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読売マイラーズカップ

コース解析

向正面ポケットからスタート3コーナーまでの直線距離は712mと長く、テンからペース早めで緩むことは少ない。向正面から徐々に坂を登る形で3コーナーで頂上に達し、4コーナーにかけて下る。コーナーでポジションを上げられる馬や内枠先行馬が止まらない可能性が高い。

TB想定

ついに京都開幕で、よっぽど雨などが降らなければ当日は極端な内前有利である可能性が高い。コース形態的にも内枠先行馬には注意を払った方がいい。

全頭診断

エアロロノア

マイルCSではシュネルマイスターを閉じ込める悪魔的所業。競り負けたことからシュネルマイスター>ソウルラッシュ>エアロロノア。京都金杯は今回の上位と同格レベルのイルーシヴパンサー相手に善戦。同レベルのパフォーマンスを出すことができれば馬券内に入ってきても不思議では無い。

ガイアフォース

セントライト記念では菊花賞馬アスクビクターモアを破る。テンはあまり早く無いものの先行可能で距離短縮によるリスクは大きく無い。問題点としては外から被されたり揉まれたりすると全く走らないこと。枠順には気を遣う必要がある。また、小倉2000レコードを持っているように高速馬場でより強みを活かせる可能性も高い。
国東特別では馬なりで12.1。これは他の先行馬より圧倒的に速く楽に先手を奪えるかもしれない。そうなったらそのまま押し切る可能性も低くない。

キングエルメス

前走弱いメンバー構成でスローの番手から力のない馬を交わしただけの内容。内容自体に価値はないが、今回は強力な馬が全て後方からで再現は可能。内前有利である可能性は高く、相手は協力だが、最大限に恵まれれば好走自体は可能である。

グラディアス

力のある馬なのは間違い無いが、この相手では流石に厳しい。

グランデマーレ

オープンクラスレベルでも通用せず、相手的にも厳しい。先行はしたいがスタートが早くないためそもそも先行できるかわからない。中山コースレコードを持ってるだけに高速馬場性能は高そう。先行馬はそこまで強そうではなく、極端な前残りの場合に恵まれてどこまでの馬。枠順によっては少し注意する必要がある。

ゴールデンシロップ

前走インでロスなく乗ってあれくらいなら通用しない。関屋記念でも新潟といえども極端に内前有利で通用していない。

サヴァ

前走は弱いメンバーと重馬場適正の差が出ただけで洛陽Sでは全く通用していない。ここではさらに強いメンバーが集まり厳しい。

ザイツィンガー

前走特殊な条件で先行行ったきり。それまで全く通用していないことからここでは厳しい。

シャイニーロック

テンはソコソコで逃げられれば。相手が強いと厳しい競馬になるが、内枠に入って楽に先手を奪ってスローで逃れれば一発あっても。普通に力が通用しない可能性は高い。

シュネルマイスター

現役最強マイラー。不運続きで勝ち切れないも、価値の高いレースを続け、勝つのも時間の問題。

ジャスティンスカイ

条件戦にしてはレベルの高かった3勝C、洛陽Sを完勝。
しかし、G1上位クラスの馬相手にどれほど戦えるのか?はまだわからないが、マイルでは未だ底を見せておらず、通用レベルの能力を持つ可能性があることは間違いない。急激な相手強化で、ガイアフォース、シュネルマイスター、ソウルラッシュをまとめて落とし切るまで強いのか?という観点から試金石の一戦で一気にマイル戦線上位クラス殴り込みもあり得る。

ソウルラッシュ

富士SではG1馬のセリフォス、ダノンスコーピオンと条件面で不利ながらも接戦。マイルCSではシュネルマイスターに不利があり先着と少しの展開の差で着順が入れ替わるほどの差しかない。

ダイメイフジ

短距離戦線でも通用せず今回の相手は厳しい。

トリプルエース

後方脚質で展開待ち。重賞馬のララクリスティーヌには勝ちに等しい内容で今回も後方待機からハマり待ちか?しかしいくらハマったと言えどもシュネルマイスター、ソウルラッシュをまとめて沈めての勝利までは考えにくい。

ビーアストニッシド

レベルの高かった共同通信杯で3着後、スプリングSで勝利。どちらもスローペースの楽逃げに恵まれ、それ以降は逃げすら叶わず敗戦と逃げれないと脆い。距離短縮でメンバーの格は落ちるも楽に逃げられるか?が焦点。逃げられたら能力は低くない。一方でテンも二の脚もあまり速くないので枠順などで恵まれる必要はある。

マテンロウオリオン

前走後方気持ちよく追走するも追い込み届かず4着。東京新聞杯はインをロス無く追走するも6着。ここではエアロロノアとは着順以上に力の差がある内容。また、ダービー卿CTでは東京新聞杯で人気で敗戦していたジャスティンカフェが巻き返していたように相手は弱化だった。尚この馬はNHKMC2着と実績はあるように弱くはないが、マイルCSで完敗した馬がいる中で勝ち切るためにはさらなる最大出力の更新をしてまとめて差し切るor上位馬が何かしらの要因によって全滅するか。またはその両方か。どちらにしろ現実的ではないことは確か。

最終予想

10.シュネルマイスター

10-1.3.7.11.13.15
能力、実績上位の10がスムーズであれば勝ち切る。同格の15は一緒に追い込む。この時14も一緒に追い込むが、2頭よりは劣る。この3頭は展開によって着順が前後する可能性は高いが、今回は枠の差。3はマイル戦線ではそこを見せておらず、枠の差と、先行できれば優位性があり逆転する可能性も低くない。1も極端なバイアスを活かして。先行馬なら11が能力上位で粘り込む。ただ楽であればという条件付き。13は単騎逃げ濃厚でよっぽど楽な展開になれば。7は揉まれなければこの中では能力が抜けているため勝ち切る可能性は低くない。

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