暗殺教室(2015)
ご存知、漫画をベースに実写化した映画である。
主演は山田涼介、そしてメインキャラであるコロ先生の声を嵐の二宮和也が演じている作品だ。
漫画がベースなのでという理由も変だが、現実的な話ではないのでいわゆるSF映画になるのだろうか。
ストーリーを文章にするとこれまたおかしな話になるが、地球を滅ぼすと宣言しているコロ先生がとある中学校の落ちこぼれ3年生クラスの担任として赴任し、生徒に卒業までに自分を暗殺するように命じるというお話だ。
暗殺というタイトルからはシリアスな物語を連想するが、中身はコメディに近くて時折笑いながら気軽に観れる作品になっている。
また、暗殺を命じるとともに生徒に対してはしっかりと勉強を教えるところなんかもおもしろい。
映画の中で「殺し屋は綿密に立てた作戦が失敗したときに備えて、より綿密な作戦を用意しておく」というセリフがあるのだが、それと同じように人生においても、自分はこの道を進むと決意したとしてもなんらかの理由でその道が閉ざされたときに次の手を打てるようにしておくことが大事なんだと続けたセリフが特に印象的だった。
そんななるほどなと思わせる一面もありながら、やっぱり基本はコメディなので家族で楽しんで観るにはいい作品だと思う。
ちなみにこの映画は「暗殺教室〜卒業編〜」に続くという形になっていて完結しないのでご注意を。
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