にデータ納品するから、明日、土曜日の午前9時までに、改修したアプリを納品せよ!」と云う顧客の厳命が下った!

 金曜夕方に顧客のマシン室へ出向いて、バグ発生時のDBのバックアップを社内に持ち帰って、徹夜作業でようやくバグ改修版の実行モジュールが出来上がったのが、土曜日午前4時30分!

 バグ改修版の実行モジュールが出来上がったのは良いが、この改修モジュールでバグが改修されたと云うエビデンス・証拠が無いと納品は出来ない!

 アプリのソースの処理をトレースして、バグの原因を見つけて修正したのは良いが、バグ発生"直前"のDBのデータを再現するのがとても難しく、午前5時の始発電車での改修アプリの納品には、あと30分間の余裕しかなく、「どんづまりの状態」だ!

 よく、艱難辛苦を経た方が、修行の為に、四国巡業修行をすると云って、無二の境地で、神仏にすがる修行をするらしい!

 いわば、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!」の心境だが、最近は、四国巡業修行がメジャーになって、もてはやされた結果、どこぞの政党の党首じゃないが、「お手軽坊主頭で白装束で修行のふり=脱日常化チャレンジ」に過ぎず、神仏に帰依(きえ)する訳じゃない!

 ゆえに、「全てをやり尽くした結果、後は、神仏に託す!」と云う姿勢こそが、本来の四国巡業修行の姿だろう!

 この時のどん詰りのバグ改修作業では・・・

 「とうてい納期・期限に間に合いそうもなく、もはや、これまでか!?」と諦(あきら)めかけながらも、

 休憩場でコーヒーを飲みながら、昨日の夕方から今日午前4時半までの作業内容を"素直(すなお)に"、反芻(はんすう)・振り返ってみる・・・

 心境は、ここまでやったのだから、後は、神仏に祈るのみ・・・

 すると、突然、今まで、視えていなかった事が視えて来る!

 思わず、「あっ!」と叫んで、「なんだ! そう云う事か!」と課題が氷解する!

 後は、集中の10分間のマシン作業で、バグ改修のエビデンスの画面のScreenShotを取得して、改修アプリを格納したメディアに貼り付けた!

 まさに、<<全てをやり尽くして必死に神仏に祈った結果、救いの神・仏が、降臨したと云う事だ!>>

 本投稿の標題は、少々、大仰・大袈裟だが・・・

 今回の投稿は、こんな拙(つたな)い当方の経験を記したものだが、何かの参考になれば幸いだ!

◇◇◇◇◇

 オオタニだって、いつも、三振が取れて、ホームランが打てる訳ではない!

 まして、天才野球選手でもない方でも、

 「何をやってもうまく行かない」と感じる事は、誰にでもあるはず。

 失敗が続いて、自分に自信が持てなくなった時にはどうすればよいのでしょうか?

 もう限界だと思っても、ささいなきっかけで気分が変わる事もあります。

 今回は、仕事や生活の中で気分が落ち込む原因や対処法を記しました。

 逆に「何をやってもうまくいかない」と感じる時にやってはいけないNG行動や、何をやってもうまく行く人の特徴や習慣も記しました。

 「もう駄目だ! 嫌だ!」と思った時に、参考にして下さい。

■何をやってもうまくいかない時とは

 何をやってもうまくいかないと感じる理由や対処方法を記しました。

【何をやってもうまくいかない時の原因】

 何をやってもうまくいかないと感じいても、実は自分の考え方がネガティブになっているだけ、と云う事があります。

 まずは現状を客観的に把握して、気分が落ち込む原因について考えてみましょう。

●ストレスが溜まっている

 ストレスが溜まっていると、ちょっとした事でもネガティブにとらえてしまいがちです。

 心に余裕がない状態では、周りの人のアドバイスも嫌みに聞こえてしまう事もあります。

 人と関わり、社会で活動する以上は、ストレスを全く感じない事は不可能です。

 しかし、ストレスが多過ぎると、気が付かない内に、心には負荷が掛かっているかもしれません。

●目標がない

 日々の目標なく過ごしていると、方向性を見失いがちです。

 「うまく行くとはどういう事か」が明確になっていないので、何をしても成果を得られなかった様な気になるのです。

 「初回の顔合わせでは、相手に顔と名前を覚えてもらえば十分」と云う様に、成功した時のビジョンをはっきりさせておく事で、それがどの程度達成出来たのかを冷静に判断する事が出来る様になります。

