ひねくれ水族館⑤マクセル アクアパーク 品川@東京「ショーは必ず2回観るべし」&SONYα7シリーズ2台持ちby素人
今回は、水族館の話とカメラの話をさせていただきたいと思います!
といってもカメラの話は6章だけなので、「カメラの話だけ気になるよ」という方は6章だけお読みいただけたら幸いです。
1.イルカショーがメインの水族館
2024年10月、マクセル アクアパーク品川に行きました。ここはイルカショーがメインの水族館で、その魅力をお伝えしたいと思います。
以前、美ら海水族館のときにも書きましたが、私個人的にイルカショーってあんまり好きではありません。カメラが好きなので写真撮るのは楽しいのですが、カメラが好きじゃないとイルカショーってそんなに楽しくないと思うのです。
しかしここ「マクセル アクアパーク品川」のイルカショーはテンポがよく、音楽がじゃんじゃん鳴って、照明がぐるぐるして、ばんばんイルカが跳ねて超楽しいです。写真撮らなくても楽しめると思います。イルカショーがあんまり好きじゃないって人にこそ、一度は見て頂きたいです。
こちらのイルカショーは「デイver」と「ナイトver」があり、昼と夜で演出が異なるのです。ひとつの場所で二種類のイルカショーが楽しめるわけです。再入場が自由なのでいったん昼のイルカショーを楽しんでから外に出て、夜のイルカショーをもう一回観に来るということができます。
また、だいたい夕方16時とか17時ぐらいがショーが切り替わるタイミングなので、そのぐらいの時間にいけば、一気に両方見ることができるわけです。(たとえば私が訪れたときは、16時からの昼の最後のドルフィンパフォーマンスを見て、中を見学して、そのあと17時30分から夜の最初のドルフィンパフォーマンスを見る。というスケジュールで両方観てきました!)
ぜひ公式サイトでイベントスケジュールをご確認いただき、最高のプランで同行者をおもてなし頂ければと思います。
というかけっこう入場料が高いので、2回イルカショーを観ないと元が取れない気がするのは私だけじゃないはずです。。。
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2.昼のイルカショー
まずは昼のイルカショーの紹介です。「デイver.ドルフィンパフォーマンス」の【Harvest festival】というプログラムを観てきました。イルカたちがとても近くて、たくさんジャンプをしてくれて、見ごたえ抜群でした。ともかく写真を見てください!
いやぁ素晴らしかったです。すごく近いんです。目の前で大ジャンプしてくれるんです。もう感動が止まりません。迫力だけで説得力があるのです。イルカが跳ねているだけなのに、感動するんです。
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3.オキゴンドウが可愛い
昼のイルカショーの話が終わって、さて、夜か、、、と思ったそこのあなた。お待ちください、まだ昼の話は終わりません。もう少し付き合ってください。
昼のイルカショーでひときわ輝いていた存在について聞いてほしいのです。そう、それはオキゴンドウのティナです。真っ黒なボディがもう素敵すぎて、私は目を奪われました。
もちろんメインはイルカちゃんたちです。華麗に空中で大回転を決めるバンドウイルカ。鎌のような形の背ビレでかっこよく飛ぶカマイルカ。イルカちゃんたちが主役のイルカショーです。
しかしそこに、一匹だけイルカじゃないのが混ざっているのです。
オキゴンドウなのです!
この子1匹だけが、クジラなのです!!
この子、本当にかわいいのです。
なんかちょっとイルカに比べてどんくさいというか、、、温和というか、遅いというか、スタイリッシュじゃないというか、、、ちょっとだけ抜けてる感じが節々から漂ってきて、とても愛嬌があるんです。俊敏なイルカたちにいじめられていないか心配になります。
でもほんとうに、真っ黒でちょっぴり丸いオキゴンドウが1匹いることで、ぐっとショーの奥行きが増しています。
絵本『スイミー』で言うところの「僕が目になるよ」みたいな良い黒さなんです。この子がいるのといないのとじゃ、イルカショーの説得力が違うのです。
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4.夜のイルカショー
さていよいよ夜です。「ナイトver.ドルフィンパフォーマンス」の【秋彩絵巻】というプログラムを観てきました。夜はMCがなく、音楽だけでぽんぽんテンポよく進むかんじです。とりあえず写真をご覧ください!
イルカが水面に体を打ち付けることで水飛沫があがり、それが観客にかかります。人間の飛び込みで考えたら、こんなに水飛沫があがるというのは、それは垂直に水面に入っていないということで、、、
あれ、、、とっても痛いのでは、、、??
