「はじめまして」、ここからはじまる。
2019年のわたしが見たら、
少しだけ進んだね、そう言ってくれるかな。
言葉の企画2020がはじまった。
前と違うことがあるのだとすれば、
「企画生」ではなく「聴講生」としてその場にいること。
アンナちゃんはどうするの?ゆーみんは?あきちゃんはそれにしようと思ってるんだね。と話せる人たちが近くにいるということだ。
オンライン。
想像できて、想像できなかった。
100人が画面の前にいるその状態。
うーん・・・・と思っていたことが、まるでなかったことのように、ただただ楽しかった。
「聴講できるようにしました。」
それに気づいたのが月曜。
課題の提出が水曜24時まで。
課題は3つ。
無理だ。
一瞬、そう思った。
だけれど、心残りが強かったのも、この「自己紹介」の企画だった。
ならば「やる」しかない。
2019年、通うと決めてから使い続けているノートを開いて、わたしの「今」。「広告」の定義を考え直した。
「今」のわたしが届けたいもの。
「今」ここにいる「わたし」
伝わるものを、どこまでもシンプルになるまで削った。付け足したくなる気持ちをぐっ、とこらえて。
「もう少し短くできるはず」
赤い文字で書かれた、その言葉を、
ずっと考え続けてきたから。
「これ好きだよ。言葉があ!めっちゃみきさんだ!って思って」
そうLINEをくれる同期からの言葉が、何より嬉しかった。
11日、木曜日。
「みんなのはこちらです。」
104人分の出されたものみて、わくわくがとまらなかった。
よし、やるぞ。
そう決めた。
これも去年できなかったこと。
全員分の感動メモを書く。
冗談じゃなくて吐きそうだった。
だけど知ってる。
向き合った時間はわたしに戻ってくる。
ひとつ、ひとつ
どんな人なのかな、どんなことを伝えたくて作ったのかな。
想像したり、調べたりしながら感動メモを書いた。
書くと気づくことがある。ただみて思うこととは違う。感じられることがある。わたしは何を基準でみているのかな。何を大切に思うのか。そういう視点もあったのか。極上の気づき体験。
オンライン講義のいいところは、ずっとみんなの顔を正面で見られることだ。そんなの当たり前、かもしれない。けれど、会場だったら全員を正面から見れるのは一人だけだ。阿部さんにしかできなかった景色を、全員が見ることができる。どうやって聞いているのか、顔を見ながら講義を受けられる。これが贅沢でなくてなんていうんだ。
わたしが受けるのはあと一回。
だけど、
わたしたちが、あの日からはじまったように、2020のみんなもここから新しい関係ができていくんだね。
どうだった〜?と終わったあとに話したわたし達みたいに。
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