魔獣番号51 ブタッピー


  • ブタッピー

  • 魔豚種 動物型 ブタッピー族

  • 体長 149センチ

  • 体重 68キログラム

  • 性格 おとなしい

  • 食性 雑食

主な生息地

ブタッピーは主に草原や森林に住む身近な魔獣。
5〜10の少数の群れで暮らし、住処を転々としながら生活している。
群れのカーストは存在せず、それぞれが自由に暮らしている。

主な生態

夜行性で普段は草や木の実などを食べて暮らしているが秋になると冬眠のために他の魔獣も襲うようになる。
口には牙が生えており、硬い皮膚なども噛み砕くことができる。
危険を感じると尻尾から特殊なビームを発射し、相手を威嚇する。その威力は鉄板を簡単に貫くことができる。
IQが高く、人間の言葉が理解できる他、ブタッピー同士は特殊な言語を使ってコミュニケーションをとることができる。
主な活動期間は春から夏までで、冬の時期が近づくと穴を掘り地中の中で冬眠する。
メスはその中で卵を産み、冬眠期間の中、それを温める。

他のブタッピー族

ブタッピーの仲間は全部で500種類はいるとされている。ただの色違いだったり原型を留めていないくらい大型になっているものだったり多種多様。
ポピュラーな種は上記の「赤ブタッピー」と「青ブタッピー」の2種類で両者は単なる色違いに見えるが生態などは大きく異なる。

ブタッピーの成長

子供の頃はボールのように丸く、転がって移動する。この個体を「ブッピー」と呼ぶ。
成長するにつれて脱皮し、白い斑点も増えていく。
ブッピーはか弱く、肉食魔獣に狙われやすいが、母親に守ってもらうことでその背中を見て成長する。
成体になると脱皮は行われなくなるが、身の危険が起きた時に咄嗟に皮を脱いで脱出する時もある。

人間との関わり

豚というと人間と最も関わりが深い種族だがブタッピーも例外ではない。
ペットとして親しまれており、仕事場にブタッピーを連れてくる人もいる。
頭がいいため知能テストなども頻繁に行われ、科学者の研究の助けとなっている。
豚だから食えると勘違いされるが肉は硬くてとても食えたもんじゃない。
ある魔王が国を支配する時、大勢のブタッピーを引き連れたという伝承から、不吉の象徴として扱われることもあるが、同時に仙人の姿をしたブタッピーがドブネズミを助けたという民話から、活力を与える存在としても崇められている。
飼育する時は専用の餌を与えないと身の回りの食糧を食い荒らしてしまうので要注意

魔獣ランク

魔獣ランクはC
人間に危害は加えないので妥当だろう。
だが種によっては死者を出すほど恐ろしい力を持つブタッピーもいるためそこは注意しなくてはならない。
それに野生の種は秋になると獰猛になるため無闇に手を出さないように心がけたい。



当記事について


当記事は魔獣の生態について詳しく書いていく。
個性豊かな可愛い魔獣を見たい人は是非暇な時読んでほしい。

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