 「何をやってもうまく行かない」と感じているだけで、実はきちんと前進していると云う事が実感出来るでしょう。

●自己肯定感が低く、他者の目ばかりを気にしている

 自分を褒めてあげられるのは、自分だけです。

 周りの評価は、それぞれの基準に基づいています。

 それを自己評価の基礎にしてしまうと、いつまでも自分の価値が安定しない、と云う事になりかねません。

 自分がどれ位頑張ったかは、自分が判っていれば良い事です。

 周囲からの評価は一旦横に置いて置いて、自分自身の基準で、自分を評価してあげましょう。

●失敗を認めず、未来に生かせていない

<<失敗は、そのままでは「損失」です。

 しかし、どうして失敗したかを考えて、次に生かせば、それは「経験」になります。>>

<<最初から失敗しない人はいません。

 積み重ねた失敗を、経験として蓄積出来た人だけが「成功」するのです。>>

 「イヤな事は早く忘れる」と云うのも大切な事ですが、そこから学んだ教訓はしっかり記憶しておきましょう。

●すぐに諦める癖がついている

 「成功するまで続ければ、失敗はない」と云うのは極論ですが、すぐに諦めてしまっては元も子もありません。

 例えば10回うまく行かなくとも、11回目はうまく行くかもしれません。

 継続は力なり、です。

 「うまく行かない事」と「何もしない事」は違います。

 思った通りに行かないからと云ってすぐに諦める癖が付いている人は、うまく行くはずの事まで放棄してしまっているかもしれません。

■何をやってもうまくいかない時期の対処法【考え方編】

 どうしてもうまく行かない時には、まずはマインドを変える必要があります。

 考え方はすぐには変えられなくとも、毎日少しずつ繰り返していけば、次第にポジティブな思考が身に付くはずです。

 何をやってもうまく行かない時期に思い出してほしい「考え方」について紹介します。

●うまくいかない事があって当然だと理解する

 どんな達人にも、初心者の時期があります。

 初めて挑戦する事が、うまく行かないのは当然の事。

 失敗は、誰でも経験する事です。

 うまく行かない事が続いても落ち込まず、「そんな事もある」と気楽に捉(とら)えましょう。

●今を大切にする

 うまく行かなかった事は、既に過去の事です。

 そこに囚(とら)われて思い悩む事は、今この瞬間を無意味に過ごす事に繋(つな)がります。

 過ぎてしまった時間は、取り戻せません。

 ただ悩み続けたり落ち込んだりするよりは、その失敗をどう次に生かせるかを考える方にシフトしましょう。

●他者の評価を期待しすぎない

 自分ではうまく行ったと思っても、周りからの評価はそれほど高くない事もよくあります。

 これだけの事をしてあげたのだから、と見返りを期待すると、思う様な結果を得られない事もあります。

 相手は相手。自分は自分。

 「うまく行かなかった」と考えるのではなく、「相手に期待し過ぎだったな」と冷静に判断する事も大切です。

 それよりも、自分が自身の成果を認めてあげる事が大切です。

●ネガティブ思考を止めて、ポジティブに物事を捉(とら)える練習を

 物事には、表と裏があります。

 同じ出来事をポジティブに捉(とら)える人もいれば、ネガティブに受け取ってしまう人も居(い)るのです。

 ネガティブに考えがちな人が、ポジティブな思考を持つのはなかなか難しい事かもしれません。

 そんな時は、「うまく行かなかった事」のポジティブな面を挙げる練習をしましょう。

 「成約には至らなかったけれど、クライアントに商品の良さは伝わったので、きっと次に繋(つな)がる」、「コンペ自体はうまく行かなかったけれど、案を相談する内に社内に人脈が出来た」等(など)、訓練を繰り返す内に、きっと物事の両面を見られる様になります。

■何をやってもうまく行かない時期の対処法【行動編】

 気持ちの整理が付いたら、次は行動を変えて行きましょう。

 普段の習慣は、人生を変えて行きます。

 又、心の在り方を変えるよりも、行動を変える方が簡単な場合もあります。

 元気に成れる「行動」について、記しました。

●好きな事や趣味に没頭する

 既に大好きな趣味がある、と云う方は、とことん没頭するのも効果的です。

 時間を忘れて熱中すれば、体や心がリフレッシュ出来るでしょう。

 うまく行なかった事も、いつの間にか、「どうでも良い事」に変わるかもしれません。

●ストレスを発散出来るものを見つけて定期的に行う

 スポーツや旅行等(など)、ストレスの原因から離れて過ごす時間は、ストレスの発散に繋(つな)がるでしょう。

 心の負担が軽くなれば、考え方もポジティブになって行くもの。

 気分が落ち込んだ時は、心の休憩時間を取ってあげて下さい。

●新しい事にチャレンジする

 これまでと同じ事を繰り返しても、失敗のイメージが忘れられない内は、気分が晴れないかも知れません。

 そんな時は、新しい事にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 視野を広げて、思い掛けない好みや適性と出会えれば、自分に自信が持てる様になるはずです。

