
【Day11】◾️『天才 vs. 秀才』で争う3つのトラブル。【#100日チャレンジ】
こんにちは。「noteで+月収5万円」を達成する中崎です。
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前回の記事から、まずは「天才」と「秀才」の間で起こる諍いに注目する、と宣言しました。
そして今回、私は「天才と秀才にこそ、タッグを組んで欲しい!」と欲張る仲介者(アンバサダー)。
という訳で仲介の第一歩は「トラブルの発生要因」の言語化です。
そもそもの「どんな時に、天才と秀才の間でトラブルが発生しやすいか」の事例を把握しておけば、彼らが行き詰まった時に"言語化"することでモヤモヤを解消出来るかと。
よって、まずは己の実体験を元に綴ってみましょう。
それではどうぞ。
▼「己の天才性」に気がついてしまった上で、それでも組織と関わる方法。
◾️①『前任者が失敗した任務』を解決しちゃった。
そんなバカな、と思うかもしれませんがマジのマジでございます。
多分あなたにあったのは"善意"そのもので、まさか誰かを貶めて自分の地位をハッキリ確保したかった、なんて悪意はないでしょう。
ないのはそれでダイジョブですが、問題なのは「以前失敗した側」からすると「自分が無能だった」という証拠を晒された位にキッツい辱めを(勝手に)感じる事です。
上司からは「格付け」されたように感じ取り、部下からみても「どちらを尊敬すべきか」と比較され、何より「自分の上位互換」が現れたことで、今までコツコツ積み上げて来た努力が崩落するような…
シンプルに"失脚"や“左遷""リストラ候補“の悪夢がちらつく位に大変な恥辱です。
ただ、別に「たまたま適性があった天才」が「王道を積み上げてきた秀才」に全て勝るか?と言えばそんな事はないのです。
そもそも「常識が通用しなかった」扉には「別世界の常識」の鍵でなければ開かない訳で、そして「別世界の常識」の鍵では「自分たちがよく使う常識」の扉を開けられるかは分からない。
謎のインド式計算術だけ得意でも、普通の九九は“何故か足し算でしかこなせない“ようなイメージです。
また、社内でよく使う「常識」「手順」をぽっと出の天才が“後輩たちに正しく教えられるか“に関してはほぼほぼ期待しない方が良いでしょう。
この能力は得てして「秀才」の特権なので。
そもそも「新しく入ってきた味方」を内輪で敵扱いする時点で愚かにも程がありますが…
まぁ「感情」「本能」を制御し切るのはそれこそ人間として異端にも程がある。
天才側の対策としては「前任者がいなかったか確認する」and「前任者に話を聞いて、“だからこそ解決できた"と納得できる流れを仕掛ける」事ですね。
『後医は名医』ともよく言います。
また秀才側としても「どうすればコイツを自戦力に組み込めるのか?」と思考を転換するのも良いかもしれない。
「組織」というフィールド自体が「秀才and凡人」に完全に有利な土俵です。
ほっとくと天才は組織に馴染めず勝手にいなくなるので、まずは「味方に出来なか」をじっくり見極めても遅くはないでしょう。
◾️②『組織の成長フェーズ』が"育児"に移行中。
この段階になってから「天才」が活躍するのは凄まじく分が悪いです。
というのも、「種を蒔く」とか「芽が出る」「苗が成長する」という段階では天才による刺激が有効ですが、一方で「発芽を待つ」「水やりを毎日行う」「一定間隔で雑草を抜いておく」みたいな"じっくり育む"段階で求められるのは『再現性』を得意とする秀才側です。
どんな恋愛結婚でも「その後の夫婦生活」はよっぽど長く。
どんな子育てでも「成人するまでの時間」はあまりに長い。
既に「今後の種まき」を済ませた後に畑を掘り返すのは当然アウト。
逆に「今育てている苗」が上手くいかないようなら「天才」による別ルートに期待が持てます。
しかしそれはあくまで別ルート。
こういう時の天才性は「社内」ではなく「副業」「趣味」として発芽を促すのが良いかもですね。
◾️③『日頃のコミュニケーション』を互いに怠った。
→→→"""900パーセント・コイツが悪い"""←←←
ぶっちゃけ①とか②なんて些細なケースです。
①は知識があれば事前に防げるし、②はフェーズが変わりそうな段階で当人と話をするだけで良い。
ですが、起きうる問題の殆どが"コレ"ですね。
天才側からすると「自明の理」だから説明を怠って、秀才側からすると「身勝手な自己中」「凡人以下の問題児」にしか見えてないから話を聞かない。
そりゃあ「天才と秀才をつなぐ人」や「秀才と凡人をつなぐ人」「天才と凡人をつなぐ人」はたまにいますけど?
でもだからって「当人同士がまともにコミュニケーションすら取る気がないなら、コッチだってわざわざ貴様らをつなぐ理由が一個もねぇぞ???」と途方に暮れる仲介側(アンバサダー)の苦労も分かってくれよ。
「天才」側は「如何に組織にメリットがあるか」を工夫しなきゃいけないし、
「秀才」側は「デメリットを超えたメリットの想定」のソロバンを弾くべし。
というかそもそも「会社に必要と感じたから」会社が予算かけて広告して面接して審査して採用まで進んで"今"があるので、そこはどうかもうちょっと汲んで頂きたい。
その上で「組織のデメリットがデカ過ぎる」のならちゃんと然るべき部署に報告すべき。
間違っても私情で勝手に戦争するな。
敬意はどうあれ、「組織」で組まざるを得ない時点で「コミュニケーションを怠る」のはそもそも組織人の資格なし、という事です。
◾️まとめ。
▶︎「disコミュニケーション」の時点で天才・秀才どころか「問題児」。
ほとんど全ての人が出来ない事は承知の上で、だけど「連携」が取れないのならもう「一匹狼」で全ての責任を取るしかありません。
※一匹になった時点で世界の全てとコミュニケーションする必要が出ますけど。
重要なのは「双方の目的」を共有した上での交渉、『ゲーム理論』。
安易な「vs」ではなく「with 〇〇」のコラボを狙うべし。
ではまた!
◾️次回予告:
第12回は「中崎なら天才を組織にどう繋ぐ?」というお題です。
「才能を鑑定する」からこその"活かし方"を解説します。
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◾️余談。
「disコミュニケーション」で思い出しましたが、中崎一推しの漫画がこちら。
これ一見すると「スプラッタ系ギャグ漫画か?」と思うようなシュールな笑いもありますが…
いやぁ「チームビルディング」「上官と部下の師弟関係」「成長していく子供たち」の物語としても無茶苦茶オモロい。
好きなキャラは圧倒的に主人公の「デルウハ殿」ですが、それ以外だとメインキャラの「よみ」「いちこ」「いつか」の3人がお気に入り。
それぞれ別の角度で成長します。
具体的な魅力はこのYouTube。気になる方は、是非とも読んで!!
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5月末までに「noteの過去記事が月5万円の収益を生む状態」を目指します。 3月末で退職予定。自分の稼ぎは自分で作る!
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