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2021年7月18日『逆噴射の夜』

念願叶ってやっと生で観られました。
NUMBER GIRLというバンド。

感無量でしかないので、遅ればせながら記憶の記録を。

わたしがナンバーガールを知ったのは、2009年ごろ。

当時大学生でいろんなバンドを知り、ライブに行っていた頃、多くのバンドがナンバーガールに影響されていることを知り、このバンドを知った。

初めて聴いたとき、サウンドや歌詞に衝撃を受けた。
完全に虜になり、そこから12年間、音源だけを聴いてきた。

自分が知ったときにはすでに活動休止しており、それも方向性の違いによる無期限活動休止のため、自分の人生でナンバーガールを観ることは叶わないんだろうな、と思っていた。
ZAZEN BOYSやVOLA&THE ORIENTAL MACHINEでメンバーそれぞれの活動を観ることはできたが、本人たちが演奏するナンバーガールは観ることができないと思っていた。

しかし、2019年、突然の奇跡の活動再開。

これはもう行くしかないとチケットを取った、Rising Sun Rock Fes.は残念ながら台風により公演中止。

そのあとの全国ツアーはチケットが取れず、2020年5月の日比谷野音は悲願のチケット当選。しかし初めての緊急事態宣言により公演中止。

と、何とも運がなかったのだが、今回ワンマンに当選。

今回も公演日直前にまたも緊急事態宣言が出てしまったため、どうなるかと思っていたが、無事公演は決行となり、観に行けた。

ライブハウスだけど、指定席着席での鑑賞。
ロックバンドとしてイレギュラー中のイレギュラーではあるが、そんなこと気にならないくらい、盛り上がっていた。

ステージだけが煌びやかにライトアップされ、みんなが手を高く挙げて拍手をする中登場したあの4人を観たとき、涙が出そうになった。

自分がこの場にいられることが信じられなかった。

彼らが演奏する曲すべてが今まで耳だけで楽しんできたもの。
生で演奏する姿を観て、ライブならではのアレンジが加わっていて、音に合わせたライトニングも、ただただかっこいい。感動。

約2時間、本当に、現実ではないのではと疑うような時間だった。


本当に最高だった。
ナンバーガールという音楽に出会えてよかったと思った。

次はいつ観られるかわからない。
もしかしたらもう観れないかもしれない。
だからこそ、今回落ち着いて観れた環境は最高だったと思う。


やっぱりライブって最高だなと月並みに思った。

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