大脱出(2010)

レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)は自ら収容されて脱獄を計り、その刑務所の欠点を指摘するというセキュリティコンサルティング会社に務めていた。

ある日、CIAを名乗るジェシカより民間の収容所からの脱獄を依頼されて潜伏することになったが、聞いていた話とはあまりにも食い違う現実からハメられたことを悟る。

是が非でも脱獄をしようと試みるブレスリンの元に、同じ受刑囚のロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が話しかけてくる。

初めは相手にしなかったブレスリンだったが、こちらから要求したことを次々と成し遂げる彼を見ているうちに信頼関係が築かれ、やがて一緒に脱獄することを計画する。

懲罰房にこの刑務所の弱点を見つけたブレスリンはロットマイヤーの協力のもと、刑務所外に出ることに成功したが、そこには信じられない光景が目の前に広がっていた。

希望を失ったブレスリンに対して励まし続けるロットマイヤーが、ブレスリンの気力に再び火を灯すことに成功したものの、いかにしてここから脱獄できるのかが課題だった。

しかし、冷静さを取り戻したブレスリンに脱獄が不可能な刑務所は皆無だった。

果たしてブレスリンはどのような方法でこの刑務所から脱獄することができたのか。

シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが初共演したということで話題になった作品だが、なるほど確かに見応えはある。

2人の演技に注目なのはもちろんだが、2時間に凝縮されたストーリーには物足りなさ感じるところがある反面、迫力は抜群だった。

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