●周りに相談する

 自分の事は自分が一番良く知っていると思っても、周りの人しか知らない貴方(あなた)の姿があるかも知れません。

 一人で思い悩んだ時には、身近で信頼出来る人に相談してみましょう。

●思い切って環境を変えるのも一つの方法

 色々試してもやっぱりうまく行かない事が続くのなら、それは貴方(あなた)が原因ではないのかも知れません。

 会社や学校、周囲の人等(など)との相性が悪いだけなら、環境を変える事で活躍の機会が生まれる事もあります。

●何をやってもうまく行かない時の対処方法

 考え方や行動次第で、物事は好転するかも知れません。

■何をやってもうまく行かない時にこれはNG

 事態を好転させようとして取った行動が、逆効果になっているかも知れません。

 次はうまく行かない時にしてはいけない、NG行動について見てみましょう。

●自分を責めること

 「失敗した!」、「もうダメだ!」と、自分を責めてはいけません。

 反省する事は大切ですが、むやみな攻撃には何の利益もないからです。

 考え方や行動を変えたり、一旦そこから離れたりして、まずは気分を落ち着かせる事が重要です。

●他人に言われた事を鵜呑みする事

 他の人に相談した時に、自分のしたい事とは違う事をアドバイスされるかも知れません。

 又、過剰な叱咤(しった)をされても、真に受ける必要はありません。

<<他人は所詮(しょせん)他人です。

 貴方(あなた)の人生に責任を取ってはくれません。

 もらったアドバイスはよく吟味して、自分自身で決断しましょう。>>

●無理をして頑張る事

 失敗を取り戻そうとして、がむしゃらに頑張り続けるのもNGです。

 追い詰められるほど、視野は狭くなりがちです。

<<正しい判断をする為にも、うまく行かなかった時には、一度ゆっくり休む時間を取りましょう。>>

■何をやってもうまく行く人の特徴や習慣を参考にしよう

 中々(なかなか)成功しない人が居るのとは裏腹に、何をしてもうまく行く様に見える人が居ます。

 彼らは何が違うのでしょうか。

 何をしてもうまく行く人のマインドや習慣について紹介します。

●何事にも感謝の心を持つ

 相手にしてあげた事を数えるのは簡単です。

 しかし、してもらった事に感謝する事は忘れがちになっていませんか?

 自分と同じ様に、相手もあなたにしてあげた事を覚えています。

 それをきちんと感謝する人だけが、「又助けてあげたい」と思われる様になるのです。

●他人の幸せを妬(ねた)まずに素直に喜ぶ

 他人が幸せな姿を見ると、自分と比べてつらい気持ちになる人も居るかも知れません。

 けれども、相手が幸せだろうか不幸だろうが、自分の状況とは関係のない事です。

 幸せは、取り合うものではありません。

 他人の幸せを素直に喜び、共に祝う事で、自分も幸せになっていくでしょう。

●変化を楽む

 人との関係も、自分自身も、日々変化して行きます。

 変わる事を恐れていては、いつまでも安心出来ません。

 「全ては変わるもの」と受け入れて、その変化を楽しめる様になると、ちょっとした事で毎日が豊かになります。

●自分でコントロール出来ない事には執着しない

 例えば、他人の気持ちは、自分ではどうする事も出来ません。

 「こうなったら良いのに」と思うのは、あくまでも自分の希望です。

<<自分でコントロール出来ない事は受け入れて、自分自身の事に目を向ける事が、ポジティブな思考の土台になります。>>

●目標を立てる

 毎日に目標を持つと、その日一日の過ごし方は大きく変わります。

 例えば、「ダイエットをして5Kg痩せよう」と思えば、通勤までの1駅を歩いたり、甘いものを控えたりするはずです。

 小さな行動は成果となり、「良い一日を過ごした」と云う感覚に繋(つな)がります。

 こうした事の積み重ねが、「自己肯定感」を高めるのです。

●常に成功のイメージを持つ

 人は、イメージに引きずられがちです。

 失敗しそうだ、と思っていると失敗する事があるでしょう。

 そこで物事を始める前には、先(ま)ず、成功のイメージを掴(つか)みましょう。

 「成功する事で自分がどんな風に変わるのか」を明確にしておく事で、そこに至るまでの道筋も明確になります。

●優先順位を決めて行動する

 全ての事を、同時に熟(こな)す事は出来ません。

 全部が中途半端になるのを防ぐには、仕事でもプライベートでも、やるべき事には、優先順位を付ける必要があります。

 何を重視して、何を後回しにするのかは、貴方(あなた)の人生の方向性を決定付けます。

 目標をはっきりさせて、優先順位を付けて行動する事が、芯の通った生き方を支えます。

■日々の行動やマインドを少し変えて、前向きに人生を歩もう

 何をしてもうまく行かない時には、何もかもイヤになってしまうものです。

 全て投げ出したい気持ちにもなりますが、それはきっと一時的なもの。

 落ち込む時もあれば、元気な時もあるはずです。

 何をしてもうまく行かない時は、行動や考え方を変えて乗り越えて、人生について前向きに考える事が必要です。

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