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ひねくれ水族館(植物館)⑥板橋区立熱帯環境植物館@東京〜たまにはこんなデートも?夜の植物館&デカいエイ

東京の北の果て、、、というかほぼ埼玉にある、「板橋区立熱帯環境植物館」に2024年冬に行ってまいりました。こちらは名前は植物館ですが、レアな水の生き物がいるんです。カテゴリー的には水族館と言っても過言ではないのです!

もちろん植物も素晴らしいので、新しく植物館シリーズを始めようかとも悩んだのですが、、、

植物は別にそれほど好きというわけでもないので、植物館シリーズ第二回は無いかもしれないなと心配になったのです、、

ということで、折衷案で、タイトルは初めてのカッコつきです!

(そんなことを気にしているのは私だけ。。。むしろ、まずここまでのよくわからない話で読者の方が離れている可能性がある。。。)

のっけからよく分からない話でしたがどうか諦めずに、最後までお付き合いください!!


1.東京の北の方へ向かいます。

着きました、高島平駅です。
一番上が高島平駅です。
三田線は「ラーメン二郎」系のお店がいっぱいあることで有名です。
広めなホーム
きっと通勤時間とか混むんでしょうね。
改札を出ました。
うーんやっぱりデカい駅です。
でーん、とこれまた大きな団地が駅前にあります。
高架下の自転車置き場のボリュームも半端ないです。
てくてく歩いていくと、徒歩10分くらいで
着きました。
お目当ての板橋区立熱帯環境植物館です。
突撃です。

*****

2.水族館コーナー

「植物館」という名前の施設なのですが、こちらでは一番最初に水族館コーナーから始まります。

公的な施設で入場料もとても安いので、全然期待せずに向かったのですが、色々な魚がいました!

でかいやつとか、、、
きれいなやつとか、、、
かっこいいやつとか、、
クラゲさんまでいます。
結構充実している、、、
と言ったら失礼かもしれないのですが、
良い意味で期待を上回る水族館なんです。

実はこちら、ちゃんと水族館なのも当たり前でして、、水族館コーナーは「八景島シーパラダイス」が管理をしているのです! すごくないですか、、、? 
やっぱり生き物の管理はその道のプロにお願いするスタイルなんですよね!?
詳細が気になる方は以下の公式ブログをご覧ください!

しかしそうは言っても入場料が安くて、若干公民館っぽさのある照明が明るい施設なので、、
ーーまあ、わざわざ行くところでもないかな、、、?? 
って思うじゃないですか。。

このあと、こちらの 水族館 植物館のメインが現れるのです。。

*****

3.デカくてレアなエイ

順路に沿って水族館コーナーを抜けると、半地下(パラサイトみたいな) のコーナーにたどり着きます。ここでなんと、世界最大の淡水エイ「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」がいるのです。

日本ではこの「板橋区立熱帯環境植物館」と、
岐阜県にある「世界淡水魚館水族館 アクア・トト ぎふ」でしか見ることが出来ません! 

日本で二か所でしか見られない、激レアなエイなのです!!

※岐阜のアクアトトにはいなかった時期もあるみたいで、日本でここしか見れない! と言われていた時期もあるみたいです。

分かりますか、、、?
わたし、レアなんですよ、、、??

さて、このめちゃでか・めちゃ珍しいエイなのですが、なんかあんまり動いてくれません。

体のサイズの割に、水槽が浅いせいか、ちょっと動くぐらいです。全然お腹側を見せてくれません。。。この子、動かないとまじでただの座布団みたいなんです。。。

この構図で見たいのに、、、

しかし、そこはじっと待つしかないと思うじゃないですか、、、?

私一つ、仮説を立てて来たんです。

そう、エイって夜行性のやつが多いらしいじゃないですか。。。??

。。
。。。

皆さん、ここで、これまでの私の伏線にお気づきになりましたでしょうか、、、!?

ーーなんで今回、こんなに写真が暗いんじゃ、、、?

そう思われていませんでしょうか。。。

実はわたし、、閉館時間ギリギリの17時15分に入館したのです。(最終入館は17時30分まで・閉館時間は18時です)

そして! エイさんはもっと暗くなってから・夜になってからの方が活発に動くのでは!? 
と思い、動かないエイさんにいったんお別れを告げて、色々ほかのところを見て回ってから、17時45分頃にもう一度、エイの水槽のところに行ったんです、、

すると、、!

まじこの子、、、、!!

めっちゃ動いてたんです!!!

お腹側、見えました。
大迫力です。絨毯です。

私の仮説、合ってるかもしれないです。
めっちゃ泳いでました!!!

さっきまでただの座布団みたいだったのに、泳ぐとまじ空飛ぶ絨毯みたいで迫力がすごいんです。

これはぜひ、泳いでる姿を見に行っていただきたいので、遅めの時間の入館を推奨したいです。

*****

4.夜の植物館が最高

さて、遅めの入館を推奨とお伝えしましたが、もう一つ、夜ならではの魅力があります。それは夜の植物館です。

冬は日が落ちるのが早いので、17時台でもだいぶ暗くなります。そしてそれを利用して、こちらの植物館では冬に毎年「トワイライトジャングル探検」というイベントをやっております。

懐中電灯を貸してもらえます。
特に景品は無いのですが、
スタンプラリーの台紙をもらえます。
エイを見て、階段を上ると
植物館コーナーに入ります。
スタートです!
イリエワニがどこかにいるらしいっす、、
おお、いました!
、、、以上です。

「トワイライトジャングル探検」はこんなかんじで植物の間に置かれたパネルを探すものなのですが、子どもはとても楽しいと思います。もちろん大人でも、懐中電灯持って薄暗い植物館の中を歩くだけで非日常を味わえると思います。肝試しみたいでワクワクします。

夜の植物館が素敵すぎて、写真をいっぱい撮ってしまったので、まあちょっと見てみてください。ばーぁっとスクロールしてくださいませ。

*****

5.エイの他にも、サメとかフグとかマレーシアとか、、

さてさて、植物館コーナーを堪能して、いったん水族館コーナーに戻ってきました。先ほど、エイの魅力をお伝えしましたが、実はこちらの水族館 植物館は、サメもレアなやつがいます。パプアンエポーレットシャークです!

