話を聞く人を育てる
話し合い活動がしたい今日この頃。
気を抜くと先生と生徒の一問一答になってしまいます。
高校生になると反抗期らしく姿勢が悪くても意外と話は聞いていたり、一見ちゃんと授業を受けているようでぼーっとしている人がいたり。
以前、小学校担任をしていた頃は
・良い姿勢の子を褒める
・発表者の方へおへそを向ける
・聞き終わったら拍手する
など、「聞く姿勢」の指導をすることが多かったです。
最近は姿勢を指導することは、「本当の意味で話を聞くこと」を指導できていないのではと感じるようになりました。
どうしたら話を聞く人を育てられるか試行錯誤中です。
★最近の工夫
①聞きたくなる話をする(事前準備)
②質問をする
「◯◯さんの意見を聞いてどう思った?」
③わからないところを質問するように伝える
「◯◯さんの説明でわからないところがあったら聞いてください」
やってみて、③は話し合い活動を活発にすることもできました!
生徒の説明を教員が補足するのではなく、他の生徒にわからない部分を質問させることで授業の本質に迫れることができました。
説明する側はわからない人へ伝えるために必死になり、聞く側は「理解するぞ」「質問するぞ」と一生懸命聞くようになります。
また、わからないところが質問できるので、苦手な人も話し合いに参加できます。
形式的で先生の考えを汲み取るやり取りでなく、自分の考えや想いを伝え合う生きたやり取りが見たいです。