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スプリンターズステークス
参考レース
スプリンターズステークス(2022)
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昨年のスプリンターズステークスからは2着のウインマーベル、3着のナランフレグ、5着のナムラクレア、14着のメイケイエール、15着のテイエムスパーダが出走予定。トラックバイアスは極端なイン有利。
レース展開としてはイン有利の馬場らしく、上位はインを上手く立ち回った馬が独占。ナムラクレアはその中で唯一外を回っての5着で1番強い内容。
メイケイエールは外を回って気性的な問題もあり敗戦。
テイエムスパーダはスムーズに逃げられず無理矢理先手を奪う形になり力尽きた敗戦。
北九州記念
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北九州記念からは勝ったジャスパークローネ、2着のママコチャ、5着のボンボヤージ、10着のモズメイメイが出走予定。トラックバイアスは若干のイン有利。
ジャスパークローネはマイペース逃げることができたの展開と内前有利の馬場の恩恵を受けることができた勝利。
ママコチャは逃げ馬を捉えられなかっただけと見れば逆転はありそうだがジャスパークローネくらいを捉えられなかったとも見れる。
ボンボヤージは内枠からで馬場の恩恵を受ける。勝ち馬から0.3差であることからこれは着順ほどの価値はない。
モズメイメイは逃げられずの敗戦だが今回もジャスパークローネがいることで逃げられない可能性が高い。
キーンランドカップ
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キーンランドカップからは勝ったナムラクレア、3着のトウシンマカオ、6着のジュビリーヘッド、10着のナランフレグ、16着のウインマーベルが出走予定。トラックバイアスはフラットだったが道悪と外を回って内前が有利になるレース。
ナムラクレアは外2頭分くらい回って差し切り、1馬身つける着差以上に強い内容。
トウシンマカオも同様に外を回っていて強い内容ではあったもののナムラクレアよりは内にいて着差をつけられて劣る内容。
ジュビリーヘッドは内を回っていたのにも関わらずこの結果で。
キミハクイーンは他の馬がコーナーを外に張り出して回る中最内を選択してロスのない競馬をした割にはという見方と馬場の悪い内を通って可哀想だったよねという見方ができる。どちらにしろナムラクレアとの逆転は難しいがここから巻き返しの可能性は残す。
それ以下は見どころも無い。
セントウルステークス
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セントウルステークスからは勝ったテイエムスパーダ、2着のアグリ、6着のジャングロ、7着のエイシンスポッター、8着のピクシーナイトが出走予定。トラックバイアスは開幕週だったがほぼフラット
テイエムスパーダは開幕週で単騎逃げの展開に恵まれての勝利。
アグリは追い込んできての2着で逃げ馬を捕らえられなかっただけのレースでここでは1番強い内容。さらに先行策から一転差しに転じたことで自在性も高まったと言えるレース。あとはレベルの高かかったキーンランド組にどこまで太刀打ちできるかというところ。
それ以下は見どころもなかった。
コース解析
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外回りの向こう正面に入った坂の頂上部分からスタート。最初のコーナーまでの距離は275mと短いが、3コーナーのカーブが緩く、ゴール前坂下までおよそ4.5mを一気に下っていく。最後の直線はローカル場並の310mと短く、最後に中山名物の急勾配が待ち受ける。
トラックバイアス想定
若干のイン有利〜内外フラット
全頭診断
アグリ
逃げ差し自在であることはこのメンバーでは有利に働く。また、前走では高い能力を示した内容でG1でも手の届く可能性のある存在であることを示した。ただ、高松宮記念ではG1では厳しいのでは無いのでは無いかという印象を抱いてしまう走り。前走くらいかそれ以上の出力を発揮すれば十分勝つ可能性のある一頭。
◎
ウインマーベル
昨年の2着馬で巻き返しがあるならこれかなという感じ。前走は大敗してしまったが京王杯SCではレベルが高い相手に好走で今年も再度好走する素養があると判断できるため高い評価は必要。ただナムラクレアよりは劣るため必要以上の評価はいらないか?
▲
エイシンスポッター
近2走は追い込んで来れなかっただけで度外視可能ではあるが、前走に関しては内から特別すごい脚という訳では無かった。追い込んで来れる展開になれば可能性はあるが相手強化と高レベル戦では戦ってきていないことが懸念点。
△
オールアットワンス
アイビスを勝つも特殊条件とかなりの低レベルメンバーで流石にここで好走するには敷居が高い。
消
キミハクイーン
函館スプリントを勝ったが低調なメンバーで展開に恵まれての勝利。前走は相手強化で内容も特筆することはない。展開により巻き返しの可能性はあるが勝ち切るまではない。
△
ジャスパークローネ
逃げて重賞連勝中。ただどちらも低調なメンバーの上に展開や馬場の恩恵を受けてのもので内容としては強いものではなかった。ただ今回もこの馬のペースで先手を取れる可能性が高いため再度恵まれるようなら粘り込みを図る。ここでは相手強化で得意な展開になってどこまでかというところ。
▲
ジュビリーヘッド
低レベル重賞は取れるくらいの水準の馬。ただ、前走の内容からこのくらいのメンバー相手には太刀打ちできそうにない。
消
テイエムスパーダ
前走は逃げて重賞勝利。単騎逃げ、開幕週と条件は揃っていたが重賞でも戦えることは示した。が、ここではジャスパークローネの方が速くハナを奪うのに苦労することは間違いない。無理やり取りに行くという可能性も無くはないがそうすれば昨年の二の舞に。
消
ドルチェモア
マイルでの実績を考えれば最上位評価となるが近走の成績があまりにも悲惨。ここでも通用しないと見るのが妥当。
消
ナムラクレア
前哨戦も制して現状の筆頭格。安定してパフォーマンスを出すことが魅力だが絶対視はできずトラックバイアス次第では軽視も。
◎
ナランフレグ
この馬は差しが届くかどうかだけ。展開や馬場の恩恵を受ければ巻き返しての好走は可能。G1の耐久戦になればこの馬にもまたチャンスは回ってくる。
○
ピクシーナイト
2021年の覇者。今年復帰してからは精彩を欠いているが元の能力を出しきれれば圧勝してもおかしくない。
この馬はずっと書いてるがどこまで能力が戻っているか。ただそれだけ。
○
マッドクール
展開に恵まれてきた馬で前走は脆さが出たと言っていい。シルクロードステークスではナムラクレアとファストフォースに手も足も出ずの敗戦でここでは逆転は難しいと見ていい。
消
ママコチャ
前走は逃げ馬を捕えきれなかっただけでマイルからスプリント戦線に転戦してからは能力的に底を見せていない点は魅力。ただジャスパークローネくらいを抜かせなかったのはどうなのという点で評価を下げる。
▲
メイケイエール
昨年には高松宮記念の覇者であるファストフォースを突き放す内容で能力の高さを示した。ここでは能力を出しきれれば最上位であることは認識しつつ、G1の多頭数でタイトな流れになればそれだけ気分を害する可能性も上がりまたレースをやめてしまう可能性を孕む。
◎
モズメイメイ
楽に先手を取ってスローペースに落とせた時のみ好走できる馬だがこのメンバーとG1という舞台では難しくなってくる。
消