と心配になったのですが、イルカはもともと体についた垢や寄生虫を落とすために水面に自身の体を打ち付けるそうなのです。
つまり、芸だからやっているというよりは、生物的な本能でやっていたところのタイミングを人間にコントロールされている、という理解の方が正しいかもしれません。それほど痛くないかもというか、本能というか必要だからやっているのかも、、、と思ってちょっと安心しました。
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5.どっちもいいが、個人的には昼が好き
昼と夜どちらも素晴らしく、両方観てほしいのですが、
どちらかと言えば(どちらかしか見られない人に勧めるとすれば)、
個人的には昼の方がよかったです。
夜は暗くてあんまりイルカが見えなかったのと、
MCが無かったというのが個人的な比較ポイントです。昼の方がイルカがよく見えるし、司会の方の小粋なトークが聞けます。
そして超個人的な、昼の方が明るいので写真が撮りやすい・オキゴンドウが見えない、、、、
という観点はいったん脇に置いておいたとしても、やっぱりイルカたちの勇姿がよく見えるのは昼だと思います。
(他の観点として、昼の方が明るいので、写真が撮りやすいというのもあります。しかしこれまで紹介した写真では、夜のほうが良い写真が多い気がします。。。このあたりの詳細については次の6章でお話しさせていただきます。。。)
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6.館内紹介&ニューカメラの話をしたい
さて、お待たせしました。カメラの話です。(誰も待っていないかもしれない)
新しくカメラを買いました。
SONYのα7RIII(SONY α7R III ILCE-7RM3 )です!
α7という色々種類がある有名なカメラの中の、Rというシリーズの三世代目です。Rは高解像度に特化した、画質が良いシリーズです。
これに元々持っていたSEL2470Z(SONY Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS)という標準ズームレンズをつけて、使い勝手を確かめたいというのが今回の水族館来訪のきっかけでした。
まぁばばーんと連続で写真を見てください。作例というほどのクオリティではないので、ザァーっと流してください。
(私の写真の腕のせいで「このカメラとレンズ、イマイチなんだな」とかって思われてしまったら申し訳ないので、、、威力業務妨害なので、、、薄目でざぁーと見てください)
色はいい感じだけど、なんか暗いところでうまく撮れていない気がします。。。(いや、技術の問題では。。。)
APS-Cクロップというズームみたいなことができる機能も使ってみたのですが、画像がだいぶ粗くなる気がします。。。(いや、技術の問題では。。。)
なんかもう肉眼で見るの優先で、写真がどうでもよくなってたせいかもですが。(いや、言い訳では。。。)
しかし、今日の私は2台持ちなわけです。壊れたわけでもないのに、カメラ本体を追加購入してしまったわけなのです。フフフ、これで私もブルジョワ系素人カメラブロガーの仲間入りです。(そんな界隈はありません)
ずっと使っていた相棒の、α7S(SONY α7S ILCE-7S)というカメラに、SEL55F18Z(SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)という単焦点レンズをつけてもう一度館内を回ります。α7Sは高感度に特化した、暗いところが得意なシリーズです。そしてSEL55F18ZはF値1.8というこれまた暗いところが得意なレンズです。暗いところ特化な組み合わせで挑みます。
やっぱり暗いところはこっちの方がいい気がします。しかし一度ズームの便利さに染まってしまうと、単焦点レンズは心理的に難易度がはねあがる気がしますね。。。
さてさて、いよいよ夜の時間です。2回目のショーはナイトバージョンで暗いことが予想されるので、α7Sに先ほどの標準ズームレンズ・SEL2470Zを付けて写真を撮りたいと思います。
SEL2470ZはF値4なので、F値1.8の単焦点レンズSEL55F18Zよりは暗いところが苦手なのですが、、、(F値は小さい方が暗いところが得意)
ズームがしたい私です、背に腹は代えられないのです。。。ではご覧ください。(あれ、2回目?)
おおお、なんかそれっぽいのが撮れてます!
なんかもう肉眼で見るの優先で写真どうでもよくなっていましたが、(いや、言い訳では。。。) それでもけっこうそれっぽく撮れてます!
SEL2470Zはカール・ツァイス (Carl Zeiss) というドイツの会社が関わっており、こちらのレンズは青色の発色が良いという話があるのですが、確かに私の素人写真でも青色が何とも言えない深みがあって、素敵な感じな気がします。
やっぱり暗い水族館にはα7Sのが良かったのかもです。。。どうしましょう、α7RIIIけっこう高かったのに。。。(中古だけども)
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ネットでググってみると、古いレンズだと性能を引き出せないという話があるらしいです。今回使った機材の発売日を調べてみると、たしかにα7RIIIだけ新しかったです。
SEL55F18Z(単焦点):2013年12月20日 発売
SEL2470Z(標準ズーム):2014年 1月24日 発売
α7S:2014年 6月20日 発売
α7RIII:2017年11月25日 発売
じゃ、じゃあやっぱり新しいレンズを買わないと!?
