幼児英語教育としてRakuten ABCmouseをやらせてみた

なにか子供にいい英語の勉強教材はないかと探していたところ、ちょうどテレビでABCmouseのことをやっていたので、始めてみることにした。

英語の勉強方法という意味ではいろんな選択肢があるが、英会話学校に通わせるのは高いし、送り迎えとかめんどくさいので基本的にネット教材で何かないかと考えていた。

教材にもいろいろある中、テレビである程度中身がわかったことと、コスパ的にもよさそうだったABCmouseを選んだわけだが、アメリカで1位の英語教材ということもあって、確かに中身はしっかりしている。

感覚的には教材というよりもゲームに近い感じで、授業形式のコースとパズルや塗り絵などの遊びコーナーに大きく分けられている。

当然、ほっといたらパズルや塗り絵ばっかりしてしまうのだが、このABCmouseではアバターと呼ばれるキャラクターを自身に見立てて進行させる方式を取っており、授業形式のコースで動画を見たりして勉強することでポイントがもらえるようになっている。

このポイントを使って洋服やアイテムを買うことができ、マイアバターの着せ替えられるので、ポイントを貯めるために勉強をするといった仕掛けを施しているのだ。

こうした仕掛けの部分であったり、個々のゲーム的な要素であったり、とても月々1,780円でやれる内容とは思えないクオリティだとは思うのだが、もうひとつうれしいことに、ABCmouseではユーザーを3人まで追加することができるのだ。

普通なら、兄弟がいてお兄ちゃんやお姉ちゃんがやってたら当然、弟や妹たちもやりたいとなり、兄弟分の料金がかかるという図式になるのだが、ABCmouseは3人兄弟までなら同じ料金で使えるところがすごくありがたい。

端末もパソコン、タブレット、スマホのどれでも使えるので、専用の機器を買いそろえる必要がないところも助かる。

そんなこんなでいいことづくめのABCmouseなのだが、始めて3か月で解約することにした。

なぜか?

うちでは6歳と4歳の娘がやっていたのだが、いろんな仕掛けを施してもらったにもかかわらず彼女たちの興味を引き続けることはできなかったということだ。

もちろん個人差があるので、これはうちの子に限った話かもしれないが、6歳にはまだしも4歳には少し難易度が高いかもしれない。

それからアプリの構想・設計はすばらしいのだが、けっこう頻繁にフリーズしたりするので、画面が表示されなかったりして、アプリを再起動させるなんてことがしばしばあった。

こういうことが起きると、その都度、親が呼び出されて症状を確認しないといけないのでそれがけっこうめんどくさいということもあったから、子供たちだけでなく、親から見てもこれだったら続けたくないなと思ってしまった。

今のところ知る限りでは、これだけ手軽で、しかも安価に英語勉強できる教材はないと思うのだが、アプリの品質が一番のネックだったように思う。

無論、3か月では英語の上達なんかするわけないので、この部分に関しては残念ながら検証できなかったが、また別の方法を考えて勉強する癖をつけていきたいと思う。

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