ひねくれ北欧4か国周遊記②ヘルシンキ大聖堂が中二病心に刺さる
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2-1.早朝のヘルシンキ
12月24日日曜日
フィンランド・ヘルシンキ
ヘルシンキ中央駅に着きました。まずはホテルに荷物を預けに向かいます。朝6時のヘルシンキ市内はほとんど人通りがありません。イルミネーションとショーウィンドウが美しく輝いていたのですが、ちょっとゴーストタウンっぽかったです。
クラウスKホテルというところを予約していたのですが、無事、荷物を預かってもらうことが出来ました。早朝に行ったにもかかわらず、親切に地図でおすすめ観光スポットまで教えてくれて、フィンランド人はなんて良い人なんだろうと思いました。(ついセンキューと言ってしまいました、キートスと言い忘れました……)
さて、いざ散策に……と思いきや、まだどこも空いておらず、いったんヘルシンキ中央駅で時間を潰すことにしました。
どこに行こうかとネットサーフィンをして時間を潰していると、朝8時になりました。そろそろ開くところもあるのではと出発です。まずはヘルシンキ大聖堂に向かいました。
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2-2.ヘルシンキ大聖堂
残念ながら大聖堂前のクリスマスマーケットはすでに終わってしまっておりました(22日までしかやっていないみたいです……クリスマスイブギリギリまで稼ごうという日本の発想は無いみたいです……)。大聖堂も中には入れず、外から見るだけでおしまいでした。
ただ、闇の中にぬぽっと現れる白亜の大聖堂は迫力満点で、とても中二病心をくすぐられます。朝早いため誰もおらず、貸し切り状態で、中に入れなくとも大満足でした。
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2-3.海辺のサウナをめざして
大聖堂をガワだけ満喫した後は、海の傍のサウナをめざします。9時から開いているとGoogle先生が教えてくれたのでその言葉を信じます。
誰もいないお店で、一晩中電気がつけっぱなしとなっていることが多く、とても気になりました。北欧は環境問題に対して先進的だったり、デザイン性の高い照明ですべてを明るく照らさず、光と影のグラデーションを使った部屋づくりをしたり……というイメージが強かったからです。私の北欧観は間違っていたの??と思いました。
日本に戻ってから調べたのですが、明確な答えは見つかりませんでした。
・節約、節電、もったいないという感覚が無い
・頻繁にスイッチを入れたり消したりすると、壊れる
・エアコンも冬中つけっぱなしだから同じ
・夜が長くて街が暗いから、明るくするため
・中がよく見えて、宣伝になる
・治安が良いからつけっぱなしに出来る
などが候補としてはありそうだったのですが、どれもピンとこないというか、この電気代高騰 & SDGsの世の中で上記の理由だけなのだろうかと……
うちはそういう文化なんですー、風習なんですー、という方がよっぽど説得力がありそうです。ただ、それで言うと1番目の「人がいないときに電気がついているのがもったいない、という感覚がそもそも無いのでは」というのはすこし腑に落ちる気がしました。
真っ暗で一瞬心配になりましたが、9時前から営業していたらしく、人が行き来しておりました。無事、チケットを購入でき一安心です。