困りました! お金がありません!
、、、すみません、特にオチはありません。
(そのうち、こんなレンズを買いました!というのを書くかもしれません。。。それが果たしてオチになるのか問題)
でも、「素人が普通に撮ったらどんな感じになるのか?」という情報が欲しい方はいると勝手に思っております! 少なくとも私はそうなのです!! 技術があれば、どんなカメラでもいいはずです。技術がないから、道具に走るのです!!
(すみません、逆ギレでした、、、開き直りでした、、、ごめんなさい)
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7.ショー以外の見どころ「アトラクション&クラゲ」
さて、オチもなければ、有益な情報も特になかった カメラの話はこのぐらいにしたいと思います。
ショーを見ないと元が取れないとか抜かしてましたが、ショー以外も見どころはあります。まずアトラクションが色々あります。コンセプトが謎です。
あと、クラゲがいます。最近の水族館ってとりあえずインスタ映えにとクラゲがいっぱいいすぎて、あまり有難みがなくなってきたような気がします。。。でもクラゲは大好きです。
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8.忘れちゃいけないノコギリエイ
ショーも2回観たし、さてそろそろ帰ろうかとお土産コーナーに向かうと、ノコギリエイが推されていることに気づきました。私、まだ見ていません! 2時間以上滞在していたのに見落としていました! も、戻ります!!
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9.周辺おすすめ食事スポット~回転寿司「トリトン」
水族館周辺のお食事スポットですが、最寄り駅は大都会・品川なので無限に選択肢があります。しかし、選択肢が多すぎて微妙に決め手に欠けます。そこで私が提案したいのは、「海鮮寿し トリトン アトレ品川店」です。魚を観た後に、魚を食べようというサイコパスムーブメントをおすすめしたいのです。
トリトンは北海道で有名な回転寿司ですが、東京にあるこちらのお値段は回転寿司価格ではありません(品川ですから、賃料とかがえげつなく高いのでしょう、仕方ありません)。
しかし、味も美味しく、しかも席に着くと最初に板前さんが挨拶してくれたりします。もう回転寿司とは思わず行くべきなのです。
ネタはもちろんおいしかったのですが、全体的にシャリ(お米)がおいしかったでます。あったかくて、お酢がちょうどよくて、ふわっとほどけて。スーパーとかの硬くて冷たいシャリとはぜんぜん違う感じです。
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10.おわりに~デートで行くなら、割り勘ではダメかもしれない・自分は年パス買うしかないかもしれない
昼のイルカショーを見て、
そのあと隣の映画館で映画を観て、
夜にまたイルカショーを見る
そして寿司を食べる。。。
というデートプランは、ちょっと私には高いっす。破産します。
(カメラを考え無しに追加購入したせい。。。)
マクセル アクアパーク 品川のすぐ隣には映画館があるんですが、映画も最近2千円ぐらいするじゃないっすか。このデートコースを考えておいて割り勘だったらキレられる気がします。これは華麗にあらかじめチケットを買っておかないとです。いやぁー、でも2人分はちょっと高いっす。
いえ、やっぱり映画観に行くのが変なんです。映画は無しで、「しながわ水族館」にしましょう。水族館をハシゴしましょう。水族館尽くしの一日です。水族館好きな人なら1発で落とせるはずです。(でも魚好きな人を、水族館直後に回転寿司へ連れて行ったらやっぱりダメかもしれません。。。)
まあデートじゃなく、一人で何回も同じショーを観に行く休日というのも贅沢で乙なものです。同じロケーションで何度も写真を撮っていると、少しずつ写真がうまくなる気がします。慣れって大切ですね。昼より夜の方が良い写真が多かったのも、そのせいかもしれません。
(やっぱり慣れるために年パスを買って色んな人と何度も水族館に行って、エスコート力を高めるのがいいかもしれません。。。
マクセル アクアパーク 品川の入場料は大人2,500円で、年間パスポートは4,800円なので、2回行けばもうお得です。
でも同じスポットに色んな人とデートに行くのはサイコパスムーブメントでしょうか。。。?
あとやっぱり、年パス持ってる場所にデートで行くとケチってるかんじがしますか。。。??
いやでも、「僕が大好きな場所だからどうしても君と一緒に来たかったんだ」みたいな言い訳は立ちますよね。。。
はい、なんでもありません。オチはありません。。。)
今回もお付き合いいただきありがとうございます!