これからのお金の教科書
前回読んだ「DIE WITH ZERO」と言っていることは似通っているが、驚いたのはこれを同い年の人が書いているということだ。
世の中賢い人はいくらでもいるもんだ。
ホリエモンのように誰もが知っている人だけが優秀なわけではないということを改めて実感させた書籍でもあった。
内容を要約すると、お金というものに執着をするのなら、それ相応にしっかり考えて行動しなければならないということを様々な角度から教えてくれるのがこの本ということになる。
それはキャリアの積み方もそうだし、住宅に対する考え方もそうだし、投資に対してもそうなのだが、とにかくお金が欲しい割にはそれほどお金のことを真剣に考えていませんよね?ということをズバッと指摘しているのだ。
こういう考え方で生きているなら確かに成功するだろうし、逆にこういう考え方ができないから自分はふつーの人間なんだろうなと痛感した本だった。
同じ年数を生きているのになぜこうまで差がついてしまったのか?とひがみたくもなるわけだが、それは考えてきたことや行動してきたことが違うからというシンプルな要因であるわけだ。
なかなかふつーの人間が著者と同じように行動したとしても、著者のように深く考えることができないので成功するイメージはまったく持てないわけではあるが、行動力や思考パターンについては大いに学ぶ余地はあると思っている。
とにかくもっと考えて行動して生きる!
これに尽きるのではないだろうか?