リミットレス(2012)

作家志望のエディはうだつの上がらない日々を過ごしていたが、ある日恋人から将来が見えないことを理由に別れを告げられてしまう。

自分はなにをやってもダメだ、田舎に帰ろうと考えていたそのとき、前妻の弟にバッタリ出くわす。

その男は脳を活性化させるという新薬NZT48という薬をエディに渡した。

どうせ人生うまくいっていないので、ダメ元でとNZT48を飲んでから数秒後、脳に異変が生じて覚醒し、一晩で小説を書き上げてしまった。

目覚めると、薬の効果は消えていたが書き上げた小説を持ち込むと、今までの扱いが嘘みたいに絶賛される。

この薬は本物だと思ったエディは再び、前妻の弟を尋ねて薬をもらおうとするが、お使いに行っている間に何者かに殺されてしまう。

必死で薬の在り処を探しだしたエディは再び薬を服用して脳を活性化せることで、あらゆる知識を習得し、ビジネスの世界へと足を踏み入れる。

そこで出会った伝説の投資家カール(ロバート・デ・ニーロ)と手を組みまたたく間に成功を収めるが、NZT48には驚くべき副作用が隠されていた。

エディはそれを乗り越え、さらなる成功を収めることができるのか、それとも・・・。


誰もがこんなスーパーマンみたいな人になりたいと憧れたことがあると思う。

見たものはすべて吸収し、すべての知識はいつでも取り出し可能、そんな脳みそになると聞けば、多少怪しい薬であったとしても試してみたくなるものだ。

話の展開としては特に驚くような内容はないが、難解なところもないので見やすい作品となっている。

ただ、もう少しひねりがあったほうがおもしろかったと思うし、ロバート・デ・ニーロの活用方法についてはどうなの?と思ってしまった。

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