見出し画像

ベンチャー企業で10年、働き続けること

2018年8月、ウエディングパークで働いて10年を迎えました。そのときの心境は前のブログにも書いたのですが、

先日、GoodpatchのNao Tsuchiyaさんのツイートが話題になっていました。

深く共感したので、コメントをつけてリツイートさせてもらいました。

別件で、友人(ベンチャー企業に数年勤めた後、現在フリーランスのPR)と話をしていたときに「今の時代、同じ会社で10年って、それだけで価値がある。しかも、右肩上がりの企業でベンチャー。働き続けた人にしか見えない景色がきっとある」と言われ、はっ、としました。

わたしは、10年働くと思って入社したわけではなく、気が付いたら10年経っていました。それも、ずっとワクワク充実感に満ちた10年。

どうして、ベンチャー企業で10年間も、楽しく働き続けられたんだろう。

ツイートや、友人の言葉をきっかけに改めて考えるように。

自分自身でもわかりませんでした。
ただ、我武者羅に走り続けた10年だったから。

だから、この機会に振り返ってみました。

10年間、ずっとモチベーション高く、仕事が楽しかったか、と問われればそれは「NO」です。

自分の不甲斐なさに泣いたこともあるし、
自分はなんてダメなんだ、と落ち込んだこともあります。
はっきり言って、もう辞めようかな、と思ったことあります。

それでも10年間、前を向いて働き続けてこれた理由(わけ)を箇条書きにするとこんな感じです。

①会社に、強く共感できる「ビジョン、経営理念」がある

②会社に、同じ夢に向かって、泣き喜び熱狂できる同僚がいる

③自分で「大きな会社に入るのではなく、自分が誇れる会社をつくる」という志を持つ

④自分で、どんな仕事を任されても楽しむ力を養う

⑤自分で、会社に全力で貢献する

①は、入社する際に吟味した方が働く側にとっても、雇う側にとってもいいと思います(いわゆる、カルチャーマッチ)。②~⑤は自分マター。「いなかったら、つくる!」「できなかったら、できるようになることを考える!」。自分でどうにかしないと、どうにもなりません。

売り手市場の今だからこそ、どんな企業に出会えるかが非常に大切です。でも、やりがいを持ち、長く働き続けられるかは②~④にもある通り、結局自分次第だと思います。

企業にとっては、年功序列の時代は、ずっと同じ会社に勤続すれば、それだけお給料が上がり、人材を確保できました。でも今は違います。

働き手が「この会社でずっと働きたい」と思えるビジョンや理念、環境をつくり、魅力的な企業であり続けることが求められます。

ビジョンや経営理念に共感し、同じ夢に向かって熱い気持ちで、長く働き続けてくれる人が増えれば増えるほど、企業や組織は強くなると思ってます。

Vorkersが発表している「快適に長く働ける企業ランキング」にランクインしている企業がどんな取り組みをしているのか、興味津々です。

https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_37

今回は、私自身の同じ会社で働き続けるモチベーションを書きましたが、「この会社でずっと働きたい」というモチベーションは、一人ひとり違うと思うので、また新たな情報があれば更新したいと思います!では。



いいなと思ったら応援しよう!