エポーレットシャークは他の水族館でもいくつか見られるそうなのですが、
パプアンエポーレットシャークは日本ではここでしか見られないそうです!

(えぇ、エイよりレアじゃないっすか。。)

「インドネシア付近で見つかった新種。
他種に似ているが、
頭部の眼の前と目の下に斑点がないので見分けます。」
とのことです。

エポーレットシャークは胸ビレと腹ビレを使って海底を泳ぐ姿が、まるで歩いているように見える、というところから「ウォーキングシャーク」とも呼ばれるそうです。

ここだけ聞くと、なんか匍匐前進で迫ってるみたいで怖いですが、このサイズ感とこの可愛い子顔で海底を這っていると、なんだかダンスを踊っているみたいにも見えて、とてもキュートなサメちゃんです。

そして、レアではないかもしれませんが、他にもカメとかフグとかマレーシアとかいろいろあります! 見どころたっぷりです!! 

※マレーシアにあるペナン植物園と交流をしているそうで、寄贈された熱帯植物があるそうです。

*****

6.でもやっぱり夜の植物館が最高過ぎます。

今回、でかいエイの話が書きたかったんですが、
(あれ、撮れ高足りてる?)

実際行ってみたら同じかそれ以上に、夜の植物館が最高だったんです。。。
(撮れ高足りてよかった、、、)

話が行ったり来たりしてるのは、水族館要素と植物館要素を良い感じに組み合わせようとして、迷走してるからなんです。。。(撮れ高のせいで??)

ということで、最後にもう一回だけ植物館の話を聞いてください。

この施設、水族館コーナーの照明がめちゃくちゃ明るくて、
区役所でしょうか?? 総合体育館でしょうか?? 
と思うぐらい、煌々と明かりが灯っているんです。(ムードは無いんですが、魚は見えやすくて素敵です。。。)

しかし逆に、植物館コーナーはやりすぎではというぐらい暗いのです。お化け出そうで怖いぐらいしーんとしてるのです。デートで行ってもいいのではないかと思うぐらいムードがあるのです。

ということで、カメラの設定を変更して植物館コーナーをもう一周してきたので、また写真だけをザザァーっと眺めて頂けたら嬉しいです。

感動でした。
以上です。。。

*****

7.これで260円??

さっきから内緒にしていましたが!?
無駄に引っ張ってきましたが!?
じつはこちらの板橋区立熱帯環境植物館、、

入館料が260円なのです!!

安すぎませんか、、、??
(あまりに安くて、デートで行ったら怒られるぐらいの安さですね)

植物館コーナーを出て出口に向かうと、アートが飾られているコーナーまであるんですよ!?

こんなに盛沢山なのにほんとにこんなに安くていいんでしょうか。こちらは板橋区民の血税で運営されているんでしょうか。。。

アート1
アート2
アート3

「おとな260円」が安すぎて、、年パス1300円って価格が逆に高いんじゃないかな?? と思ってしまいます。。。だって、5回行かないと元が取れないんですよ。。?

回数券(6枚つづり)のほうが絶対いいじゃないですか。というか回数券のせいで、年パスが年7回以上行かないと元取れなくなってるじゃないですか。。。

年パスは、2か月に1回以上行かないと元が取れないハードモードなわけですが、これは近所に住んでいたとしてもなかなかつらい気がします。どれだけエイとサメが好きでも厳しい気がします。。。子どもの自由研究で、この植物館のエイの観察日記をつける、植物の成長日記をつける、、ぐらいの勢いが必要です。

*****

8.近くの飲食店紹介シリーズ・やきそば

水族館シリーズではなぜか毎回、近くの飲食店を紹介しないといけない使命感に駆られております! 当初はデートコースとしての水族館紹介だったんです。デートに食事は付きものだと思い、近場のお店も紹介していたのです。いやぁ、人に歴史ありですね。時代と共に、ずいぶんと恣意的に変容を遂げてしまいましたね、、、(1年未満の歴史です)

さてさて、それでは今回はやきそばの有名店のご紹介です (デートで??)

一駅隣り、といっても徒歩10分ちょっとぐらいで着くのですが、新高島平駅の近くに、老舗やきそば店「あぺたいと 高島平本店」があります。

サインがたくさんあります。
老舗っぽいです。
こっちは写真のメニューです。
こっちが詳細なメニューですね。
美味しかったです。

焼きそばの味付けに反して薄い内容になってしまいました。。。『メシ通』様の『刈部山本』様の濃いめな記事を以下に紹介させていただきます。。。

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9.余談です

帰ります。

余談ですが、家に帰ってパンフレットを読み直していたら、植物館はごみ処理施設の排ガスを再利用していることが分かりました。(血税だけではありませんでした。。。あれ、でもごみ処理施設も税金ですね。。。)

ともあれ、お財布にも地球にもやさしい、最高の植物館×水族館でした。

だって考えてもみてください! 八景島シーパラダイスの入場料は大人・高校生5,700円ですよ!? このコスパの良さ、、、もっと大混雑・大人気になってもいいはずなんです!! 

穴場です! 今が狙いどきです! ブルーオーシャンです!

機会があれば是非、夜にエイを見に行ってみて頂けたらと思います!!

メリークリスマス!!🤶🧑‍🎄🎅

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