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映画感想#2『マンマ・ミーア!』

人生ベスト3に入る映画。

見ていて本当に元気になる、
心を照らしてくれる太陽みたいな作品。

親の影響でABBAの音楽が
大好きなので愛しかないです。

\ガールズパワー!!!/ 

       \やー/

っていう感じの作風なので、
もしかすると女性のほうが観ていて共感できるかも。

この映画を観たことがない方で
本当に嫌なことがあったばっかり
絶望していますっていう方には

キラキラしすぎていて
その瞬間には楽しめない可能性がある、

そのためちょっと元気が欲しいな
くらいの方が観ることをお勧めします。

ぜひ存分に楽しめるタイミングで
観ていただきたい作品。

こんなに安心して
最初から最後まで観られる
ハッピーエンドあまりありません。

登場人物しっかり全員幸せになります。


~さっくりあらすじ~
舞台はギリシャの美しい海に
囲まれたリゾート、カロカイリ島。

美しい海に囲まれた島で
お母さんから愛情いっぱいに育てられた
女の子のソフィは自分の父親が誰かを知らない。

自分の結婚式を控えたソフィは
若いころのお母さんの日記を見つけ、
その手がかりをもとにお父さん候補の3人ともに
結婚式への招待の手紙を出し、

全く違うタイプの魅力的なパパ候補が
3人とも来ちゃって、、
どったんばったん大騒ぎ、、
っていう感じのお話。


主人公として描かれているのは
アマンダ演じるソフィなんだけど、
真の主人公スポットが当てられているのは
メリル・ストリープ演じるお母さん役のドナなんですよね。


ドナは娘のソフィが
パパ候補3人を呼んだことを知らないから、
結婚式前夜に自分の家の納屋に
3人揃っているのを見て大慌てする。

自分の昔の行いを知ったソフィが傷ついたらどうしよう…!
なんでよりによって娘の結婚式前夜に???!

なんてあわあわするけど
昔からの悪友2人が面白がりつつ
一緒にどうしようかと考えてくれたり
励ましてくれたり、
そこらへんのやりとりも好き。

観るたび自分の高校の時の友達を思い出す。

パパ候補のビル・ハリー・サムの3人は
それぞれ持っている魅力も違うけど、
こんな魅力的なママだったら
それはモテちゃうよね~~~
好きになっちゃうよね~~~と思う。


本当に全部のシーンが好きだけど
特にお気に入りのシーンは、
"Chiquitita"
"Super Trouper"
"Slipping Through My Finger"
を歌うそれぞれの場面。

シンプルにこの歌たちが
好きなだけかもしれないけど…
でもこの歌の良さを引き出すための
本当に素敵な映し方をしています。


"Chiquitita"はドナがへこんでいる時に
悪友2人が励ますシーンで歌ってくれる、
歌詞が良すぎるので
全国民の心の支えにしていただきたい。

これ歌った後に"Dancing Queen"に移行する流れも完璧。

"Super Trouper"はどちらかというと
歌詞とシーンが沿っているというよりは、

自分たちの昔のイケイケな姿で
娘へのお祝い余興として歌って踊っちゃうわよ
的なシーンなんだけど、

歌い終わったときのドナと
聴いていたソフィの表情が素敵。

”Slipping Through My Finger”は
歌詞もシーンもリンクしていて
本当に素晴らしかった。

母と娘で大喧嘩していたんだけど
結婚式の衣装準備のタイミング
結婚式前、最後の親子で過ごすシーン。

お母さま目線の
あんなにちっちゃかったあの子も大きく育って
私の手から離れていくのねっていうような
内容の歌詞なんですが

この歌が流れながら準備が進んでいく、
そして歌の間に2人のやり取りが入るんですよね。

じんわりくる。

全体を通して心が励まされる映画です。

地中海のあったかい空気が
映像と歌を通して愛と一緒に
じんわり染みてくるようなそんな映画。

気持ちが鬱々として
太陽に照らされたくなったら
ぜひ観てみてください。

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