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我が家で発生した家事のイライラもやもや


夫婦のお財布事情はさまざまだと思うが、我が家は共働きなので毎月同じ金額を生活費として出し合っている。

のだが…

とある事情で、夫が入れるお金の比率を少しの間上げてもらっている。そして、お金を余分に払ってもらっている分、私の方の家事の比率を増やすということを2人で決めた。

自分も納得して決めたし、序盤から積極的に家事をするように心がけた。
夫が家事をしようとすると、「大丈夫、わたしがやるから!」「座ってて平気だよ」「…(私がやるねという目配せ)」等々、お金を多く払ってもらっているという後ろめたさから、夫を阻止して家のあらゆる家事をやり始めた。

そんな生活を続けていくうちに、私の気持ちに変化が現れた。

「あれ?いつの間にかほとんどの家事を私がやってない?」と、イライラもやもやに陥ったのだ。
いつもより少ない額ではあるが、家にお金は入れている。なんかほとんどやってるのはおかしくない?あれ?どうしよう、家事をしない夫をみるとイライラしてしまう。これはいかん。

夫の優しさを撃退して、自ら家事を抱え込んだ結果がこれ。自分が逆の立場だったら、やらない方がいいのかも…と夫と同じようにもちろん手を引く。

体調が悪いわけじゃないし、自分の性格上家事の比率を上げる同意はそのまま行きたい。でも全部やるのはなんか違う。

ああ〜自分の態度から派生した状態だからなんとも相談しにくい。そもそも、相談するにしてもどう伝えればいいんだろう…。

色々考えた結果、家事の時給を決めて、出してくれているお金をその時給で割り、私が余分に家事をすべき時間を算出した。それを更に1ヶ月の日数で割る。
家事を余分にする1日の時間の目安を決めて、オーバーしている分は一緒に家事を分担してほしい、と夫に提案することにした。

夫は話を聞いて二つ返事で賛成してくれ(ありがとう)、そこからはそれを加味した程よい分担で家事が動いている(と思う)。
(と思う)と書いたのは、時間はざっくり勘定なので。そこまで細かく測ったり、決めたりはしたくはないのだ。

状況によってはどっちが払うとか、やるやらないに構ってられない時ももちろんある。色々な夫婦、家族の形があるから、この解決方法に違和感を感じたり合わないと思う人もいるはず。

ただ、今回のこのすったもんだによって、
・今までも「なんとなく」分担してきたけど、そもそも家事の分担ってまじで難しい〜
・2人とも理解して納得できる、具体的な数字を共有するのがいい
・家事の時間を金額でざっくり表したことで、家事量の夫婦間の偏りが少なくなる気がする
・夫婦生活ってトライ&エラーの繰り返しだな
ということを改めて感じた。


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